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気ままに観るミュージアム [オランダ]

 昼食後、自転車に乗ってやって来たのは、De Hoge Veluwe デ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の中にあるミュージアム。  名前は、Kröller-Müller Museum クレラー・ミュラー・ミュージアム。 クレラー・ミュラー夫妻が集めた美術品をたっぷりと楽しむことが出来ます。

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ここに来るのも3回目。 来るたびに、門を入ったところに立つ、このおじさまの像を撮ってます・・・。 ここは、ミュージアムカード適応外。 入館料は、この公園内に入る時に、すでに支払い済みなのでチケットのバーコードを読み取らせると、中に入れます。 ※ 2008年8月現在、公園だけなら7ユーロ(約1,155円)、公園+ミュージアムなら14ユーロ(約2,310円)。 

 企画展もあるので、新しいものも、観られたり。 

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  中央に鏡。 窓の外の緑が写るように撮りました。 なんだか分からないけれど、色がキレイ。 飴みたいなつややかさ。 

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 通路の両側にある小部屋は、こんな感じ。 壁は白。 天井から入ってくる外の光で、見え方がナチュラル。 この写真の作品は、Bart van der Leck バルト・ファン・デル・レック(1876-1958) というオランダ人画家のもの。 左側の作品で、ふと連鎖的に思い出す、他の画家の名前・・・モンドリアン。 

 黒い縦横の線に、ところどころ赤・青・黄色が塗ってある絵のPiet Mondrian ピート・モンドリアン(1872-1944) もオランダ生まれの画家。    

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 英語では「Farm near Duivendrecht, in the evening」。 日本語にすると、ダウフェンドレヒト近くの農家、夕方に・・・という意味のタイトルの約1916年の作品。 ダウフェンドレヒトは、アムステルダムの南東6kmほどのところにある場所だそうです。 モンドリアンも、こんな絵を描いてたんですね・・・。 

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 これもモンドリアン。 「Composition with grid 5: lozenge, composition with colours 1919」 というタイトル。 地味な色合いですが、こんな障子があったらオシャレだなぁ・・・と思ったのでした。 

 このミュージアムの見所・・・と、よくガイドブックで紹介されるのは、Vincent van Gogh ゴッホの絵。 

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 『星空のカフェテラス』といわれる「Terrace of a café at night」や『糸杉』の「Cipresses with two figures」。 このカフェテラスの絵が好きだと言ったひとことで、昔、Kamoさんが、日本からここまで連れて来てくれました。 

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 ゴッホ「The potato eaters」馬鈴薯を食べる人たち』。 アムステルダムのゴッホ・ミュージアムにも、ありますね。  

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 今の季節、ひまわりの小部屋がありました。 ひまわりがテーマの絵ばかりを集めた部屋。 入り口横には、本物のひまわりのアレンジメント。 小部屋の天井には明り取り。 自然光のミュージアム。 

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 正面奥にあったのは、ゴッホ「Four flowers gone to seed」。 日本語では『切られた4本のひまわり』や『四輪の枯れたひまわり』というのかしら・・・。 

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 でも、気に入ったのは、これ。 オランダ人 Julie de Graag ユリー・デ・フラーハ (1877-1924) の「Novenber(Sunflower)」という作品。 ノートの表紙が、こんなのだったら、いいなぁ・・・と。

 他にも、このミュージアムには、有名な画家の絵が・・・。  

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 Auguste Renoir オーギュスト・ルノワール「The café」や、「The clown」。 左は、ともかく、右のクラウンの絵は、ルノワールが描いたものだと知って、ビックリしました。 くっきりと人物が描かれていて、衣装の蝶の柄がスゴイ。 

 で・・・・・絵の楽しみ方は、人によって、さまざま。 ここから先は、私の視線で。  

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 チューリップ。 色とりどりの大小の点々が集まって出来た絵。 背が低いので、絵の上のほうを撮ると、天井の明り取りが反射して写りこんでしまいます・・・。 

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 右のポール部分をさらに、じっくり見てみると・・・こんなにたくさんの色。 印刷物の網点を見ているかのよう。 新聞の白黒やカラーの写真部分をルーペで拡大して見てみると、小さな点がたくさん集まってます。 印刷物の場合は、4色が基本ですが。 この絵の部分は、何色ぐらい使っているのかしら・・・。  

