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ル・プリウレのシャペルから [フランス・ミュージアム]

 

 陽の光の下で見つけたは、ピンク色。

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 チューリップを見ると、ついつい、お決まりのように上からも撮ってしまう。
 これはモールス・ドニ美術館の入り口に続く石畳の横に咲いていたもの。

 このは、オランダキューケンホフ公園での激写はできないけれど、
 今いる国で、を楽しもうと思う。

 瞬く間に、また別の国へ流れて行かないうちにね。

 

 話は前回の続き、モーリス・ドニ美術館の中のお話。

 『キリストの墓を訪れる聖女たち』の絵のすぐ横に入口があって・・・

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 ・・・礼拝堂が。 奥の方を見たところ。 淡いブルーとグレイの静かな雰囲気。

 モーリス・ドニが、この建物、元・施療院を買ったのが1914年。
 その時に、修復を依頼したのが、
 ベルギー人でフランスで活躍していた建築家の
 Auguste Perret オーギュスト・ペレ(1874-1954)。

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 オーギュスト・ペレの協力で、古い施療院の礼拝堂の修復も手掛ける。
 モーリス・ドニの宗教的装飾がたっぷり詰まった場所。 1928年に完成。

 元・施療院の購入から14年間もかけて作り上げてきた大きな作品。
 日々暮らす家に礼拝堂があるっていうのもスゴイなぁ。

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 後方から左前。 入口のほう。 上にちょっと張り出したバルコニーがある。

 さて、このオーギュスト・ペレ、どこかで聞いたような、と思えば、
 パリ8区にあるシャンゼリゼ劇場を設計した人。
 (シャンゼリゼ劇場が出てくる記事はこちら「オーケストラ・シート」

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 後方から右前。

 シャンゼリゼ劇場といえば、あの映画『モンテーニュ通りのカフェ』にも出てきた場所。
 登場人物たちが関わる重要な劇場

 で、その劇場の中の円い天井画を描いたのは、モーリス・ドニ
 その天井模型が、オルセー美術館にある・・・そうな。 

 ・・・ガイド本で見ただけで、まだ実物は見てないけど。

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 正面のステンドグラス

 "La vie du Christ" 「キリストの生涯」 1918頃。 
 上から、磔のシーン、最後の晩餐、キリストの降誕と3つの場面に分かれてる。

 一番上は、にされたキリストの横に、青衣をまとった聖母マリア
 足元にひれ伏すひとりの女性は、マグダラのマリアかな。 
 その周りにたくさんの嘆き悲しむ人々。

 中段の最後の晩餐のシーンでは、右上隅に、覗き込むように裏切り者の顔が。
 左上隅にある葡萄の実と同じ色合い。

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 下の段のキリストの降誕シーン。 
 中央に聖母マリアと幼子イエス。
 あら・・・右上隅に、ジャケット姿の男性。 
 右手に絵筆、左手にパレットらしきもの・・・・・・なんと、モーリス・ドニ自身の姿でした。

 左下に、うっすらと見える小さな文字がサイン。

 MAURICE DENIS
 1918-21
 avec la collaboration de
 MARCEL PONCET
 ET CH. WASEM
 GENÉVE

 ・・・とあった。 ステンドグラス制作にあたって協力してくれた人の名。

 Marcel Poncet マルセル・ポンセ(1894-1953)は、スイス生まれの画家で、
 1910年にエコール・デ・ボザールに入学。
 そこでは、『木を伐る人』を描いた画家の
 Ferdinand Hodler フェルディナント・ホドラー(1853-1918)にも師事。
 その後、ステンドグラスで賞をとったりもした人のよう。

 上の階に上がる。
 階段には、当時のナビ派の仲間のモノクロ写真が飾られていた。

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 "La Vierge au baiser" 1918頃 『聖母の接吻』

 中央に、幼子イエスを抱いた聖母マリアの姿。
 その背後、上部には、左に女性、右に天使がいるので、受胎告知の場面かな。
 下の部分には、左に剣を振り上げた天使、右に逃げる男女二人。
 ということは、楽園を追い出されたアダムとイヴ・・・か。

 上の階のバルコニー部分からよく見えた。

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 右は、"Les Bateaux roses"  ・・・『淡い薔薇色の船』

 左の青い海のほうは、見とれて、うっかりタイトルのチェックし忘れ・・・。
 でも、題名のパターンからいくと、
 きっと"Les Bateaux jaunes" 『黄色い船』かも・・・。
 この黄色の船の絵がとても気にいった。

