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帰りの列車まで時間つぶし [ベルギー]

 こっちだよ。

 昔は、方向音痴だったはずなのに、今では、地図を見れば大体の街の様子が把握でき、頭の中で3Dになって浮かんでくる。 一度歩いたら、映像となって頭の片隅に蓄積される記憶。 

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 すごい、印をつけながら歩く犬みたい・・・って、昔、Kamoさんに言われたことがある・・・。 なぜ、犬?

 サン・ミッシェル大聖堂を見た後、まだ少し時間があったので、帰りの列車の駅から離れない方向にある、とある場所へ向かう。 

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 トラムの通る大きな通りを南へと歩くと、左手には、朝、彫像を見ながら歩いたParc de Bruxelles ブリュッセル公園。 少し人が増えたかな。

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 ブリュッセルの街にも、セルフサービス式のレンタサイクルシステムができたのね。 パリにも“ヴェリブ”と呼ばれているものがある。 

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 やがて左手に見えてきたのが、Palasi Royal 王宮。 今は、ここは国王のお住まいではないようだけれど、国内にいらっしゃる時は、国旗が揚げられているそうな。 

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 そして、出てきたのが、騎馬像のある Place Royale ロワイヤル広場。 さらに直進。

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 横断歩道を渡る。 歩きながらもカメラで撮影。 右手に見えた、カーブする坂道。 向こうの方に塔が見える。 サン・ミッシェル大聖堂の前から見えていたものと同じ。 

 ちなみに、写真右側にある暗い色の建物は、Musee des Instruments de Musique 楽器博物館。 

 で、お目当ては・・・ 

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 ・・・ここ、Musee Royal des Beaux-Arts 王立美術館。 4年前に一度来たことがあるけれど、あの時も駆け足だったな・・・オランダから出かけて、ブリュッセル近くの町 Leuven リューベンに寄ってからだったし。 今回も1時間弱ほどしかない。 でも、楽しめるかな。  

 そうそう、私は、を見るのは好きだけど、には詳しくない。 その時、その時に気になった絵を、好き勝手に見て、後で調べるタイプ(笑)。

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 ベルギーの画家 Leon Frederic レオン・フレデリック(1856-1940)の『白墨を売る人々』の一部。 3連画で、写真は中央部分。 この左右両側に縦長の絵が1枚ずつ付いている。 

 昼休みの一家の様子。 野原でランチ、なんて表現を使うとピクニックみたいで楽しそうな気がするが、この絵はまったくそんな様子ではなく、ぐったり疲れ切って、くたくた感いっぱい。 目は虚ろ。

 こんな表情の絵を見ていて思い出したのが・・・

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 ・・・なぜか、フランス人画家 Bastien-Lepage バスティアン・ルパージュ(1848-1884)の『干し草』。 これはパリのオルセー美術館にある絵。 

 確かによく見ると、干し草の上にいるのかな、とは思うけど、中央に座って茫然としてる女性に思わず目が行くこの絵、どうして干し草なんだろう・・・。

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 ちなみに、オルセー美術館にも、レオン・フレデリックの絵がある。 こちらも3連画の『労働者の時代』。 農民や労働者の暮らしの様子を描いてる画家さんのよう。

 さて、ベルギーに話は戻って・・・

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 アントワープ生まれの画家 Henri de Braekeleer アンリ・ド・ブラッケレール(1840-1888)の『トランプ・ゲーム』。 

 真剣勝負なのか、手元のカードを見ながらあれこれ作戦を練ってる様子がうかがえる。 ほとんど動きがないので、周りにある家具グラスなどの調度品とともに静物画みたい・・・。 しかも、こてこての装飾だったりするので、壁紙テーブルクロスなど細かく見ていくと面白い。 

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 英国のEdward Coley Burne-Jones エドワード・コーリー・バーン・ジョーンズ(1833-1898)の『プシケの婚礼行列』

 婚礼行列にしては、トーンが暗め。 あまり嬉しそうじゃない。 

 なぜかというと、この中央にいる王女プシケが嫁ぐ先は、恐ろしい怪物と言われるところ。 実は、その美しさゆえ、美の女神アフロディーテに妬まれて、彼女の息子のエロースに愛の弓矢で恐ろしい恋をするように仕向けられたそうな。 でもエロースは、誤って弓矢で自分を傷つけたために、彼もプシケへの愛の虜になってしまった。 姿を見せない“怪物”の妻となったプシケ。 でも、その怪物の正体は、実はエロースだった・・・とかなんとか、ウィキペディアに。  

