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並んでまで観に行くのぉ? [フランス・ミュージアム]

 出かけたいという気持ちと、ためらう気持ち。

 

 休みの日は、ふたりで楽しく過ごしたい。
          VS
 人酔いするほどの観光客の多さ。
 通ってきた道を覚えたり、帰り道の方向を気にしたりの道案内。

 

 ん~~・・・と、天秤にかけてる間に、手を引っ張って連れて行かれた。

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 ジヴェルニーモネを見に行ったのは、6月の夏至過ぎ。

 その後、モネが描いた睡蓮の大装飾画を見に行かないとね、と
 Kamoさんに連れられオランジュリー美術館に出向いたのは、8月初めのこと。

 その日は、美術館入館無料の日。 最高気温23℃で、晴れ。 
 太陽の下、日焼け止めクリームを塗り忘れた腕を気にしながら、
 長い行列に20~25分並んで中に入れた。
      (モネの睡蓮の絵は、こちら「睡蓮の水庭で」の最後のほう)

 睡蓮の間を堪能した後に、下の階へ降りて他の作品も見る。 

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 ここにもClaude MONET クロード・モネ(1840-1926)の絵が一枚。
 "Argenteuil" 『アルジャントゥイユ』 1875。

 アルジャントゥイユは、パリの北西。 セーヌ川の右岸にある街。
 モネが1871年に引越し、1876年か1878年まで住んだ場所。

 青、赤、緑・・・キレイだな。 こんなところで過ごす休日、穏やかそう。

 モネのそばにたくさん並んでたのが・・・

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 ・・・Pierre-Auguste RENOIR ピエール=オーギュスト・ルノワールの絵。

 ルノワール(1841-1919)は、モネと同じ印象派。 
 この絵は、"Bouquet" 1900頃。 
  日本語にすると『花束』になるのかなぁ。 以下、タイトルは自信ないので参考程度で・・・。

 青い背景で花が引き立つなぁ。 花瓶がつややか。

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 "Bouquet de Tulipes" 1905-1910。 『チューリップの花束』

 ユリ咲き系に、ビリディフローラ系もあるかな・・・なんてね。

 しかし、花瓶にたっぷり・・・これは窮屈そうだな。
 チューリップは、もう少し余裕を持たせたほうがキレイかも。

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 "Fraises" 1905頃。 『苺』かな。 

 昔々、初めてパリに来て、Kamoさんにこの美術館に連れて来てもらった時に、
 このポストカードを買った覚えがある。
 とても好きな絵。

 静物画を観る時の私の関心ごとは、美味しそうなのはどれか、ということ。

 ルノワールレモン。 
 どちらも酸味があるんだけれど、ソフトな絵の感じで、まろやかな甘酸っぱさな気がする。
 そばにあるのは、シュガーポットかな。 

 私はには、練乳が好き。 レモンにはハチミツがいい。

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 ルノワール"Pêches" 1881-1882頃。 『桃』

 だって、こんもり。 これは、中が白い桃かしら。
 この器は、苺を盛った、さっきのお皿と同じかもね。

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 "Pommes et Poires" 1890-1895。 『林檎と梨』

 ルノワールの描く果物は、どれもとても美味しそうだ。
 白のテーブルクロスの上に置いたり、器に盛ったり。

 明るめな部屋で描いた感じがする、ルノワールの静物画と対照的なのが・・・

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 ・・・Paul CÉZANNE ポール・セザンヌ(1839-1906)の描いた静物画。 

 "Nature morte, poire et pommes vertes" 1873頃
 『静物画、梨と青い林檎』・・・かな?