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 "Stella Matutina" 1892 ・・・『明けの明星』 ラテン語だそう。

 大理石のモザイク画。 
 ヨハネの黙示録に、明けの明星が出てくる章があるようなので、
 何かそれに何か関連したシーンなのかな。

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 陶芸家 André Metthey(1871-1920)の
 "Cheminée Décorative" avant 1914 ・・・って、装飾暖炉ね。
 アンドレ・メッテイ? 名前は何て読むんだろう。 

 ウサギと何か動物のカラシ色のタイルが凝ってる。
 上の面にも、青がベースのウサギ柄タイル。 

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 下の階にも登場してた画家Paul Ranson ポール・ランソンは、上の階でも。

 左は、"Cinq Femmes à La Récolte" 1895  『収穫する5人の女性』
 中央は・・・忘れちゃった。
 右は、"Trois Femmes à La Récolte" 1895 『収穫する3人の女性』

 この右端の絵のタイトルプレートを見たら・・・
 もとはSiegfried Bing ジークフリート・ビングの店のダイニングルームのための装飾で、
 7枚パネルのもの。 
 で、パネル1枚を除き、ドア上部のつがここのミュージアムにあるとか。

 そのパネル1枚というのは・・・・・・えっ、新潟・・・日本にあるの?! 
 調べたら、新潟県立近代美術館が、『収穫する7人の女性』を所蔵。
 そこには、モーリス・ドニ『夕映えの中のマルト』もあるそうな。

 ちなみに、ジークフリート・ビング(1838-1905)は、通称サミュエル・ビング
 アール・ヌーヴォーに造詣が深く、パリで美術商を営むドイツ人・・・とウィキペディアにあった
 しかも日本の工芸品を扱うお店もしてたって。
 

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 Emile Galle エミール・ガレ(1846-1904)の
 "Le Chat Jaune" vers 1880 『黄色い猫』

 黄色い釉をかけられて焼かれた陶器の置物。
 ガレといえば、ガラスを重い浮かべるけれど、陶器とは珍しい。
 ガレの作るガラスの花瓶に比べると、かなりお茶目な猫。

 でも、ガレは1878年のパリ万国博覧会で、
 ガラスの他に陶器も出品して、受賞もしてる腕前なので、
 やっぱり、この猫もスゴイのかも。

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 "L’Éternel Printemps" 1908 『永遠の春』
 写真は一部。 部屋の壁は、ぐるっと、こんな淡い色調のパネルで飾られている。

 これは、ガブリエル・トーマという人のためにモーリス・ドニが作った大規模な装飾。

 Gabriel Thomas ガブリエル・トーマ(1854-1932)は、
 エッフェル塔シャンゼリゼ劇場の運営会社の偉大な投資家で、
 パリグレヴァンろう人形館スポンサーもしてたそう。

 ガブリエル・トーマは、1895年、パリの南西にあるMeudon ムードン
(位置的にはブローニュの森の南のほう)という地にを建てた。
 見晴らしのいい丘の上に、ロゼ色のレンガで建てられた大きな邸宅

 で、モーリス・ドニは、そのダイニングルームに装飾をほどこすことを彼に提案。

 満開の花の下、音楽を奏でたり、踊ったり、入浴したり・・・の10枚のパネルが取り囲む。

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 その中の<La Couronne de fleurs> 『花冠』
 ちょっと白く写りすぎた。 実際はもっとソフトは色あい。

 残念なことに、その邸宅は1988年に取り壊された。
 その際、ダイニングルームモーリス・ドニ装飾画がこの美術館に移され、
 再現されたのがこの間。

 なんとも平和で穏やかな風景。
 これに囲まれて食事をするなんて、幸せ。

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 窓の外は、ちょうど。 のような花が満開。

 きっとガブリエル・トーマの邸宅のまわりにも、
 こんな花を咲かせる木々がたくさんあったのかも。

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 Kamoさん撮影

 "Le Printemps dans la  forêt " 『森の中の春』・・・だよね。
 水面に反射する景色や、ピンクの肌の色がとってもキレイな一枚だった。

 この絵があった部屋の片隅には、
 他の絵が収納されたスライド式の壁のようなものが。
 もちろん、チェーンと鍵付き。
 きっと季節によって、展示する絵が変わるんだろうな。 夏・秋・冬も楽しみ。