 この人が描く人って、背が高くって、とてもスリム体系。 しかも女性はキレイだし。 この画家さんは、オシャレな室内壁紙のウィリアム・モリスのお友達。 

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 ベルギーの画家 Emile Claus エミール・クラウス(1849-1924)の『リス河を渡る雌牛』。 

 この絵を見えると、左下に描かれてる子供たちと一緒に木の小舟に乗って、を見てる感じ。 しかも、牛がちゃぷちゃぷ歩く水音や、牛の鳴き声にざわめく木々の葉のすれる音まで聞こえてきて、自分が動画を撮ってる気さえしてくるから不思議。 

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 美術館での楽しみは、画家の筆の跡まで見えること。 しかも点描画って、たくさんのから成るから、一部をじっくり堪能してみたり。 でもね、左下部分は、ではなくって、鳥の姿として描かれてる。 

 離れて見てみると・・・

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 ・・・フランスの画家 Paul Signac ポール・スィニャック(1863-1935)の『入り江』。 表示は、シニャックが多いのかな? 観ていたのは、帆掛け舟の船の先あたり。 

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 さらに細かい点々で描かれた絵。 こちらのヨットが水面を走るのは・・・

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 ・・・フランスの画家 Georges Pierre Seurat ジョルジュ・ピエール・スーラ(1859-1891)の『セーヌ川のグランド‐ジャット島』

 このグランド‐ジャット島は、パリにある。 位置的には、新凱旋門のあるラ・デファンスそばのセーヌ川にある中州。 ポン島の北側にあるのがそう。 ちょっと見に行ってみたい気がするな。

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 フランスの画家 Maurice de Vlaminck モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1956) の『Paysage』とあったから『風景』かな?

 どこかで観た感じの絵だと思って撮った。 帰宅して調べたら、そうそう、3月、まだオランダに住んでいる時に、エルミタージュ美術館アムステルダム別館で観た画家さん。 あの時は『セーヌ川のほとりの町』を観たんだっけ。(その時のお話はこちら「下手うま、だよね。」)。  

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 フランスの画家 Raoul Dufy ラウル・デュフィ(1877-1953)の『マルセイユ港』。 

 これは、バルコニーから見たマルセイユ港なのだそうで、手前の緑の装飾部分が、バルコニーの手すりとかなのかな。 マルセイユ港って、Kamoさんの写真では、もっとのどかな雰囲気だったけど、この画家さんが描く港は、とってもにぎやかな感じ。 

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 スペインの画家 Salvador Dali サルヴァドール・ダリ(1904-1989)の『聖アントワンヌの誘惑』

 ちなみに、このベルギー王立美術館には、もう一枚、同じタイトルの絵がある。 それは、ネーデルラント王国生まれの ジェローム・ヴァン・アーケン(1450頃-1516)、または、ヒエロニムス・ボス、またはボッシュとして知られてる画家の『聖アントワンヌの誘惑』。 

 聖アントワンヌの誘惑・・・これは、さぞかし魅力的な女性・・・かと思いきや、男性。 聖アントニウスは、フランス語では、聖アントワンヌと言うらしい。 

 ボッシュ『聖アントワンヌの誘惑』(聖アントニウスの誘惑)のは、リスボン国立美術館にあるのがオリジナルで、これから12枚の複製が作られているのだとか。 私はレプリカしか見たことがない。(ちなみに過去のボスの記事はこちら「教会の別の顔とは・・・」

 同じタイトルでも描く人、時代によって、かなり違うのね。 

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 ベルギーの画家 Paul Delvaux ポール・デルヴォー(1897-1994)の『夜汽車』。 

 この絵は、昔、スペインマドリッドで観たことがある。 確か、ティッセン=ボルネミッサ美術館に、ドイツの画家 August Macke アウグスト・マッケ(1887-1914)展を観に行って、その時に館内の他の展示室で。 

