フェルメール・センター [フェルメール]
デルフトの地で、フェルメールについて、いろいろ知ることが出来る場所は、ここ。 昨年、2007年4月20日にオープンしたフェルメール・センター。
場所は、Voldersgracht 21番地。 Markt 広場からすぐのところにあります。
建物の上部に、ST. LUCAS GUILDE とあるように、以前は、聖ルーカス・ギルドハウスがありました。 ギルドというのは、中世から18世紀末ごろまで続いた、同業者が集まった組合みたいなもの。 職業別にさまざまなギルドが存在。 その事務所がギルドハウスです。
聖ルーカス・ギルドは、芸術家のギルドで、フェルメールも、結婚式を挙げた半年後、21歳で、このギルドに登録。 しかし、それには入会金が必要でした。 当時、フェルメールの経済状況はとても厳しく、一度に全額は無理だったようで、支払ったのは一部のみ。 残金も2年半後にようやく完済とか。 このギルドに所属する者だけが、デルフトで自身の作品を販売する権利を有することが出来たので、どうしても必要だったわけですね。
ちなみに、当時の建物は、1876年に解体され、その場所には学校が建てられました。 写真の建物は再建されたもののようです。
まずは、フェルメール・センターの地下の展示から見学。
時代の流れが分かりやすく説明されたパネルや、音声ガイド。 壁には、本物ではありませんが、たくさんの絵が。 様々な説があるようですが、現存するフェルメールの絵は、分かってるだけで、37枚ほど。 それが、順に並んでいました。
右の写真は、「De soldaat en de lachende meisje」(兵士と笑う娘)。 昨秋だったか、てんとうむしさんのブログでこの絵を見て、ふたりは異母兄妹で、ひそかに思いを寄せる妹・・・昼ドラみたい、などどコメントした覚えが・・・。
タイルには「フェルメールは絵画にタイルを登場させているが、 そのフェルメールの時代より前に、すでに、デルフトブルーは、デルフトの陶器である。」といったことが、オランダ語書かれてます。 映画の少女フリートのお父さんは、タイルの絵付師。 何らかの爆発事故で、目が見えなくなり、それで、フリートが働きに出ることになったのです。
フリートがフェルメールの家に到着するとすぐ、先輩使用人のタンネケから、仕事の説明を受けます。 中庭には、飲み水用のポンプ。 洗濯には運河の水を。 キレイだから、と言っていましたが、後々、ゴミを運河にそのまま捨ててたような・・・。 洗濯といっても、ぐつぐつ煮えた大きな釜の中に石鹸を入れて、洗濯物を煮ていたのも印象的。
その時、フェルメールの妻カタリーナは6人目の子供を妊娠中。 映画の衣装がまさに、右の写真の絵にある青い服。 この絵は、「Brieflezende vrouw in het blauw」(青衣の女) 。
フリートが、フェルメールのアトリエを掃除していた時に見た製作途中の絵が・・・
この「Vrouw met parelsnoer」(真珠の首飾りの女)。 実際の調査により、最初は、上の青い服の女性の絵のように、この女性の向こうの壁にネーデルラントの古地図が描かれていたことが分かっています。 完成した絵は、この通り、白い壁。 映画には、さりげなく、そんな細かいところまで組み込まれていました。
この黒い点がある白いファー付の黄色の服は、お気に入りなのか、他の絵にも登場しています。 この黄色は、インディアンイエローと言うのだそう。(それがどうやって作られた色なのかは、DVDでどうぞ♪) この服を見て、真っ先に頭に思い浮かんだのが、ちいさなちいさな王様。
こんなの。 ミヒャエル・ゾーヴァという1945年生まれのドイツの画家の絵。 本の挿絵も描いてます。 ちなみに、映画「アメリ」で、アメリの部屋に飾ってある絵は彼の作品。
さてさて、映画に戻って・・・ 6人目の子供が生まれ、その出産祝い&上の「Vrouw met parelsnoer」(真珠の首飾りの女)の絵の完成祝いのパーティーを開くので、フリートは招待状を届けにVan Ruijven ファン・ライフェンさんのところへ。
この絵は「Dame en twee heren」(ワイングラスを持つ娘)。 オランダ語タイトルは、婦人と2人の紳士という意味ですが、日本では、ワイングラスを持つ娘 のタイトルのほうがなじみがあるのかしら。 ファン・ライフェンさんは、パトロン。 フェルメールの活動を支援していた資産家です。 映画では、この絵の中央のおじさまが、ファン・ライフェンさんという設定で、この絵には、ちょっとした裏話が・・・あ、これ以上は言えない・・・。
さて、このファン・ライフェンさん、実在する人物。
彼は、フルネーム Pieter Claesz. van Ruijven (1624-1674)。 遺産相続と上手い投資で富を増やしたデルフトの人。 フェルメールから、直接、絵を買い、フェルメールの作品をたくさん所有してました。 フェルメールにお金も貸していたそう。 彼の奥さんは、Maria de Knuijt マリア・デ・クナイト。 映画では、先に紹介した「Vrouw met parelsnoer」(真珠の首飾りの女)の絵は、そのマリアさんを描いたものとなってます。