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 階段の踊り場にあったのは、
 Alphonse Mucha アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)のリトグラフ、
 "Amante" vers 1897  ※ プレートには 確かに Amante となってた・・・。 最後はSじゃないのかしら。

 パリ10区にあるThéâtre de la Renaissance ルネサンス劇場のポスター。
 上演されたのが"Amants"で、それを書いたのは、 
 フランスの劇作家 Maurice Donnay モーリス・ドネー(1859-1945)。

 モーリスドニに、モーリス・ドネー・・・日本語にすると似てるなぁ。

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 これらは、Jacques Grüber ジャック・グリューベル(1870-1936)の作品。

 左は、"Iris Jaunes" 『黄色いアイリス』

 右は、"Nénuphars aux Feuilles Vertes" 『緑の葉の睡蓮』

 ジャック・グリューベルは、アール・ヌーヴォーナンシー派で、
 ガラスのドーム兄弟エミール・ガレ
 家具のルイ・マジョレルなど同様、活躍した人。

 オルセー美術館にも、
 エミール・アンドレウジェーヌ・ヴァランとの合同の作品『扉』
 (フランソワ・ヴァクスレール商店の試着室) 1901 があった。

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 これは、誰の作品だったかな・・・・。 右端部分のカモがお気に入り。

 このすぐそばに、モーリス・ドニ
 "Jeanne d'Arc"ジャンヌ・ダルク』ステンドグラスがあったけど、
 あまりに天気が良すぎて光が強く、うまく撮れなかった・・・。

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 ちょうどこの頃、開催してた企画展
  "COUPS DE CRAYON  Humour et Caricature"
 ・・・「デッサンの一撃 ユーモアと風刺画」という感じの意味かな。
 期間は、3月8日~5月15日。 

 右は、ショップで買った本。 
 中身はフランス語で読めないけど、モーリス・ドニの絵がいろいろ載ってる。 
 この表紙の絵が、オルセー美術館で見た絵"Les Muses" 『ミューズたち』1893

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 企画展も貸し切り状態。 
 ユーモアや風刺・・・う~ん・・・私には、まだまだ理解するのは難しい。  

 左: ベルギーの画家 James Ensor ジェームズ・アンソール(1860-1949)の
 "L'Hommes et ses Dèmons" 1898 ・・・『男性と悪魔』
 パリで開かれた彼自身の絵の展覧会の宣伝ポスター。 黒い服の人は、アンソールかも。

 右上: スイスの画家・グラフィックアーティストの
 Félix Vallotton フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)の作品。
 "Petits Anges" 1894 ・・・『小さな天使たち』

 右下: フランスの画家・版画やポスターなどのデザインもする
 Henri-Gabriel Ibels アンリ・ガブリエル・イベル(1867-1936)
 "Programme pour le Theatre Libre 《Les Fossiles》 de Curel" 
 29 novembre 1892
 ・・・『劇場リブレ キュレルの《化石》のためのプログラム』

  フランスの小説家・劇作家である
  François de Curel フランソワ・ド・キュレル(1854-1928)の
  《化石》という作品の上演プログラムだったよう。

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 階段踊り場には、ナビ派の導き手のひとりであった
 Odilon Redon オディロン・ルドン(1840-1916)の絵も数枚あった。
 右の絵(Kamoさん撮影)は"Fleurs étranges" 1910頃 ・・・『異国の花』かな。

 ルドンは、象徴主義の画家。
 (象徴主義の画家には他にギュスターヴ・モローピエール・ピュヴィ・ド・シャヴァンヌなど。)

 Jean-Léon Gérôme ジャン=レオン・ジェローム(1824-1904)の
 アトリエに入門したけど、すぐにやめちゃったとか。
 (オルセー美術館で観たジェロームの展覧会記事は、こちら「剣闘士とお風呂」

 ルドンの絵は、植物が可愛かったり、カラフルな色調だったり、
 仏教画風みたいなものもあるけれど、
 中には、不気味なものもあるので少々苦手。 なので私が撮った踊り場の絵は遠目から・・・。
 私が最初に観たルドンの絵が、オランダクレラー・ミュラー・ミュージアムにある
 "De Cyclope" 1914頃 『キュクロプス』 。
 山の向こう側から顔を出す単眼の巨人・・・。