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 おじさまの顔も点の集まり。 眉毛に、水色、茶色、薄い緑・・・? 現実には、眉毛にこんな色を塗ると、スゴイことになりそうですが・・・。 これらは、点描と呼ばれる絵画の技法。 

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 観ていたのは、こんな絵でした。 Georges Seurat ジョルジュ・スーラ(1859-1891) の「Le chahut」シャユ踊り』という絵。 フレンチカンカンを踊ってる様子。 チューリップのあたりを見上げて撮ったことから、この絵の大きさが、だいたい伝わるでしょうか・・・。  

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 これも点描画。 手も、服も、大地も、背景の建物も、全部、点の集まり。  

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 様々な色の点が、全体の色合いを表現しています。 オランダ人画家Cris Beekman クリス・ベークマン(1887-1964) の作品「Workmen」 労働者たち。 絵の雰囲気に合わせたブルーグレーの額も素敵です。 

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 絵の具たっぷり。 左上から右下へと重なり合う筆の跡。 単に、適当に塗っただけじゃないかと思うその部分は・・・・・・ 

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 ・・・このゴッホの絵の池の手前の部分。 タイトルは、「Wheat stack under a cloudy sky」。 曇り空の下の干草山・・・とでも訳すのかしら。 

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 時折、正面からだけでなく、近づいて、斜めから観てみたり・・・。 こんもりと盛り上がった部分もあります。 この、一筆一筆が、この画家の生きていた証なのかな・・・。 

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 観ていたのは、この絵の左側部分の干草のかたまり。 これもゴッホ。 「Wheat field with reaper and sun」。 刈り取る人と太陽のいる麦畑・・・かな。  

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 人物画の肩の向こうに、。 あ、ひげが青い。 

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 これもゴッホの、1889年の「Joseph Roulin」郵便配達人ジョゼフ・ルーラン』。 昔、美術の教科書で見て、背景のお花の壁紙が妙に可愛くって、印象に残ってた絵。 

 ボストン美術館には、その前年、1888年に描いたゴッホの同名作品があるそう。 こちらは、椅子に座った人物画。 その郵便配達人の絵を観ると、思い出すのが、佐伯祐三(1898-1928)。 ゴッホを敬愛したという彼は、『郵便配達夫』という絵を描いています。 今年、2008年は佐伯祐三の没後80年で、日本でも展覧会があったようですね。 

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 干草の山の向こうに見える建物と働く女性。 この建物、高床で、下は通り抜け出来るように見えますね。 それとも、建物の手前に木が生い茂ってるだけかしら・・・。 

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 観ていたのは、こちらの、左上の部分。 ゴッホ「Wheat stacks in Provence」。 プロバンスの干草の山。 こんな風に、好きな部分だけを切り取って、写真に撮るのが好き。 自分だけの絵の世界。  

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 皆で、川で洗濯ゴシゴシ。 奥の女性は、手で絞っているのか、もしくは、洗濯物を広げているのか・・・。 手前には、半分沈んだ小舟。 水面に広がる波紋。 石でできた橋げたのようなものが見えますね。   

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 跳ね橋。 ちょうど、橋の上を、幌馬車が通っていくところです。 木の橋で、きっと、ギシ、ギシと軋んで、馬の蹄の音が、ドンドン・・・と響いたかと思うと、やがて石の上をカッポカッポと歩き、その後は、舗装されてない土の道をゆっくりと去っていくんでしょうね。  

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 ゴッホ「Bridge at Arles(Pont de Langlois)」アルルの跳ね橋(ラングロワ橋)』。 持っていた美術の教科書の表紙でした。 これを描いたのは、ものすごく天気が良い快晴の日だったんですね。 背景の空に雲ひとつない、絶好の洗濯日和。 アルルの跳ね橋の絵は、複数あるそうです。  

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 微妙な絵の具の混ざり具合。 目の前に広がる風景を、どんな風に分析して、カンバスにのせる色を決めていくのかしら・・・。 

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 観ていたのは、中央右あたり。 Camille Pissarro カミーユ・ピサロ(1830-1903)の「February, sunrise, Bazincourt」・・・2月、日の出、Bazincourt・・・最後のは、フランスの地名のよう。 ピサロはフランスの印象画家。 Paul Signac ポール・シニャック(1863-1935) の影響で、点描画も始めたそうな。  

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 こちらは、結構、塗りむらがあるような、カンバスの表面。 黄色、ピンク、紫、水色、緑・・・これを離れて観て見ると・・・

