市庁舎とマレ地区盛り合わせ [フランス・パリ]
追いつかない。
これといって特別に出かけることもなく、
ヴァカンスで旅をしたわけでもなく、
パリからも出ずに、9月に向かってゆっくりと歩いているはずなのに。
写真がたまる一方だ・・・。
本と日焼けとズーム [フランス・パリ]
どのくらい焼けたか、友達と腕を並べて比べるのが、休み明けのお決まりだった。
遠い、遠い、夏の日。
課題の読書感想文を、後ろのページの「あとがき」だけを読んで、
なんとか言葉をつなげながら、あれこれ言い変え、文を伸ばして伸ばして、提出したりもね。
苦い、苦い、思い出。
画家の夏庭~昼から篇~ [フランス・パリの外]
陽の光がまぶしい青空へ。
雨にぬれた庭も、曇り空の下で見る植物も、
晴れた日には見られなかった表情がある。
1日で、どれも楽しめたこの日は、ある意味、お得だったのかも。
画家の夏庭~午前篇~ [フランス・パリの外]
生まれてから、長い道程を歩いてきた。
途中で出会ったたくさんのひとたちの影響を受けて、右を見たり左を見たり。
今までの私の足跡をペンでなぞれば、かなり複雑な線になるだろう。
この日、向かった先にあったのは1軒の家。
その庭を、私の軌跡が通る。
本と、はしごパッサージュ [フランス・パリ]
本屋さんには、魔力がある。
店に入った瞬間に分かる独特の紙とインクの匂い。
棚に並んだ本の背表紙を、首を傾けがちにして目で追うだけでも、暗示にかかったかのよう。
リブロ・リーヴル・ブフ・ブク・・・ リブロ・リーヴル・ブフ・ブク・・・
静かに魔法の言葉を唱える本たち。