オランダに戻る・・・ [日本]
戻る日の前日は、空港にあるホテルに宿泊。 これだと、バタバタ慌てることもなく、翌朝ゆったり。 禁煙シングルルームで、シモンズベッドと空気清浄機を備え、 朝食付のプラン。 窓からは、対岸に工事中の建物&滑走路。
緑色の魅力 [日本]
日本滞在中に、宇治に行きたかった理由は、やはり、食。 海外に出ると、抹茶のお菓子や食べ物が、すごく恋しくなります。
オランダに来てすぐの頃、ネットで、たまたま見つけたお店が、気になって、気になって・・・。 そのお店の名は、伊藤久右衛門。
なので、本店・茶房まで行ってきました。 オーダーしたのは、「源氏物語セット」。 茶そば(温そば・ざるそば、選べます。)に、炊き込みご飯、それと、お抹茶、つぶ餡の特製羊羹がついてます。
茶そば
こしがあって、いいゆで具合でした。 いくらでもはいりそうです。
お抹茶と羊羹
苦いかと思いきや、お茶独特の甘味が感じられます。 羊羹の上にほんの少しふりかけられた抹茶が、すてきなアクセントです。
他に、抹茶アイスも、かなり濃厚な味。 そえられた茶の葉入りせんべいで、アイスのおいしさが、ますます際立ちます。
生チョコ
口に入れた瞬間にさっと広がる香り、すぐにとろける、なめらかな生チョコレート。 ヨーロッパのチョコレートも、おいしいけれど、これは、また別の味わいです。
外のパッケージ
お茶色の深い緑に、中央に金色の入ったパッケージ。 表と裏が緑と金の和紙で包まれています。 紙好きの私は、捨てずに残しておく派です。
しかし、この生チョコ、オランダまで持って帰りたかったけれど、要冷蔵なので、無理でした。 残念。
他に、抹茶大福も買いました。 ついてくる抹茶をかけていただきます。 こちらも、もちもち肌の白い生地に、中身は鮮やかな緑の抹茶あん。 生クリームのブレンドにより、舌ざわりがとてもなめらかで、上品な甘さ。
が、これも要冷蔵で、消費期限3日なので、オランダまで持ち帰れず・・・。 オランダに残してきた留守番隊に申し訳ないけれど、楽しい抹茶づくしの一日でした。
花をもとめて [日本]
日本への一時帰国中、ちょっと行きたかった京都の宇治。
この日は、とても天気が良く、車に乗り込み、三室戸寺(みむろとじ)へ。 拝観料 は、大人ひとり500円でした。
ゆるやかな坂を上り山門へ
すごく鮮やかな新緑で、日差しは強いものの、風がとても心地よく吹いてました。 ここの大庭園は、5千坪。 四季を通じて、いろんな花や紅葉を楽しめる、父お勧めの場所。
訪ねた5月の見頃は、ツツジ(2万株)と、シャクナゲ(1千本)。 そう、受付でいただいた案内に書いてありました。
ツツジの植え込みに囲まれた茶店
・・・残念ながら、ツツジの花は、終わってしまったようです。 ここには写ってませんが、シャクナゲの花も、しおれかけていて、もうおしまいのようでした。
本堂、阿弥陀堂、鐘楼、三重塔
本堂の前に白く見えるのは、横たわる牛の像。 口の中に玉が入っていて、これに触ると勝運がつくようです。 何かに勝ちたい!という予定も何もありませんでしたが、せっかくだから、と触ってきました。 玉は、牛の口の中で転がるものの、外に出ないよう、うまく作ってあります。
ずらりと並ぶ水鉢には、蓮。 しかし、こちらの見頃は7月のようで、花はまだまだ。
池泉には、たくさんの鯉
池のそばに立つと、鯉がすぐに寄ってきました。 ふと横を見ると、エサが100円で売ってましたが、私は見るだけ・・・。
ここ、三室戸寺には、アジサイが1万株あるそうで、一面咲き乱れる様が見られるとのこと。 淡い紫やピンクのアジサイ。 その見頃は・・・6月・・・。
アジサイの葉の裏に・・・
結局、アジサイにも、時期が早くて、まだまだツボミがあるかないか、というところ・・・。 今回は、ことごとく、花には縁がありませんでした。
カタツムリだけは、準備完了。 アジサイの葉の裏で花と雨を、今か今かと、待っています。