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 ほんわか、ロマンチックな雰囲気に。 観ていたのは、帆船の左に建つ塔のあたり。 これが、Paul Signac ポール・シニャック の絵「Harbour of Marseilles」マルセイユの港』。 新印象派のフランス人画家。 

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 こちらは、また違った塔の雰囲気。 でも、ほんわかとした空気は一緒。 描いた人は、そんな人柄だったのかもしれませんね。   

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 同じく、ポール・シニャック の作品、「View of Collioure」コリウールの景色』。 コリウールとは、フランス南部、スペインとの国境近くにある港町。 

 ポール・シニャック は、わりと好きな画家。 でも、すぐに名前を度忘れしてしまう・・・。 何だっけ・・・酔いそうな名前の・・・って。(お酒のコニャックに似てるから。)

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 黄土色緑、濃い緑、淡い緑・・・赤、白、藤色・・・。 右へ、左へ、揺れる筆先。 

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 ゴッホ「Enclosed wheat field with rising sun」。 『日の出の囲まれた麦畑』・・・かしら。 麦畑に、何か他の植物の花も咲いていたんですね。 

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 日傘を差して、畑の中を・・・。 太い筆の跡、細い筆の跡。 いろんな色で、たっぷり絵の具の盛り盛り。 これで、1枚の絵ではなくて・・・

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 観ていたのは、ほんの左の部分だけ。 ゴッホ「The green vineyard」緑の葡萄園』。 これが葡萄園・・・なんだか持っていたイメージと違う。 

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 寒そうな色。 犬と、その後ろには、少年たち。 

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 オランダ人画家、Isaac Israëls イサーク・イスラエルス(1865-1934)の「Transport of colonial soldiers」植民地部隊の移送』。 かなり大きな絵です。 二対の伏せをしたライオンの像。 人々の後ろには、運河に浮かぶ船の帆柱。 アムステルダムの町かしら。 

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 おっと、危ない、危ない。 馬にひかれそう。 慌てて氷上を移動する少年。 後ろのほうには、集団肖像画に出てくる人たちがかぶっているような帽子の人がたくさん。 

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 オランダの画家 Hendrick Avercamp ヘンドリック・アーフェルカンプ(1585-1634) の「Ice-scene」。 『氷の場面』といえばいいのかしら。 この画家は、冬のこういったシーンを描くのがとても得意だったそう。 

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 船の上に怪しげな三人衆。 舟を漕ぐ人、中央にどっしり座った人、その後ろには、袋を担いだまま立ち乗りの人。 それを橋から眺める青い服の人。 手前には鹿。 

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 観ていたのは、右端部分。 お城の建つ急な崖の手前あたり。 ドイツ人の画家 Lucas Cranach de Jonge ルーカス・クラナハ(息子)(1515-1586) の「Stag-hunting」。 ・・・『牡鹿ハンティング』かな。 同名のお父さん Lucas Cranach de oude ルーカス・クラナハ(父)のほうが有名みたいです。  

 いろいろ観て回った中で、この日の気分で決めた一番のお気に入りは・・・

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 ・・・この絵。 ゴッホ「Interior of a resutaurant」。 訳せば、『あるレストラン内』。 クロスが掛けられたテーブルの上には、食器やグラスがセッティングされ、それぞれちょっと異なる花器にたっぷり花が飾られています。 壁には、絵と、町の案内地図のようなポスター。 天井からぶら下がる丸い照明もなんだか可愛い。 さて、何を注文しようかな。 海沿いの町のレストランだったら、やっぱり、シーフードがいいな。 それに合うワインも選んでもらって・・・。   

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 ミュージアムカフェレストランでは、林檎のタルト珈琲。 大きくて、表面部分がサクサク。 珈琲についていたミルクがオレンジ色のパッケージで、オランダらしいな、と撮影。

 ここで、お茶の時間を楽しみながら、さっきもらったイベントガイドのパンフを見てて、Kamoさんが発見。 この日は、屋外展示の庭で、夏の特別イベントがあるらしく、夜19時30から20時30分まで、私の好きなオランダのバンドがコンサートをする、って。 

 時計を見れば、17時前。 まだまだ時間がある。 珈琲飲み終わったら帰ろうと思っていたところ・・・でも、ちょっと遅くなっても・・・ということで、とりあえず先に、場所だけ確認しに行ってみたら・・・