 右隅にいる少女が気になるのと、あと、の形。 下部分ではなく、月の上の部分が輝いてるのが、なんだか違うな、って感じ。 

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 スペースが広くて、気前よく、壁に一枚、ど~んと飾ってある。 人も少ないので、ゆったり・・・な空間なはずなのに、我が家ふたりは時間的余裕があまりなく、次へ・・・。

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 しばらく来ない内に展示場所が開放的なエリアに変わってた。  

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 アントワープ生まれの Joos de Momper II ヨース・デ・モンペルII(1564-1635)と、Frans Francken フランス・フランケン(1581-1642)の『バベルの塔』。 

 ピーテル・ブリューゲルの描いた『バベルの塔』(1563)は高いところから見た感じだったけれど、ヨース・デ・モンペルII フランス・フランケンのほうは、下から見上げたように描いてある。 手前にいる偉い人の向こうに、アリみたいなサイズまで描かれた大勢の人たち。 建設作業の様子が事細かに描かれていて面白い。 

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 David Rijckaert II(?-1645)の『海老のある静物画』。 名前、なんて発音するんだろう・・・。  

 海老の他に、海の珍味みたいなものがいろいろ。 私が持ってる図録では、この絵は、オージアス・ビールト作になってる・・・きっと間違い。 そのオージアス・ビールトが描いたのは・・・

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 ・・・こちらの牡蠣の絵。 Osias Beert I オージアス・ビールトI(1580-1623/24)の『Stilleven met Oesters』だから、『牡蠣のある静物画』かな。

 こちらも、なんだかいろんなものが卓上に。 中央のお皿の柄が和風ぽい。 食べるなら、牡蠣は生じゃなくフライがいいな。

 ・・・と、そうこうしてるうちに、時間切れ。 坂道を上がり、メトロブリュッセル南駅まで戻って、14時半過ぎ発の高速列車タリスで、16時ごろにはパリに戻ったのでした・・・。

 きっと、またいつかこの美術館に来ても、その時の気分で、違う絵が気になるに違いないな。

 

<おまけ>

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 ブリュッセル市内を歩いていると、トラムをよく見かける。 ロワイヤル広場あたりでも、信号待ちの間に、新しい車両のトラム。

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 中には青い車両も。 Olivier Dachkin と宣伝入り。 オリヴィエ・ダシュキン・・・はてさて、誰(何)かしら、と調べてみたら、ヘアスタイリング関連。 サロンがあったり、シャンプー・コンディショナーの商品も販売してるらしい。 

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 でも、これが一番よく見かけるものかな。 黄色に青。 目立つね。 でも、なんだか馴染みがあるような・・・と思ったら、オランダ鉄道の車両の色も黄色に青だったっけ。

 

 ブリュッセルでの滞在時間、わずが5時間。 移動時間も含め、公園、散歩、昼食、大聖堂、美術館・・・と濃厚な5時間だったなぁ・・・。

 

でも、この数日後に、またブリュッセルに来たのでした。
その時のお話は、いずれ・・・。


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aranjues

>>地図を見れば大体の街の様子が把握でき、頭の中で3Dになって浮かんでくる。 一度歩いたら、映像となって頭の片隅に蓄積される記憶

ほんとに染色体XX?(笑)。女性には希有な能力ですね。女=地図読めないと相場は決まってますから。絵を好き勝手に見て後で調べるタイプってのも女性的じゃあないです(笑)(笑)。
先ほど、ワールドカップで日本はPK戦で惜敗、でも、ジャパンイレブンのがんばりを見て何となくすがすがしい気持ちです。フランスは内紛で一次リーグ敗退でしたが、そちらのマスコミは
どんな状態でしょう。

by aranjues (2010-06-30 01:58) 

めぎ

近いうちにブリュッセルにお引っ越し?
でもそれなら急いで濃密な観光したりしないですよね~
お近くにらっしゃって、知っているところをお互いに時間差で歩いてて、なんだかInatimyさんがすごく身近に感じます。
by めぎ (2010-06-30 02:48) 

krause

ブリュッセルには数時間しか滞在したことがないので、興味ある風景です。
by krause (2010-06-30 05:02) 

母ちゃん

Leuvenに友人が住んでるんですよ~。以前行かれてるんですね♪  それとおまけの画像に大喜びの人がいました。うちのコパン君、電車好きなので一緒に乗りに行ってみたいですね(^^)
by 母ちゃん (2010-06-30 06:08) 