 タイトルを見ると、が単数形、林檎が複数形なので、
 右にあるかなり小粒の果実も、青い林檎のよう。

 同じ林檎なのに、ルノワールと異なる雰囲気。

 なんか、外は晴れてるんだけれど、部屋の位置が北向きで、
 窓はあっても、ツタが窓辺を少し覆うように這って、
 部屋の中まで明かり入ってこなくって、遠くの方に日向がある、って感じがする。

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 "Pommes et biscuits" 1879-1880。 『林檎とビスケット』

 タイトルにビスケットとある割には、右端に半分切れた状態で描かれてるのねぇ・・・。

 静物画にもお国柄が出るみたい。
 オランダベルギーの画家のものには、チーズの塊や、牡蠣など魚介類も多かったな。

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 "Vase paillé, sucrier et pommes" 1890-1893。 
 『ひびの入った花瓶、シュガーポットと林檎』。

 セザンヌが描いてる林檎の多くを、私はずっとネクタリンだと思ってた・・・。 

 輪郭が太くってくっきり。 まだ描きかけっぽい絵みたい。

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 "Fruits, serviette, boîte à lait" 1880-1881。
 『果物、テーブルナプキン、牛乳入れ』

 壁紙が面白いな。 暗めだけれど。 
 よく見ると、中央に脚付きグラスが描かれてる。

 この美術館にあるセザンヌの静物画は、テーブルに果物を直接置いてるものが多い。

 他にみた静物画は・・・

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 ・・・André DERAIN アンドレ・ドラン (1880-1954)のもの。

 "Nature morte au panier" 1927頃。 『カゴのある静物画』・・・?
 なんだか平面的な感じ。

 描かれてる果物は、葡萄と・・・形から想像するとアプリコットかな。  それともプラム
 フランスでは、赤いプラムの他に、黄色のもある。
 熟れてなさそう・・・と思って口に入れたら、激甘で美味だった。

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 "Nature morte au verre de vin" 1928頃。 
 『ワインの入ったグラスのある静物画』 

 ちょっと立体化したかも。 でもグラスがいびつだ。 
 ドラン、頑張れっ・・・と思わず応援。

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 "Melon et fruits" 1927頃。 『メロンと果物』 ・・・メロンは別格?

 なのに、メロンよりお皿の果物、さらに手前の葉っぱのほうが、
 入念に描かれてる気がする・・・。
 でも、今までのより、美味しそう。 メロン甘くなったかな。

 夏、この画家アンドレ・ドランが描いた絵をメトロの広告で見たな。
 オランジュリー美術館の展示のお知らせ。

 それが・・・

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 ・・・"Arlequin et Pierrot" 1924。 アルルカンとピエロ』。 

 左のひし形模様のカラフルな衣装がアルルカン
 アルルカンとは、イタリアの即興喜劇に出てくるキャラクターなんだそうな。

 ギターの絃が描かれてないけど、なんか楽しげだ~。
 どっちの衣装、着てみたい? 私はピエロ。

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 こちらもまたドラン"Arlequin à la guitare" 1924。 
 『ギターを持ったアルルカン』

 似てるけど違うの。 
 さっきギターを持ってたのは、ピエロ。 アルルカンは、マンドリンだったもの。
 で、さっきのアルルカンは、靴下が黒だったし。

 ドランといえば、フォーヴィズム
 原色やピンクなど派手な色調の絵が頭に浮かぶけれど、
 wikipedia によると、1921年のイタリア旅行からはアカデミックな作風に回帰したそうな。

 ドランと同じフォーヴィスム(野獣派)だった画家が・・・

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 ・・・Henri MATISSE アンリ・マティス(1869-1954)。

 "Odalisque à la culotte rouge" 1924-1925。
 『赤いズボンをはいたオダリスク』? 

 オダリスクっていうのは、トルコ語が元になってて、
 ハーレムの女官、奴隷の女性、君主の寵愛する侍女、高級娼婦・・・などを意味するよう。

 壁紙、床、テーブルクロス、カーテン・・・など、
 部屋の様子がいつも気になるのがマティスの絵。
 大胆な壁紙。 南仏ってイメージ。

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 画家というよりイラストレーターというイメージなのが、ルソー(1844-1910)。

 オランジュリー美術館では、どの絵のプレートにも名前が
 Henri-Julien Félix ROUSSEAU, dit Le Douanier 
 ル・ドゥアニエと言われたアンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソーと書かれてた。

 ル・ドゥアニエとは、税関吏のことらしい。 税関職員。 
 本職は画家じゃなかったんだそう。

 この絵は、"L'Enfant à la poupée" 1892? 1904-1905? 
 『人形を持つ子供』

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 "La Carriole du Père Junier" 1908。 『ジュニエ爺さんの2輪馬車』 