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 あ・・・リハーサルしてる! 目の前に、あのTVで観たバンドが・・・CDも持ってるバンドが・・・。  そのバンドの名前は、Sensuàl 。 ボーカルの女性は、Eva Kieboom エファ・キーボーム

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 持っているCD「Salve」。 ポップスジャズをミックスしたブラジルテイストの音楽。 歌詞はポルトガル語。 yk2さんが詳しいレビューを書かかれてます。→ こちら

 リハーサルで演奏した2曲を、生の歌声とともに堪能して、大満足♪ 結局、本番を待たず帰路に着きました・・・トラチが待ってるから・・・。  


タグ:museum Gogh Music
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Roseblanche

これだけの所蔵品が元は個人のコレクションだったのですか?
素晴らしいな~~~
モンドリアン、ゴッホ、スーラ、ルノワール…。
日本じゃ無理だけど、海外では写真も自由に撮れますものね。
Inatimyさんの詳細な鑑賞レポのお陰で、私もこの場に立てているような。
シンプルな館内の内装も素敵です。

お気に入りのバンドにも遭遇できてよかったですね。
ラッキー♪
by Roseblanche (2008-08-26 11:46) 

miffy

行きたかったのに時間がなくて行けなかったのでInatimyさんの記事でたっぷり拝見できてうれしいです~
実際にその場で見たようなUPの写真もたくさんあって面白かったです^^
ゴッホのカフェはアルルに行ったときに夜のお散歩中にお茶しました。
絵と同じ空間が今も広がっていて感激しました~
by miffy (2008-08-26 12:04) 

luces

とても充実した美術館ですね。気軽に鑑賞出来る環境にあるのが羨ましいです。写真も可なんですね。

by luces (2008-08-26 13:14) 

めぎ

あ、ここ、なつかしい!
日本から来ていた留学生で、とっても仲良しになった子が帰国する前に、一緒に行ったところです。ここで子供用自転車借りたんだったわ・・・
ゴッホの絵がものすごく充実しているところですよね。あんなにいっぱい有名な絵があるのに人は少なく、写真も撮り放題で、じっくり見たい絵の前で立っていられる・・・30分でも1時間でも3時間でも一日中でも。あの、素朴な何でもない雰囲気というのは、言いようのない贅沢ですね。
by めぎ (2008-08-26 15:24) 

Krause

14ユーロ払っても価値ある美術館ですね。私も欧州へ行ったときに
美術館巡りをするのがお気に入りです。
by Krause (2008-08-26 18:41) 

MOCOMOCO

素晴らしいコレクションですね!
有名な絵画がたくさんあってびっくりです!
これだけ充実していて、じっくりと写真も撮れるなんて太っ腹だわ~。
ここに何時間いても飽きないでしょうね。
私も星空のカフェテラスの絵、好きです♪この絵を見るためにわざわざここにつれてきてくれたkamoさん、素敵~♪
by MOCOMOCO (2008-08-26 20:17) 

ami

美術館レポート 嬉しい限りです。
ゴッホは 筆のタッチと 色遣いが独特ですが
実物を見ると べつの力強さを 感じるのかなと 思います。
そういえば カメラOKなのですね びっくりしました。
by ami (2008-08-26 21:17) 

ぴーすけ君

どの絵もいいわぁ~♪
ゆっくりと眺めて歩くって優雅かも(*≧∇≦*)
by ぴーすけ君 (2008-08-26 21:25) 

yk2

>こんな障子があったらオシャレだなぁ・・・

とは思いますが、貼るのはすごく大変そう(笑)。

夕方に読んだ時と、ちょっと文章が書き換えられちゃってるみたいですが、僕もInatimyさんと一緒で、絵の一部を抜き取って撮影して来るの、好きです。「私だけの」って感覚、すごく共感出来て笑っちゃいました(^^。特に点描って、部分が撮りたくなるでしょ?。僕もオルセーに行った時、やっぱりシニャックやエドモンクロスを撮りましたもんね。

SESUALのライブ・レポも読みたかったのになぁ~。
Inatimyさんは、つくづくトラチちゃんが可愛くて仕方ないんですねぇ~(^^。
by yk2 (2008-08-26 23:49) 

pica

ヨーロッパへ旅行する最大の目的は
美術館めぐりなんです。
ここはぜひ寄りたいですね。
スーラは一度も目の前にしたことがないんです。
by pica (2008-08-27 01:20) 

michael

凄いコレクションですね。
by michael (2008-08-27 11:07) 

nao

通常、ミュージアムとは撮影禁止かと思っていたので、
写真を撮っても良いんだ~とビックリ。
好きなバンドの生歌が聴けて良かったですね♪
by nao (2008-08-27 16:42) 

noie

数年前、このミュージアムから数点、日本でのゴッホ展に。
『星空のカフェテラス』を見たくて、長蛇の列に並びました。
かねがね、訪れてみたいと思っている美術館の一つでしたが、
ますます、行きたくなってしまいました。
by noie (2008-08-27 21:08) 