 現在、パリではルドン展覧会開催中。
 "Odilon Redon. Prince du rêve" ・・・『オディロン・ルドン 夢の王子さま』・・・か。
 グラン・パレ国立ギャラリーにて、6月20日まで。

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 さて、さて、モーリス・ドニ美術館もそろそろ出口へ。
 でも、建物の外にも、まだまだ見どころが。

 お楽しみに。
 え?絵の話は、もう飽きた?
ま、そう言わずに・・・。


nice!(38)  コメント(25) 
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コメント 25

nyan

ステンドグラス、美しいなぁ~。
by nyan (2011-05-10 19:28) 

luces

とても明るい、柔らかい感じの礼拝堂ですね。
青い装飾がとても美しいです。春の花がとてもよく似合うと思います。
出口のアーチに手摺りがとても良い感じ。
by luces (2011-05-10 20:24) 

ぴーすけ君

礼拝堂の色使い、淡くってステキだわ」~。
by ぴーすけ君 (2011-05-10 20:40) 

夢空

Inatimy さん、ビタミンカラーのイメージですよ~。
blogもオレンジ基調ですものね☆
by 夢空 (2011-05-10 21:25) 

noie

ステンドグラスが美しいですね。
ガレの陶器の猫、表情が可愛いです。
どのお写真も美しくてうっとり拝見させていただきましたが、
中庭の桜のような花のお写真、素敵ですね!
新しいブログにリンクさせていただきました。
これからも、よろしくお願いいたします。
by noie (2011-05-10 21:33) 

雉虎堂

黄色い船の絵、とってもモダンで素敵ですね
カーテンにしてもいいし、布団カバーにしたら
壮大な夢が見られそう(*^_^*)
by 雉虎堂 (2011-05-10 22:08) 

ぷーちゃん

ホント、お☆さんのような花♪
ステンドグラス、きれいです。
by ぷーちゃん (2011-05-10 22:15) 

とみっち

こういう立派なステンドグラスのある建物って
まだ行ったことないんです。
光が差し込んだりしたらきっと素晴らしいんだろうなぁ☆
by とみっち (2011-05-10 22:15) 

HIROMI

絵の、青の色が印象的な作品が多いなと感じました。
by HIROMI (2011-05-10 22:31) 

pica

ガレは好きです^^
ホントに珍しい猫の置物ですね。言われなければ、ガレとは
気づかない作風だし。
貴重な写真をありがとうデス。
by pica (2011-05-10 22:44) 

てんとうむし

フランスの礼拝堂は、マティスが壁画を描いたロザリオ礼拝堂と、田窪恭治の修復したリンゴの壁画のサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂に行ってみたいと思っているのですが、ここも素敵^^
日本だとお庭にお稲荷さんがあるお屋敷っていうのもあるけど・・・なんて考えちゃったけどスケールが違うね(笑)
青と白の壁画に日本の有田焼に共通するものを感じて親しみがわきます。
ウサギのタイルもいいね♪
フェリックス・ヴァロットンはブリジストン美術館で「好み」って思ったよ。


by てんとうむし (2011-05-10 23:55) 

めぎ

じゃじゃーんと開いてますねえ、チューリップ♪
暖炉のタイル、すてきですねえ。
いつか暖炉欲しいな、そしてタイル張りたいな・・・
by めぎ (2011-05-11 06:47) 

やよい

暖炉のタイル絵がステキですね。
ステンドグラスもうっとりと見せていただきました。
by やよい (2011-05-11 11:55) 

MOCOMOCO

ユリかと思ったら開いたチューリップだったんですね~^^
今居る国でも、いろんなお花を紹介してくださいね♪
こちらの美術館、ゆったりと時間をかけて観れそうで良いですね。
ブルーグレイの礼拝堂、すごく素敵~♪
ウサギ模様のタイルも可愛いな^^
by MOCOMOCO (2011-05-11 13:32) 

Bonheur

ドニ美術館も見どころが満載なのですね。フランスはやはり芸術がたくさん。Inatimyさんの記事文中にもあるナンシーを思い出し、再訪したくなりました。
by Bonheur (2011-05-11 20:10) 

母ちゃん

お庭の花も芸術的ですね~。よいお天気のようなので、ステンドグラスがさらに美しく見えそうです(^^)
by 母ちゃん (2011-05-11 20:28) 