 これは、写真を元に描かれた絵だとか。

 手綱を持った人が、食料品店を営んでたジュニエ爺さん。 その右隣りがルソー本人。
 後ろには、左にジュニエ夫人とその膝に座ったルソーの姪、
 その右隣には、もうひとりの姪レア。 

 さらに解説によると、絵には、計4匹の動物。 
 の前にいるのは猫でなくなんだそう。 小さ過ぎ・・・。 馬車の下に黒い犬。
 あと1匹の犬は・・・と探すと、姪の前にグレイの生き物。 
 これが、ジュニエ爺さんの忠犬 Marquis マルキ
 ちなみに marquis は、侯爵という意味。 

 正面からだとライトの反射が写りこむので斜めから撮った。

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 "Les Pêcheurs à la ligne" 1908-1909。 『糸を垂れる釣り人』 
 空に飛行機が飛んでいる。

 この絵を明るくして、空が青空だったら、
 黒井健のイラストの風景画みたいかも。

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 "Le Navire dans la tempête" 1899頃。 『嵐の中の船』 

 濃いねずみ色の煙をあげて進む大型船。 大丈夫なのかなぁ。
 乗ってたら酔いそうだ。
 手前の波の形が不思議。

 アンリ・ルソーは、熱帯ジャングルの植物みたいな絵以外も、面白いかも。

 でも、たくさんの人が注目してたのは・・・

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 ・・・やっぱり、さらに広く名の知れた画家、
 Pablo PICASSO パブロ・ピカソ(1881-1973)。

 "Composition : paysans" 1906 『コンポジション:農民たち』
 紙にガッシュで描かれてる
。 男の人は花のカゴか何かを担いでるようす。

 これは、習作なのかな。 ネットで検索してると着色した似た油絵を見た。
 男女の後ろに牛が2頭いて、左の空白部分に牛の顔が2つ並んでた。
 アメリカのペンシルバニア州にあるバーンズ財団が所有してるみたい。

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 画家の隣に女性。 でも画家に話しかけてるのじゃなく・・・

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 ・・・後ろを歩いて、緑の服に黒のスカートの女性と会話を。 

 この絵は、意外だった。 描いたのは、ユトリロ
 Maurice UTRILLO モーリス・ユトリロ(1883-1955)

 カラフルなこの絵は、"La Maison Bernot" 1924。 『ラ・メゾン・ベルノ』 

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 私の知ってるユトリロは、こっちのイメージだったもの。 

 "Eglise Saint-Pierre" 1914頃。 『サン・ピエール教会』

 この教会は、モンマルトルの丘のサクレ・クール寺院の西側にある。
 なので、この絵でもサクレクール寺院の塔や丸屋根が背景に。

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 "Rue du Mont-Cenis" 1914。 『モン・スニ通り』 

 ユトリロの絵が好きな、私の父。 
 子供の頃に、展覧会のポストカードをもらったことがある。
 そのカードが、こんな白の世界だった。 

 もし父がパリに遊びに来たら、案内するのはユトリロが描いたモンマルトルだろうな・・・
 ・・・なんて考えてみたりするけれど、絶対に来ない。
 さらに街より雪山が好きだからねぇ。

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 ぼくのおとうさん・・・というタイトルがつきそうな子供の絵チックな絵画。

 これは、シャイム・スーティン Chaïm SOUTINE (1893-1943)の絵、
 "Garçon d'honneur" 1924-1925頃。 『ギャルソン・ドヌール』

 それは、(結婚式で)新郎に付き添う男の子、という意味らしい。 

 こういう画風が目の前にパッと現れると、ホッとした気分もあったりして。

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 同じくシャイム・スーティン"Arbre couché" 1923-1924頃。 『傾く木』

 ものすごい強風なんだろうな~、木が倒れそうなのも無理はない・・・って、よく分かるし、 
 絵って自由に好きなように描いていいんだなぁ、って思えてくる。 

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 8月バカンス時期で、日曜で、しかもミュージアム入館無料の日。
 人・人・人・・・の観光客だらけ。
 えぇ~、こんな日に行くのぉ~?と、乗り気じゃなかったわりには、結構楽しめた(笑)。