てんとうむし

ほんわかとしたあたたかな雰囲気の収蔵品が素敵。
Inatimyさん目線も、「うんうん、なるほど、そこがそうなってるのね」と一緒にまわっているような気持ちになりました。

ひまわりの展示室入口のアレンジに目が釘付け!
緑色の花弁と黄色のひまわり、そして紫の花。
さすが美術館だなぁ。

美術展では私も「この中で一枚持って帰れるとしたら・・・・」と仮定して「お気に入りの一枚」を決めています♪
うーん、迷うけどやっぱりポール・シニャック の「View of Collioure」 『コリウールの景色』がいいな♡
酔いそうな名前だからかな(笑)
by てんとうむし (2008-08-27 23:39) 

hatsu

自然光の入る「ひまわりの小部屋」
ステキですね。
ポール・シニャック
「コリウールの景色」も良いなぁ。
ポール・シニャック。。。覚えられるかな?

大好きなバンドのリハーサル見れたんですか?
すごーいですね。
さっそく、yk2さんのところ経由で聴いてきました♪
まったーりシアワセ気分になりますね。
ありがとうございます^^
by hatsu (2008-08-28 06:22) 

Ballacki

素敵な絵の数々!こういうの見られる環境っていいですね^^
ひまわりのアレンジメントもきれ~~い
by Ballacki (2008-08-28 23:14) 

rino

昨日帰国しました。
クローラーミュラーさんの美術館!
デュッセルドルフからもわりと近いですので平日に私も一人で行こうかと
思っていたところです。(しかし、もう少し、機会を待つことに
しました・・やはりひとりでは・・・)
主人と息子は2年前に行き、お薦めだと
言っていたので・・・。
星空のカフェテラス・・クローラーミュラームュージアム・・
Inatimyさんの思い出の場所なんですね♪
by rino (2008-08-29 23:55) 

はっちん

障子、という発想がすごいです。言われないと思いつかないです。
でも、本当に障子がこんなだったら、張り替えなしだったら(笑)欲しいー。
お花を背負ったおじさまだと思うと、巨匠の絵とはいえお茶目に感じます。
by はっちん (2008-08-31 00:34) 

Inatimy

→皆さま 
大変遅くなり、スミマセン。 

→toraneko-tora さま、yukitan さま、いささま、ka_na さま、
くらいふさま 
nice! ありがとうございます。 

→Roseblanche さま 
これらの所蔵品すべて、個人の所有だったようです。 で、この建物も、所蔵品と一緒に国に寄贈されました。 スゴイですよね・・・規模が。

→miffy さま 
本当に、あのカフェ、あるんですね~♪ 現地まで行かれたとは、うらやましいです。 私が気になった部分ばかり写真に撮ってるので、かなり偏った見方だと思いますが、楽しんでいただけてよかったです。

→luces さま 
三脚を立てたり、フラッシュでの撮影は禁止されてますが、ルールを守れば、撮影可です♪ 自然光の中での絵の鑑賞は、とても素敵でした。 じっくり、筆の動きまで見えるようで、楽しかったです♪ 

→めぎさま 
ここだったんですね~。 私も、子供用自転車にしようか、迷いました♪ 昔に比べ、かなり人は増えましたが、それでも、座ってじーっと観てられるので、私もお気に入りのミュージアムです。 いい空間ですよね。

→Krauseさま 
14ユーロ払えば、ミュージアムだけでなく、広い公園内を散策したり、自転車で走り回ったり、ガイドツアーに参加したり、いろいろ含まれてるため、目いっぱい楽しめるので、お得ですよね♪

→MOCOMOCO さま 
これらの常設展のほかにも、企画展もあって、とっても変化があります。 さらに、広大な庭には、屋外展示もあって、それらも鑑賞できますよ~♪

→amiさま 
フラッシュなしなら、OKなんですよ♪ 欧州では、撮影不可のミュージアムや展覧会もありますが、フラッシュなしなら大丈夫な場合が多く、とってもありがたいです。

