森で会うもの、意外な姿 [フランス・パリ]
夏は、どこに行ってしまったんだろう。
なんだか肌寒い。 部屋の中でフリース着て、膝かけしてこれを書いてる・・・。
春から初夏にかけてのほうが、晴れて暑い日が多かった。
パリの東の森へ行ったあの日、最高気温は29℃。
もう遠い遠い昔の夏のよう。 今は、まだ7月で、つい先月のことだというのに。
夏は戻ってくるかしら。
森のお城で見たもの [フランス・パリ]
そびえたつ岩山。 そこは、口から火を吐くドラゴンの棲みか。
さらわれたお姫さまが閉じ込められているのは、一番高い岩の塔。
助けにやってきたのは、剣を持った王子さま。
ベランダ小庭で [花・植物]
植物は、悪い夢を食べてくれる獏(バク)のよう。
何をしてもうまくいかないタイミングの悪さ、不安、悲しみ・・・
そういったものを吸い取ってくれる気がする。
花がらを摘みながら、水を遣りながら、
ふくらみ始めたツボミにふっと笑顔がこぼれる。
花の色に魅せられて。
ランチに、彫刻、恋の火遊び [フランス・パリ]
私が右に夢中になっていても、
隣で、左を向いてる人がいる。
私がしゃがみ込んで大地を見つめていても、
傍ら、そう遠くない場所で、空を仰いで見上げている人がいる。
同じ場所にいても、見えるものはそれぞれ。
一緒にいると、広がる世界。
森の中のローズガーデン [花・植物]
バラのことを考えていた。
子供の頃、身近にあったのは、サボテン、朝顔、ユリ、サツキ・・・あたり。
バラは、花屋さんの店先で切り花をちらっと見かける程度の遠い存在。
なので、小学校の授業で教わった話に出てきた時は、
ただ、その花の咲く姿がどんなものかよく分からず、ぼんやりとしたイメージのまま。
野ばら。 それは、どんな花なんだろうな。