 モネを観にオランジュリー美術館に行った日。 
 まだまだ散歩は続くのであった。

 せっかく人混み覚悟で思い切って外出してきたんだもの。
 もっと遊ばないとね。 ~つづく~


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母ちゃん

この時はどれくらいの方がいらっしゃってたのかな? きっと本当にたくさんの方だったんでしょうね~。
私は行きたいけど、行列を想像しただけで退散してしまう性格・・・。でも行けばこんなに素敵な絵が見られるって、素晴らしい事ですね(^^)

by 母ちゃん (2011-09-27 20:10) 

ぷーちゃん

最後の写真、モネの睡蓮プリントした
クッション、何だかビルのように大きく
特大に見える。でっかーいよ。(笑)
by ぷーちゃん (2011-09-27 20:10) 

ぴーすけ君

美術館めぐりいいですね~(無料の日だしっ♪)
by ぴーすけ君 (2011-09-27 20:20) 

にこちゃん

ドランの「カゴのある静物画」と、ルソーのオッサンみたいな女の子の絵
結構ツボですね~(笑
そういえば、日本以外の美術館、
結構写真撮ってもいいっていうのに最初びっくりしました。

by にこちゃん (2011-09-27 20:23) 

MOCOMOCO

モネの家を見た後のオランジェリーはデジャブのような感覚が楽しめるのではないかしら。いいなあ♪
大人気美術館の無料デーは込むんでしょうね~^^;
でもこれだけしっかりと写真も撮れるんだから、東京の激混み美術館ほどではないのかしら。
この後はどちらへ行かれたのかな?
by MOCOMOCO (2011-09-27 20:44) 

めぎ

いっぱい絵を見てきてちょっと目がぐるぐる・・・嵐の中の船を見てさらに目がぐるぐる・・・最後近くの倒れそうな木の絵が、すっかりぐるぐるしたわたしの頭の中を表しているような気がしました。
オランジェリーでもそういえばすっかりぐるぐるして、ホールの椅子でしばらく休んだ覚えがあります。
by めぎ (2011-09-28 02:24) 

coo

美味しい静物画を探してしまう視点、
いいと思います♪
芸術の秋ですね・・・
by coo (2011-09-28 06:44) 

stellaria

美術館にしばらく行っていないので、とても嬉しく見せていただきました。最初の『アルジャントゥイユ』の心が洗われるような美しさにまず打たれ、スーティンやルソーの自由な画風は、心に風を入れてくれました。ユトリロは、暗い絵のイメージが強かったので、『ラ・メゾン・ベルノ』の女性の表現がユーモラスなのを見て、なんだかほっとしました。
by stellaria (2011-09-28 09:43) 

テリー

ルノワールの果物、ふくよかな女性を想像させるルノワールらしい絵ですね。
by テリー (2011-09-28 16:54) 

miffy

オランジェリーは小さな美術館ですが、いい作品がいっぱいありますよね。
午前中しかグループの人もいないからゆっくり見ることが出来るし、大きな作品があまりないから首も痛くならないし。
やっと涼しくなったし、秋は展覧会も多いからゆっくり美術館に出かけようかな〜
by miffy (2011-09-28 17:37) 

luces

ルノワールが描くと果物も豊満で幸せそうに見えます。
セザンヌとは正反対ですね。
ルソーはジャングルのシリーズが好きですが、人物画も良いと思います。
by luces (2011-09-28 20:19) 

りんこう

オランジュリーは何年か前に行きました。
ここは何年か前までずっと改装していてなかなかオープンしなかったのですよね。
この記事に登場したルソーの作品。インパクトがあってよく憶えています。
マリー・ローランサンなんかもきれいな絵でした。もちろんモネも!
by りんこう (2011-09-28 22:57) 

yk2

僕は着るならアルルカン(笑)。

フォーヴの画家で有名になった人、売れた人ってさ、フォーヴのままで終わった人がいない(?)から画風がまるで変わってしまう事が当たり前のようだけど、ドランも変貌激しいよね~(^^。ここではアルルカンって題材といい、古典回帰的な描き方といい、どうしたってピカソと比較したくなりますね。
by yk2 (2011-09-29 00:23) 