雉虎堂

私は「地図が読めない+方向音痴」です
知らない街でも知っている街でも
簡単に迷えます(`´)
角に猫がいた、とか白い車が止まってたとか
そういうのを目印にするからですかね(^^ゞ
何とも密度の濃い5時間でしたね♪
今回のお写真ではデルヴォーにときめきました(*^_^*)
by 雉虎堂 (2010-06-30 07:24) 

ami

精力的に回られましたね。
美術館の食卓の絵は 写真を撮るときの参考にもなるわと
気になりました。
あと 楽器博物館も 見てみたいー。
芸術の宝庫ですね。

by ami (2010-06-30 08:10) 

rino

おお!この王宮やパレロワイヤルの辺り、車でぐるぐるしました。1年前のことなのに、なんだか懐かしいなぁ~~。
もしや、Inatimyさんたちの向かった先は・・・と思ったら、やっぱり(^^)
実は、我々も王立美術館目当てでブリュッセルに行ったんですよ~
さすが♪Inatimyさんは過去の美術館での絵も良く覚えていらっしゃって詳しいんですねーー!パリからもふら~っとブリュッセルに行けていいですね。
by rino (2010-06-30 11:14) 

miffy

王立美術館は大きな作品が多いですよね。
妹は上ばかり見てたので見学後背中が痛いと言ってました。
ボッシュの「聖アントニウスの誘惑」はリスボンで見ました。
ボッシュらしいおどろおどろしい絵でした。
Rijckaertはワインのラベルではリケールって読んでたような・・・
1時間という短い時間で駆け足で見ながらちゃんと写真も撮ってるのってスゴイですね~
王立美術館はまだ撮影OKなんですね。
by miffy (2010-06-30 18:05) 

noie

あっ、この美術館に私も行ったことがあります。
海老と牡蠣の絵は覚えています・・・^^;
私の場合、昔は地図を読めたのに、最近方向音痴に戻りました。
3Dなんて、凄すぎます(*^^*)
by noie (2010-06-30 22:56) 

夢空

この自転車、娘が利用したと言ってました。
信号無視してしまったらしく、警官に呼び止められたらしい。。。(~_~;)
by 夢空 (2010-06-30 23:43) 

ぶんろう

素晴らしい写真いっぱいありがとう。
堪能します。
by ぶんろう (2010-07-01 11:16) 

yk2

>その時、その時に気になった絵を、好き勝手に見て、後で調べるタイプ(笑)。

いかにもInatimy調査員的な発言ですな(笑)

でもね、僕だってそうだよ~。
行く前にいろいろ調べてあたまでっかちで見るより、ニュートラルに見て、惹かれる何かを感じてから興味を持って調べていく方がより印象に深く残る気がするもん。人が言う「名画」をへえ~って眺めて終わっちゃうより、自分がどうしてこの絵が気に入ったんだろう?、って理由を自分なりに分析して探す方が絶対に楽しいと思うな。
by yk2 (2010-07-01 23:00) 

Jalana

このレンタサイクルってどういうシステムなんでしょうね?
乗り捨てられるリスクがあるから、おそらく事前登録が必要なんでしょうかね。
そうすると旅行者にはハードルが高い?
もしくは高額なデポジットを払うのかな?
by Jalana (2010-07-01 23:20) 

てんとうむし

私が現在地を探して、どの向きに立っているか確認している最中にすべてを把握して「よしっ!」って歩きはじめるんだもの☆
地図をじっと眺めて頭の中で3D化するまでのInatimyさんの早さといったらサイボーグ並ではないかと秘かに思ってました。
端正なブルッセルの町並みもステキですが、美術館の絵画も好きなタイプが揃っているので、ぜひここも行ってみたいな。
バーン・ジョーンズにスーラにシニャック、そして海老と牡蠣も見逃せない^^
by てんとうむし (2010-07-02 22:36) 

hatsu

ラウル・デュフィのマルセイユ港、いいですね~。
見ているだけでワクワクしてきちゃいました^^
トラム可愛い♡
by hatsu (2010-07-02 22:38) 

