不思議の国の・・・

 ようやく一時帰国から戻ってきました。　ほんの１週間でしたが、とっても長く感じられ、毎日、「ん？　なぜここにいるんだろう？」という変な感覚におちいってました。

 オランダの家の近所の花

 戻ってきて、見慣れた風景や、馴染みのスーパーでの買い物で、「あ～無事に帰ってこられたんだ」と幸せ気分。　ホッとしてます。　変ですね。　オランダにいるほうが、心地いいなんて。

 一時帰国当日の空港 

 ひとりでの飛行機の待ち時間は、かなり退屈。　猫を飼っているため（記事はこちら）、我が家は、ひとりづつの帰国です。　ペットホテルに預けるのもかわいそうなので・・・。　時間つぶしに、出発ラウンジにある国立ミュージアムで、絵を鑑賞・・・無料で観られます。

 琵琶湖の外輪船ミシガン

  久々の日本では、なんだかずっと、ぎこちない感覚・・・。

　まず、びっくりしたのが、車のナンバープレートの小ささ。　ヨーロッパ並みに大きくすれば、読みやすいし、事件が起こったとき、目撃者も覚えやすいだろうのに・・・。

 そのあとも・・・買い物をすると、レシートの上におつりを乗せて渡されたり、また、支払う時に、トレイにお金を乗せると、別のトレイにおつりが乗って返ってきたり・・・。　前から歩いてくる人を避けようと右に寄ってしまい、逆に、ぶつかりそうになったり。　日本にいた頃は、当たり前のように体にしみこんでいたことが、すっかり抜けてました。

 待ってもいないのに、「お待たせいたしました！」と店員さんは言ってくれるし、切符を買っただけなのに、窓口にいる駅員さん全員から「ありがとうございました！」の声。　なんだか申し訳ないくらい。　日本って、こんなだったっけ？　無愛想な対応に慣れてしまった今、まったく未知の国に紛れ込んだかのようでした。

 ドイツ料理

 日本に戻って外食したのが、なぜか、ドイツ料理。　木のトレイに乗った、半円２つの間に細い長方形で丸い形を成すお皿に、少量の前菜とサラダ。　ランチメニューとはいえ、メインも小さめ。　何度もドイツを旅したけれど、こんな上品に盛り付けされてるのは、今まで食べたことありませんでした。

 列車の窓から　

 オランダに戻る日の朝、外は、どんよりと暗い空、そして雨。　なのに心は、ウキウキ。　

 頼まれてた、おいしそうなレトルトカレーにふりかけは、スーツケースの中。 はじめてのおつかい、無事終了。