まぐろ

今回も素敵な写真満載だし、よく内容をこれだけ調べ上げられましたね。
内容を知った上で見ると感動もひとしおですね。
by まぐろ (2011-05-11 23:46) 

hatsu

優しさが溢れていますね。
礼拝堂に暖炉、キレイなお庭、
せいかつのなかに、たくさんの愛が感じられます^^
by hatsu (2011-05-12 06:32) 

ネム

美しい美術館ですね。
勝手な想像かもしれないけど、とてもフランスらしい気がします。
あんまり人が押し掛けてほしくないかも…^^;
by ネム (2011-05-12 14:37) 

yuka

あ、パリじゃないんだった・・・・
by yuka (2011-05-12 15:18) 

miffy

素敵なシャペルですね。
Inatimyさんお気に入りのお蕎麦屋さんの椅子(違う?)に座って日の光で違う顔を見せてくれるステンドグラスを一日中見ていたいな~
「船の絵」と「永遠の春」が好きです。
ジャック・グリューベルのステンドグラスも素敵♪
あんなのが似合うお家に住みたいな~
出口に向かう階段も好みです。
by miffy (2011-05-12 15:26) 

りゅう

綺麗なステンドグラス、見応えありますね~
『花冠』も優しくて温かい作品ですね。
私も生で見たいです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
by りゅう (2011-05-12 22:32) 

yk2

サミュエル・ビングやジャック・グリュベールだなんて、かなりアールヌーヴォー・マニアな名前が登場する様になったね~、inatimyさんのブログも(笑)。

ガレの猫はず~っとガレ工房の売れ筋商品なので、幾つかパターンが有り、です。本の表紙にも全身花柄タイプが載ってるよ(http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/442221179X/ref=dp_image_text_0?ie=UTF8&n=465392&s=books)。
by yk2 (2011-05-13 00:01) 

TaekoLovesParis

ここに行ったとき、この礼拝堂で礼拝があったとしても、ドニの絵ばかり見てお説教があまり聞こえないのでは、、って思ってしまいました。
どの部屋も豊かな色彩で美の世界の部屋でしたね。
もう一度、行けたらいいな~。
ドニの本(写真右側)、私も同じのをオルセーで買って持ってます。5ユーロ
って、値段が貼ってあるんだけど、バーゲンだったのかしら?

ルドン展、行きました。不気味な目玉のより、きれいな絵の方が多い展覧会で、風景画展より、ずっと賑わってました。記事にしますね。
by TaekoLovesParis (2011-05-15 00:01) 

Inatimy

→皆さま 
『ル・プリウレのシャペルから』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 すっごく文字が多くて読みづらいですよねぇ・・・きっと。 どうかご勘弁を。

→nyanさま 
ほんとうに、その言葉に尽きますよね、こんなのを目の前にすると。 しばらく、ぼーっと見ちゃいました。

→lucesさま 
シンプルな感じなんですけど、その装飾がまた美しくて。 淡いブルーの壁の絵に続き、天井には空が描かれているので自然な感じがしますね。 そうそう、階段もオシャレでした♪

→ぴーすけ君さま 
淡いブルーに包みこまれるような礼拝堂のある家、大きかったです。 ここで猫飼ったら・・・探すの大変だわぁ。

→夢空さま 
オレンジ色すきなので、ブログのスキンもず~っと変わらずなんですよ(笑)。 整理整頓出来るよう、がんばります♪

→noieさま 
こんなにも庭がキレイなところだと知らなかったんですが、春の言い季節に行ってよかったです。 桜咲いてて暖かくって。 こちらこそ、今後ともどうかよろしくお願いします。

→雉虎堂さま 
ふふ、カーテンとはいい案ですね~。 布団カバーも大航海の夢が見られそうだし。 私は、ラグマットもいいな、と思ってたのでした♪ あ、爪とがれるかな・・・。

→ぷーちゃんさま 
チューリップは中まで楽しむ派なんです~。 ステンドグラス、この礼拝堂のも素敵でした♪

→とみっちさま 
ステンドグラスのある建物はあれこれ行ってるんですが、なかなかうまく撮れません。 とみっちさんだったら、すごく雰囲気のある写真に仕上がるんだろうなぁ・・・♪