→ぴーすけ君さま 
ゆっくり眺めて、何度もぐるぐるまわって、疲れたら中のカフェでのんびり。 ここのカフェのサラダはボリュームあって満足感あります♪ サーモンやカモののったサラダ♪ 

→yk2 さま 
障子はいいですよね~。 閉めていても明かりは入るし、しかも、窓の冷気を遮断してくれるし♪ どれほど、望んだことか・・・。 オランダの窓、でかいんですよ。 明るいのはいいけれど、暖房が使えない期間で気温が下がると、寒くって。 カーテンより機能的。
SESUAL、リハーサルといえど、音が良くって、歌声も惚れ惚れでしたよ♪

→pica さま 
ぜひ、いつか、ここへ♪ 満足できるミュージアムです♪ 屋外展示もあるので、それもお見逃しなく。 

→michael さま 
クローラー・ミュラー夫妻は、ものすごい集中力の持ち主だったようです。 そのおかげで、今、楽しめてるので感謝です♪ 
 
→nao さま 
フラッシュなしだとOKなので、それに甘えて、たっぷり撮らせていただきました♪ 家に戻ってからも、何度もアップで撮ったのを見て、その筆跡を楽しんでます♪ 

→noie さま 
このミュージアムからの作品が日本にも行ったんですね。 ゴッホ展、観たかったなぁ。 私が昔観たゴッホの展覧会は、百貨店の一角で行われたものでした。 そのときに、3つ並んだ「アルルの跳ね橋」を観たのですが、ひとつは、確か、個人蔵でした。 いつか、また見られるかしら。 

→てんとうむしさま 
緑の花びらのひまわりも素敵ですよね~♪ 黄色や緑に紫を合わせる補色使い、オランダ的♪ 
あのレストランの絵を見た瞬間、薔薇の村の雑誌が頭に浮かび、てんとうむしさんと一緒に海老食べる話してたっけ♪・・・と思い出したのでした。 ワイン、美味しそうなの、選んでね。  

→hatsu さま 
ポール・シニャック・・・この間、また度忘れしてしまいました・・・。 難しい・・・。 Sensual のこのCD、日本では、まだ輸入されてないようなんですが、いい曲ばかりです♪ 

→Ballacki さま 
子供の頃から、こんなスゴイ絵をみられる環境にあるオランダ人は、恵まれてますよね。 他にも、ミュージアムの数が相当ある国なので、芸術・文化に力を入れてるなぁ、って感じます。 

→rino さま 
もう、帰国されてしまったんですね・・・1ヶ月は、あっという間ですね。 今度は、ご家族皆で観に行って、サイクリングも楽しんできてくださいね♪
 
→はっちんさま 
絵って、自由に見て、感じて、想像できるので、いいきっかけを与えてくれてます♪ この障子、あったら、欲しいですよね。 仲間、仲間♪
by Inatimy (2008-09-03 05:49) 

newyork

これがクローラー・ミュラー・ミュージアムなんですね!ああ、行ってみたいです。モンドリアンのタイルっぽいのがとても素敵。ゴッホのこの「Cipresses」、今イェール大学のアートギャラリーに来ているんですよ。この間見てきました。郵便屋さんもMOMAにありました!
by newyork (2008-09-06 02:07) 

Inatimy

→TaekoLovesParisさま 
nice! ありがとうございます。

→newyork さま 
モンドリアンの絵は、一部屋たっぷりありましたよ♪
他にも、どこの国だったか、今、ゴッホ展してて、
たぶん、オランダからも絵が「お出かけ中」かも・・・。
いつか、ここに、たっぷり見に来られるといいですね♪

by Inatimy (2008-09-06 17:19) 

ミカチ

郵便配達人ジョゼフ・ルーランの絵もここにあったんですね。大きなポスターをイタリアの家で貼ってましたが、最後に持ち帰ってくるのを諦めて人に譲ってきました。後悔。。。好きな絵が多い美術館なのに未だ行っていないのが不思議なくらいです。いつか絶対に行きたい所です。

by ミカチ (2008-09-10 21:04) 

Inatimy

→ミカチさま 
いつかここでまた、「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン」のポスターを入手して、家に貼れたらいいですね♪ ふふ、好きな絵が多かったら、きっと、ショップで、どれにしようか迷うかも・・・。
by Inatimy (2008-09-13 05:32) 

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