花図鑑 ～ユリ咲き＆パーロット系～ [花図鑑]
まだあるのっ？！ っていう声が聞こえてきそうですが、まだまだ。 すみません、ここまで来ると、もう写真整理のための図鑑のような・・・。
今回は、ユリ咲き系から。
ユリ咲き系とは、その名の通り、ユリのように咲くもの。 これも晩生タイプで、遅い時期に咲きます。
上の写真の黄色は、まるで、お星様のよう。 このチューリップは、nr.92 'Lemon Merenque' とありました。
レモンメレンケ？ レモンメレンク？ 何でしょう？ ネットで調べると、この単語の後に、pie パイ とついてたので、お菓子なのかしら・・・。
でも、横から見ると、底が深くて、壺のよう。 花開く前のツボミは、細長く、すでに先が尖っています。
このオレンジ色は、Ballerina （バレリーナ）。 先ほどのより、花びらは尖っておらず、少しなめらか。 花びらは、先端に行くにつれ、外側に反り返っています。
とても背が高く、茎もかなり細いです。 その背丈の割には、葉っぱがそれほど大きくなく、下の方に。 つけられた名前のごとく、スラリと伸びたその姿は、鍛え上げられてはいるものの、しなやかさを備え持つバレリーナの肢体を思わせます。
さて、お次は・・・
ずらりと並んだピンク色。 少し、くたっと、たれたような花びらは、ウサギの耳みたい。
これらは、Yonina （ヨニナ）。 白い縦筋の入ったピンクの花びらで、底のほうは白にうっすら紫色。 Yonina ヨニナ は、ヘブライ語の女性名のようで、意味は「dove（鳩）」なのだとか。 チューリップの他に、同じ名前の薔薇があるようです。 その薔薇は、白い色。
でも、ユリ咲き系で、私が好きなのは、こちら・・・
Aladdin(アラジン）。 赤い花びらで、底のほうは、白から黄色へ。 思い出すのは、「アラジンと魔法のランプ」。 でも、ちゃんと読んだことはなくて、いつも「アリババと40人の盗賊」と混乱。 さらに、このタイトルでさえ、ずっと30人だと思い込んでいたので、10人も盗賊減少・・・。
下から見上げれば、こんなふうに。 茎の緑から、花びらの黄色・白・赤への色の移ろいが、とてもキレイに見られます。 外側に反り返った花びらが、少しウェーブしてるので、メラメラの燃え上がる赤い炎みたい。
こちらは、パーロット系。 オウム咲きとも言われます。 晩生タイプなので、写真を撮った時期には、まだまだ咲いているものが少なく、キューケンホフ公園では、この一種類だけ。
緑色のツボミから、赤やオレンジ色がのぞいています。 これは、Blumex（ブルメックス）。 意味は何でしょうね。 同じ名前の、花の輸出入の会社がオランダにありますが・・・。
花びらが、ビロビロ～っとしているので、咲くと・・・
こんなふうに、バラバラ・・・。 まとまりのない、とても個人行動重視な雰囲気に。 開ききると、ちょっと怖い。 でも、どこか気になる存在で、怖いもの見たさで、忘れられない存在です。
この花束は、強烈そう・・・。
ユリ咲き系は とても 清々しくてスッキリしていますね。
小人目線が 楽しいです。
by ami (2008-06-11 21:59)
花の形もここまで来ると、もはやチューリップとは呼べない様な気さえしてきますねぇ・・・。今までのチューリップだってすごく珍しいなぁ、って思ったけど、今回のユリ咲き系にはつくづく吃驚です。Blumexのこのビロビロは確かにコワイかも～（＾＾；。
by yk2 (2008-06-11 23:50)
こんなにいっぱいいろんなチューリップを作って、最初に作った神様はどんな風に思っているのかなあ・・・この品種改良はお米よりすごいですね。
by めぎ (2008-06-12 04:24)
チューリップ、ホント見ごたえがありますね！
見ていて楽しいです～(^^)
パーロット系は咲ききらない方が綺麗ですよね・・・
(;^_^A アセアセ・・・
by blume (2008-06-12 09:49)
バレリーナは片足のトーシューズでポーズをとり
バランスをとっているかのように見えますね。
オウム咲き・・っていうのは
なんともぴったりというか、そういうイメージがしますよね。
キューケンホフでは、最後の方は、めずらしくて、強烈な品種に
酔ってしまいそうになったのを覚えています。
by rino (2008-06-12 09:59)
私はアラジンとハクション大魔王が…。
ダンナが写真を見て、「昔、花の子ルンルンをみていたとき、こんな花が
あるもんかいっ、て思っていたんだけど、あるんだなー、失礼しました…」
と言っていました。
新種だとしたら、たしかにあの頃はなかったかもですがー。＾＾；
by はっちん (2008-06-12 10:34)
ユリ咲き系のチューリップは原種に近いのかなぁ～
トルコでタイルや絵皿に描かれてるチューリップはアラジンみたいな感じですね。
大人になって千一夜物語を読んで、子供の頃読んだアラジンやアリババと違うのでちょっとショックでした。
by miffy (2008-06-12 14:27)
綺麗なチューリップ！
ユリ咲きやバレリーナなど、本当に見事ですね～
by ゼイバーズ (2008-06-12 16:54)
ゆり咲きというんですね。本当に百合のような美しいチューリップです。
ブルメックスの咲き始めはなんともグロテスクというか・・・