JF

ルノワールが描いた果物が美味しそうって面白いです(^^)
でも、本当に美味しそうですね。
やっぱり、絵を描くことが楽しかったそうですから、それが画面に出るんですね(^^)
by JF (2011-09-29 17:11) 

てんとうむし

ルノワールのイチゴや桃が美味しそう♡
特に桃には、ほわほわの産毛がはえていそうじゃない?
ルソーも大好きな画家。
だって、眺めているとなんだかニコニコしてくるから^^
by てんとうむし (2011-09-29 22:26) 

カエル

同じリンゴでも全く違う、、、。
最近ね、私が見えてる目の前の景色の色の世界と他の人と違うんだろうなと思う事があります。音楽は特に顕著で、聞こえない音を例えば坂本龍一さんなどは聞こえているはずだし、たぶん色については人と語り合った事がないけれど、見えている色の数が違う様な気がしてます。
それが絵画で出て来るのかなぁ。。。もっというと人によって解像度が違うみたいな話です。
そんなことを思った事ありませんか?^^

by カエル (2011-09-30 08:40) 

HIROMI

たくさんの絵を鑑賞できました。ありがとう♪
23度というと、ちょうどいい気候ですね。
わたしは小さい頃から静物画を見ると、どうにも下手くそなのがどうして良い作品なのかわかりませんでした。本物そっくりに描くのが良い作品と思っていましたので。
by HIROMI (2011-10-01 15:35) 

yuka

やっぱりヨーロッパはいつもいつでも芸術に触れやすいのが羨ましい!
日本も日曜日とか、美術館混み過ぎ~~~
by yuka (2011-10-02 16:32) 

Inatimy

→皆さま 
『並んでまで観に行くのぉ?』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 この他にもいっぱい絵画がありました。 ミュージアムのショップも見てるだけであっという間に時間が過ぎて行くほど。 でも、私がほしいと思う絵のポストカードはいつも作られてないんですよねぇ・・・・。 

→母ちゃんさま 
私も並ぶのは苦手で、行列のできるお店にも行けないタイプ・・・。 昔はテーマパークのアトラクションに2時間待ったことがありますが、今はもう根性ないかも~。 

→ぷーちゃんさま 
ふふ、ホントだ、ショーウィンドーのガラスに反射した建物と合わさって、クッション、巨大化してるように見えますね~。 でも、こんなに大きいのあったら心地よさそう♪

→ぴーすけ君さま 
無料っていうのはちょいと魅力がアップしますね~。 お得感♪ でも並ぶの大変だった・・・。

→にこちゃんさま 
「カゴのある静物画」はドランの作風が変わる途中過程っぽい感じかも。 こういう静物画も可愛い。 ルソーのこの女の子、お花畑に赤い服、花を持ってて・・・なのにオッサンぽい♪ ちょっとくずしたところが魅力かも。 ミュージアム、昔は撮影OKだったけど、禁止になったところも増えてきました。 オルセー美術館も以前は撮れたのになぁ。

→MOCOMOCOさま 
オランジュリー美術館でゆったり撮影できたのは、入場制限してたからなんですよ。 そのため出来た行列でした。 満足感を味わって絵を観る、そのことを大事にしてる国なんですねぇ。 日本だったら、人気の展覧会なんて次から次へ入場しても行列出来ちゃうんだろうなぁ。

→めぎさま 
今回最初と最後以外は絵画の写真だったから、うえっぷ・・・て酔いそうだったかしら・・・。 私にとっては絵画は絵本と同じ感じ。 子供の頃、図書館であきることなく何冊も何冊も観てたから慣れちゃったかな。 それでも一日1つの美術館で十分かも~。 次の記事、ちょうど、ぐるぐる話。 めぎさん、予知してたかのようでビックリしました♪