MOCOMOCO

私も地図が読める女です♪外国で一人歩きしてもあんまり困ったことが無いです^^でも3D化までは行かないかな・・・Inatimyさん、すごい^^
ブリュッセルの美術館も素敵な絵がたくさんありそうですね~。
結構好きな感じの絵がたくさんなので、じーっと見つめてしまいました。
(図録の上に乗っかってるオランダの民族衣装を着たおばさんもちょっと気になりました~^^)
by MOCOMOCO (2010-07-03 13:23) 

Inatimy

→皆さま 
たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 
返事が遅くなってごめんなさい。 どうもネットの接続の調子が悪くって。 記事を保存しようとしてもエラーになって冷や汗かいたり・・・。

→aranjues さま 
ふふ、でもね、いまだに苦手なのが大阪の街。 地下なんて、よく似た場所が多いので、方向が狂いますねぇ・・・。 車の運転が苦手でもナビが得意な私、カーナビがついてても私に道を聞いてくる運転上手なKamoさん・・・・とってもいいコンビです♪ ワールドカップでの一次敗退は、フランスにとってとっても大打撃のようで、監督に暴言を吐いた選手をめぐって、なんだかニュースでも騒がしかったです。 報道の内容はフランス語なので、詳細不明(笑)。

→めぎさま 
え~~~ブリュッセル引っ越しだなんて、それは勘弁願いたい・・・。 もう最低5年は動きたくないです~。 このブリュッセルの街歩き、もしかしたら、年末だったかに、めぎさんの妹さんたちが来られた時のお話に重なってます? どこかで、グランプラスのホテルの話、読んだような・・・って思ってたんですけど。 

→krause さま 
ブリュッセルでは、美味しいビールもいっぱい飲めそうですよ♪ ブリュッセル街歩き、まだまだ続きがあるので、お楽しみに~。

→母ちゃんさま 
Leuvenだったんですね、お友達のいらっしゃる街。 きれいな建築がたくさんあって、良かったですよ。 巨大なハエのオブジェもあったし、インパクト大(笑)。 電車にお花が好きなコパン君のために、またどこかに行ったら写真撮ってきますね~。 

→雉虎堂さま 
私も昔は簡単に道に迷い、地下街から2時間出られなかったことがあります・・・。 就職活動も、あまりに道に迷って説明会にたどりつけなかったり・・・。 ところが、海外に行くようになってから、急に眼の前が開けたかのように。 あまりの酷さに見かねて、神さまが授けてくださったのかも~。 ふふ、いつかデルヴォーに詩をつけて、豆本に♪

→ami さま 
静物画って、いろんものが卓上に並んでて、いったい何があるのかしら、とついつい見入ってしまったり。 他、テーブルクロスなどで、その家のリッチさがわかるんですって。 楽器博物館、中には入ってないんですが、話によると、上の階のレストラン・カフェからの眺めは素晴らしいとか。 

→rino さま 
Rinoさんも王立美術館に行かれたんですね~。 じっくり見ようと思ったら、やっぱり丸一日ほどかかりますよねぇ・・・。 この日は、ショップを見る時間もなく、急いで駅に向かいました。 過去に観た絵は、イメージとして頭の中に残ってるんですが、タイトルも画家さんの名前もうろ覚え…ってことが多いです、へへ。 パリからふら~っとブリュッセルに行けますが、ふら~っと日本へ温泉入りに行ったり、美味しい和食を食べに行けないのがねぇ・・・。

→miffy さま 
そうそう、大きな作品が多くって。 背が低い私は、どうも、照明が反射してるところへの目線だったり、なかなか見る角度も大変です。 ボッシュっておどろどろしいけれど、そこに何が描かれてるのか、怖いもの見たさで興味をそそられますよねぇ。 ふふ。 Rijckaertは、リケールとも読むんですね、へぇ~。 ワインにもあるんだ。 王立美術館は、特別展やマグリットの絵の館は、撮影は駄目なんですが、この古典~現代の館はまだOKでした♪ いつか、禁止になっちゃうのかなぁ・・・。

→noie さま 
海老と牡蠣・・・たまりませんよねぇ♪ 写真じゃなく、絵でここまで描けるのって、本当にスゴイです。 美味しそうだもの。 じ~っくり見て観察したのかなぁ。 描いてる間に鮮度が落ちちゃうけど、後、食べたりしなかったのかな・・・なんて、考えたり。 あっちこっち連れ出されるうちに、知らない街でも平気で歩けるようになりました~。 最近はTVも3Dなんですよね。 時代の流れを感じるなぁ。