→HIROMIさま 
ソフトなブルーは雰囲気いいですね~。 気持ちが落ち着く礼拝堂には持って来いのような感じですね~。

→picaさま 
ガレの黄色の猫、なぜ黄色?と思うほど、真っ黄色。 しかも顔がそれほど猫顔でもなく、ふふ。 でもガレなんですよね~。

→てんとうむしさま 
マティスが壁画を描いたロザリオ礼拝堂と、田窪恭治の修復したリンゴの壁画のサン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂・・・もし、旅で先に見に行かれたら、詳細なブログ記事楽しみにしてるね~♪ 青と白はオランダでもたくさんあって、やっぱり素敵な組み合わせ。 青とこげ茶色も好きだな・・・と思ったら、日本の民芸品屋さん風だからだ~。

→めぎさま 
チューリップ、あれだけ撮ってても、品種まではピタリと当てられないですねぇ・・・。 ユリ咲きだ、とまでしか(笑)。 引越し先探す時、暖炉のある物件もいくつかあったんですが、とうとう縁がなかったです・・・。 パリって、猫足バスタブに暖炉ってイメージあったんですが。

→やよいさま 
うさぎってところがまた可愛くて。 卯年だから、よけい目が行くのかも。 ステンドグラスも楽しんでいただけてヨカッタです。

→MOCOMOCOさま 
ユリ咲き系チューリップでした~♪ チューリップも確かフランスの地名が名前についたものも多かったので、きっと他の花もいいものいっぱいあるかも。 MOCOMOCOさんに楽しんでいただける写真も、もうすぐ登場予定ですので、気長にお待ちくださいね~。 

→Bonheurさま 
フランスの芸術は本当に膨大な宝ですねぇ。 まだ米粒ほども見てないかもしれません。この夏はどちらに旅されるのかしら、記事を拝見するのが今から楽しみなんですよ~。 ナンシーも候補に入るかしら。 

→母ちゃんさま 
桜の季節、花も他にいろいろ♪ 天気の良さが続くパリですが、そろそろ水が危ないかも・・・まとまった雨が降らず水不足。 水の使用制限が出そうです・・・。

→まぐろさま 
知らないことが山ほどなので、気になることを調べたら、あれよあれよと文字が増え・・・。 行った場所の復習ノートのようです(笑)。

→hatsuさま 
日常生活をいか心地よく暮らすか、それが詰まってる場所かもしれませんね。 今の時代から見れば不便なことが多いかもしれないけれど、なくても満ち足りた気分になる住まいって素敵♪

→ネムさま 
いい絵をたくさんの人に見てほしいけれど、人が押し掛けることなく静かな雰囲気を残し続けてほしい・・・って思いますよね。 人が多すぎて、広すぎるルーブルにはまだ行ったことがなく・・・。 行きたいと思っても、混雑が、人混みが・・・と敬遠。

→yukaさま 
パリから近いですよ。 足を延ばして是非どうぞ♪ 

→miffyさま 
ふふ、お蕎麦屋さんの椅子、覚えてくださってますね(笑)。 我が家のお蕎麦やさんの椅子には帽子やショール、鞄が掛けてあって、私のお出かけセット置きです♪ ジャック・グリューベルのステンドグラスが似合うお家・・・いいなぁ、いいなぁ・・・私も住みたい。 お風呂とかゴージャスかなぁ。

→りゅうさま 
ドニが住んでいた家とはいえ、我が家の日常とかけ離れた世界なので、それも興味津々で。 キッチンとか見られたらいのに、と思ったり。 オランダの古い家を利用したミュージアムって、たいてい展示内容に関係なくキッチンも見られるんですよ~。 エルミタージュ美術館アムステルダム分館とかも。

→yk2さま 
知らないことを調べてるうちに、かなり足を突っ込んじゃって。 サミュエル・ビングはアムステルダムのゴッホミュージアムでも企画展があったんですよ。 ・・・行ってないけど。 ガレの猫って売れ筋なんですかぁ? 花柄付きならまだ可愛いけれど、真っ黄色のままっていうのはねぇ。 しかもこう言っちゃなんだけど猫の顔ヘタだもの・・・。 

→TaekoLovesParisさま 
私もこの礼拝堂でお説教なんてあっても右から左状態だったかもしれません(笑)。 ドニの本、5ユーロってかなり安いのでは。 私のは9ユーロくらいはしてたかも。 美術館の収蔵品の掲載されてたガイド本は、凄く古くて大きくて重くて25ユーロほどしてたのでやめたんですよ・・・。 ルドン展記事、楽しませていただきました♪ すっかり行った気分です。
by Inatimy (2011-05-17 20:47) 

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