→cooさま 
芸術の秋は、食欲の秋でもありますものね♪ 美味しいものがいろいろ登場の秋、マルシェも夏のバカンス時期より充実で見て歩くだけでも楽しくて楽しくて。

→stellariaさま 
絵画って、好き勝手に感じて楽しめるから、絵本と同じ感覚ですよね~。 絵の中でも、この部分が気になるとか、ここの色の集まりが好きだなとか。 また美術館に行ける機会があるといいですね~。

→テリーさま 
ルノワールの描く女性もこんな感じですよね。 桃っぽい感じの♪ 血色がよくって。

→miffyさま 
オランジュリー美術館は、小さいけど見ごたえがある絵ばかりですよね。 この日、改装されてから初めていったんですが、昔々に行った時より明るくなったかな。 私もルーヴルへも行かなくっちゃな・・・。

→lucesさま 
ルノワールとセザンヌ、まったく違いますよね、静物画。 意外にも静物画にあまりパンが登場してないのが不思議。 バゲットやカンパーニュとかありそうな感じだけれど。 ルソーは『眠るジプシー女』とかもいいですよね~。 

→りんこうさま 
私も最初に行ったのがもうずいぶん前で改装されてから今回初めて行きました。 さらに明るくなっていい感じ。 ふふ、実はマリー・ローランサンの絵、どうもあのグレイがかった緑とピンクの世界、苦手で・・・撮ってなかったり。 

→yk2さま 
よかった、衣装が重ならなくて。 取り合いにならずに済みましたね(笑)。 私もドランの絵の印象がまったく違ってたので、頭の中でピカソと混乱。 ドランの激変ぶりにはビックリですが、一方、フォーヴの画家の中でもラウル・デュフィは、画風が変わったのか、変わってないのか、私にはよく分からないです・・・へへ。

→JFさま 
私にとっては、絵画って絵本と同じ感覚で。 予備知識もあまりないから、好き勝手に観てます(笑)。 観るのが楽しくて。楽しく描かれた絵を観るのは、またさらに楽しくなりますね~。

→てんとうむしさま 
植物や果物のうぶ毛ってなんとなく好きかも。 兎耳草とかもいい感じ♪ ルソーは小学生の頃、赤い帽子かぶって猫と一緒にいる絵を授業で模写したことがあって・・・私が描いたら赤ちゃんみたいになった(笑)。

→カエルさま 
虹の色って世界によって7色だったり5色だったりするんですって。 やっぱり見えてる色、認識できる色が違うのかもね。 モネにしても、白内障を患ったあたりでは、すべてが青く見えたり、黄色がかって見えたりしたみたいで、それも絵に表現されてますよね。 音に関しても、私、片耳ぽっかりと聞こえない音域があるんですって。 日常生活には全く支障のない範囲で気付かなかったんですが聴力検査で判明。 きっと、匂い(臭い)も人によって認識できるものが違うかもしれないですね~♪

→HIROMIさま 
ということは、オランダの美術館にある静物画だと好みのものが多いかも。 かなりリアルに描かれてます♪ ロブスターや牡蠣、パン、チーズ、木の実・・・思わず、ゴックンですよ。

→yukaさま 
パリも美術館かなり混雑してますよ~。 ルーヴル美術館とかね。 オランジュリー美術館もこの日は行列。でも心地よく鑑賞できる人数をキープするための入場制限のおかげで、ゆったり見られました。 その点はいいかも♪
by Inatimy (2011-10-03 18:11) 

ネム

こうして静物画ばかりを見比べてみるのも、おもしろいものですねぇ♪
最近は、日本の展覧会も入場制限するところが多くなりました。
でも、外で並んでるときにもう少し楽な方法が編み出されると良いなあ、
と思います…(^^;
by ネム (2011-10-08 14:09) 

Inatimy

→ネムさま 
もともと絵画について詳しいわけではないので、その日によって、美味しそうなもの探しとか、床に落ちてるものに注目の日とか、変な見方で楽しんでます♪ 日本の行列は恐ろしいほど長いですよね。 炎天下だったり。 他のかたのブログで知りましたが、日傘の貸し出しや、尾中に水の補給所も設けられてるんですって。
by Inatimy (2011-10-14 17:20) 

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