→夢空さま 
へぇ~娘さん、これ乗ったんだ。 でも、信号無視は駄目ですよぉ。 結構、取り締まりしてるみたいですからねぇ。 車も平気で突っ込んでくる時ありますから。 そういえば、パリでは私、まだ自転車に乗ってないかも。

→ぶんろうさま 
いつも写真を楽しんでくださってありがとうございます♪

→yk2 さま 
ふふ、でもね、たいてい誰が描いたのかも知らず、いつも見終わってから画家とタイトルのプレートを見る・・・って感じで。 今回みたいに、絵のイメージは頭のなかに残ってて、ふとした拍子に思い出し、あ、あの図録にあったっけ・・・と偶然に画家の名前を知ったってことも多々あります・・・。 過去、中には、絵が気に行ったんじゃなく、額縁が気に入った絵もあるし(笑)。 フランス・ハルス美術館に行っても、それ以外の画家の絵に見入って、肝心のフランス・ハルスって気にも留めてなかったりね・・・。 ま、これがInatimy的鑑賞♪

→Jalana さま 
パリの場合ですが、ICチップ付きのクレジットカードで利用登録すれば、一日パス、1週間パス、年間パス、など選べて便利なようですよ。 登録料も安く(1~5ユーロくらいだったかな)、30分以内で、ステーションを乗り継げば登録料だけで使用料がかからなかったりね。 

→てんとうむしさま 
Kamoさんにまかせたら、過去何度か、危ないといわれてる通りのほうにふらふらいってしまったり、ホテルの正反対の方角に歩いて行ったので、ここは私がしっかりせねば、と気を引き締めたら、ガンガン研ぎ澄まされていきました~。 で、この美術館をじっくり見ようと思ったら、きっと丸一日かかるかも。 あと、ブリュッセルだと、醸造所見学してビール楽しんで、グランプラスあたりをうろうろ・・・なんてしてたら、あっという間に1週間(笑)。 あと、チョコも重要だもんね。

→hatsu さま 
私もマルセイユに行ってみたいなぁ・・・って思いましたよ。 しっかし、マルセイユって綴り、難しいですよねぇ・・・。 音はユなのに、LLがいるんだもの、言葉って不思議。 

→MOCOMOCO さま 
ふふ、一緒だ~、仲間だ~。 ふたりで歩けば心配なしですね~。 空港の駐車場で、どこに車置いたっけ・・・って、それさえ分からなくなる相方某Kさん(ふふ♪)なので、気が抜けません。 民族衣装を着たおばさま、これ、もとはキーホルダーだったんですよ。 Kamoさんが、かわいいから、ってオランダで買ったもの~。 図録のページがなるべく平らになるように、重しになってもらいました(笑)。
by Inatimy (2010-07-07 03:54) 

yuka

フランドル地方って食べ物の絵が多いですよね。
昔描かれる食べ物と宗教画の本を読んだのに忘れちゃったな・・・。
by yuka (2010-07-07 17:30) 

Inatimy

→yuka さま 
食べ物、多いですよね、しかも果物だけじゃなくって、チーズの塊とか、ドングリみたいなのとか、パンとかね。 花の絵も多いかな、虫とか蝶とかたかってるの(笑)。 
by Inatimy (2010-07-07 18:38) 

いっぷく

『干し草』は干し草を積み上げる作業が重労働なので
疲れちゃっているんじゃないでしょうか。
男性は疲れを取るには寝るのが一番と言って寝る。
女性は家事がこの後あるし大変だよ~そんな表情もうかがえます。
ここには絵画史に残るほどの代表作がこんなにたくさんあるんですね。

by いっぷく (2010-07-09 08:37) 

Inatimy

→いっぷくさま 
『干し草積みのあと』とかいうタイトルなら、分かりやすかったのになぁ、ふふ。 今なら機械でくるくるロールですものね。 
駆け足で回ったので、ゆっくり見て写真を撮る余裕もあまりなかったんですが、この王立美術館には、すっごくいい絵がいっぱいあります。 最初来た時に、思わず、図録を買ったほど♪ 
by Inatimy (2010-07-10 19:17) 

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