でも花が開いたらとっても個性的で美しいですね。
by luces (2008-06-12 18:47)
下から見ると可愛いですね～！
赤いのは私も植えたことがありますが、放置しておいても次から次へと芽が出てきて年々増えてました。
私が植えたのは葉っぱの部分に黒っぽいラインがあったので別の種類かもしれませんが
by ミカチ (2008-06-12 20:00)
きれいに開いたチューリップ♪
見たことのない種類もあるので、本当に
写真が楽しい(＞▼＜)
by ぴーすけ君 (2008-06-12 20:46)
これは室内にあったものですよね。見ましたよ。写真も撮りました。
by michael (2008-06-12 21:05)
チューリップといっても本当に色々な種類があるのですね。
拝見できて嬉しいです。「まだあるのっ？！ 」なんて申しません。
もっとたくさん掲載してくださいね。
by kojirou (2008-06-12 22:09)
これはほんとに図鑑ですよ～(^_^)/素敵☆
by 夢空 (2008-06-13 00:13)
ユリ咲き系は日本でも結構人気あるんですよ～。
私もバレリーナやアラジンはアレンジの花材でよく使います。
パーロット系は超個性的ですよね。
これを使ってアレンジすると、どんな作品になるかな～と想像が膨らみます＾＾；
by MOCOMOCO (2008-06-13 10:20)
Blumex（ブルメックス）の蕾は、ハートじゃなくて「心臓」に見えます。。。
ちょっとコワイ。
Yonina （ヨニナ）は、薬屋さんの前に立っているウサギのマスコットを思い出しました。
ゾウは「サトちゃん」だったと思うんだけど、ウサギさんはなんて名前だったかなぁ。。。
by てんとうむし (2008-06-13 22:11)
→xml_xsl さま、satoe さま、yukitan さま、Krause さま、
takemovies さま
nice! ありがとうございます。
→ami さま
ユリ咲き系は、細身でスラリとして見えますね♪ 畑だったら、かくれんぼしても丸見えになりそう・・・。
→yk2 さま
様々な品種改良が行われてきましたが、原種系のものも、え゛っ？！っていうくらい驚きの形がありますよ。 お楽しみに♪
パーロット系は、赤いものが全開になると、と～っても怖い雰囲気です。 夢見そうな・・・。
→めぎさま
お米の品種もおおいなぁ、って思いますが、チューリップもスゴイ数ですよね。 葡萄の品種も多いし。 神様も、庭にたくさんのチューリップを植えて、多数のワインを取り揃えて、満喫してくれてたらいいなぁ。
→blume さま
パーロット系、ツボミでも、ちょっと怖い感じですけどね♪ パーロット系の畑、ものすごいでしょうね・・・。 ある意味、圧巻かも。
→rino さま
キューケンホフに9時間いたら、もう、「目をつぶればチューリップ」状態でした・・・。 なのに、チューリップの時期は、畑にまで行きたくなるんですよねぇ・・・。
→はっちんさま
「花の子ルンルン」ですか・・・懐かしい・・・とは言っても、私は、なんだか気恥ずかしいものがあって、ほとんど見てなかったのですが・・・。 でも、主題歌は、知ってますよ～。 ハクション大魔王も♪
→miffy さま
原種にも様々な形があるみたいです。 かなり背が低いものも。 いつか原種系も記事にしますね。 トルコのタイルや絵皿、とってもきれいでしょうね♪ あちこち旅されて、珍しいものたくさんご存知のmiffy さんが、うらやましいです♪
→ゼイバーズさま
パーロット系も、ブルドッグみたいで、なんだか気になる存在です♪ 怖いけど可愛いみたいな。
→luces さま
パーロット系でも、「アプリコットパーロット」という名のチューリップは、とてもチャーミングなんですよ♪ 色によって、表情がまったく変わるのも、面白いところです。
→ミカチさま
ライン入りの葉っぱですね。 もしかしたら、撮った中に、あるかも。 放置してても増えてくれるなんて、私向きだぁ♪
→ぴーすけ君さま
秘蔵・・・というわけでもないですが、もっと驚きのチューリップ写真ありますので、どうぞお見逃しなく♪
→michael さま
そうです、レストラン併設の温室みたいなところにあったものです♪ まだまだ野外のは、ツボミが多くて・・・。 寒さから逃れて室内撮りに、というのもあったのですが。
→kojirou さま
そのお言葉に甘えてしまいますよ♪ これでもか、というほど、ありますので・・・。
→夢空さま
エビネさんの写真もあるので、花の記事がたっぷり続くかも知れません♪
→MOCOMOCO さま
パーロットでも、アプリコットパーロットやトロピカルパーロットは、アレンジに使ってもかわいいでしょうね♪ でも、オレンジのブルメックスはまだマシなほうで、真っ赤なパーロットは、強烈でした・・・。
→てんとうむしさま
赤いパーロットのツボミは、ホント、血管の浮いた心臓みたいで、怖いのっ。薬屋さんの前のウサギさんは、確か、「ピョンちゃん」だったかな？ あと、カエルさんもいましたよね、うがい薬の。
by Inatimy (2008-06-14 06:07)
→いっぷくさま、Ballacki さま
nice! ありがとうございます。
by Inatimy (2008-06-18 05:48)