で、実在した、この2人の間に生まれた娘 Magdalena van Ruijven マフダレナ・ファン・ライフェン は、やがて、Markt 広場にあるHet Gulden ABC という印刷屋さん Jacob Abrahamsz. Dissius ヤコブ・アブラハムスゾーン・ディシウス と結婚。 父、ファン・ライフェンの死後、彼所有のフェルメールの絵は、この娘マフダレナに相続され、そのマフダレナの死後は、その夫のヤコブ・ディシウスの手に。 さらに、そのヤコブ・ディシウスの死の6ヵ月後、1696年に、アムステルダムで彼のコレクションがオークションにかけられました。 そのうち、フェルメールの絵は、21作品だったそう。
映画の中のファン・ライフェンさんの部屋には、フェルメールの描いた絵がたくさんあります。 書斎机でサインをする彼の背後に映るのが、これら。 「Het melkmeisje」(牛乳を注ぐ女)と、「Het straatje」(小路)。 映画に出てくる、フェルメールの家で料理を任されている使用人タンネケは、こんな感じ。 素焼きのような鍋に牛乳を注いでますが、このあと何か料理を作るのか、このまま食卓に出すのか、気になるところ。
一方、ファン・ライフェンさんの対面に立ち、待っているフリートの背後には・・・
・・・「Gezicht op Delft」(デルフトの眺望)。 こんなふうに、映画の端々に、フェルメールの作品が見られます。
で、出産祝&絵の完成祝のパーティーの準備。 タンネケの手際の良さ(かなり大胆・・・)で、どんな料理が出来上がるのやら・・・。 テーブルには、スゴイ数の食器やカトラリー。 デルフト焼なんでしょうね。 中には、よくチューリップを1本ずつ活けているのを見る花器も・・・。
パーティーもどうやら無事終わり、後日、アトリエの掃除をするフリート。
アトリエの窓を拭くフリートの姿を見て、その場でしばしフリートにポーズをとらせ、何かインスパイアされたのか、フェルメールが描き始めたのが、この絵。 「Vrouw met waterkan」(水差しを持つ女)。 タイルの絵付師という父を持つフリート、なかなか美的センスがあるようで、次第に深くフェルメールの絵に関わってきます。
フェルメールの義理の母が、またファン・ライフェンさんをご招待。 その甲斐あって、ファン・ライフェンさんは、新たに、フェルメールに絵の注文を。 しかし、そのオーダーに苦悩するフェルメール。 町で皆の“噂”になっていることに困惑するフリートが掃除をするアトリエには・・・
この絵の背景になる壁の絵やヴァージナルというチェンバロのような楽器がありました。 フェルメールは、フリートを救うべく、2枚の絵を描き始めます。 ファン・ライフェンさんの注文に対し描いた2枚の絵のうち1枚は、この「Het concert」(合奏)。 でも、映画でのフェルメールのアトリエは、このような白と黒の床ではなく、木の床でしたけど。
で、もう1枚が、この映画の最も重要な部分を担う、「Het meishe met de parel」(真珠の耳飾りの少女)。
さてさて、どんな展開になるやら。 詳しいストーリーは、DVDでどうぞ♪ ドキドキしますよ♪
フェルメール・センターの2階へ上ると・・・
こんな感じ。 画家のアトリエ。 中央のテーブルには、絵の具の素となる顔料の瓶。 奥のテーブルには、かなり小さく写ってますが、絵の具の素になる材料をすりつぶす石が置いてあります。
中央の瓶が、フェルメール・ブルーであるウルトラマリンブルー。 17世紀では、かなり高価な鉱石 ラピスラズリー が原料。 当時、絵を描くための顔料は、薬屋さんで販売されてました。 映画で、フリートも、フェルメールにお遣いを頼まれ、このウルトラマリンブルーを買いに薬屋さんへ行くシーンがありました。(字幕では「群青」となってました。) ・・・そんなわけで、前記事で、薬屋さんの写真を掲載。 yk2さん、そのとおり♪
左隣の色は、Kraplak アリザリン。 セイヨウアカネ(西洋茜)の根から採れる染料に含まれる化合物の一種。 セイヨウアカネは、オランダの砂地で栽培されていたそうな。
右隣は、もしや、あのインディアンイエロー?! と思いましたが、これは、Gele Oker と瓶のラベルに書かれていました。 黄色の顔料である、黄土です・・・。
映画では、他に、ルビー色の樹脂、アラビアゴム、ワインの酒袋(これから緑青が出来るとか。)、孔雀石(マラカイト)、亜麻仁油、骨炭など紹介されてます。
展示室の顔料の瓶のあるテーブル左には、フェルメールのアトリエを一部再現したコーナー。 小さなテーブルの向こうに椅子が合って、そこに座って、写真を撮ってもらったら、フェルメールの絵の中にいるような雰囲気の写りでした。
そこには、こんな凝った部分。 これが、彼の絵によく登場する、部屋のタイル。 「Het melkmeisje」(牛乳を注ぐ女)の他、「De geograaf」(地理学者)、「Staande virginaalspeelster」(ヴァージナルの前に立つ女)などに見られます。 映画でも、フリートがアトリエを掃除するシーンで、ちゃんと映ってます。
展示の部屋の片隅に、カメラ・オブスクラもありました。 それが何なのか、難しい説明は抜きにして、布をかぶって、のぞいてみると・・・
こんな薄暗い映像が。 ここでは、実際に、のぞいた時の外の景色を見ることが出来ます。 以前、オランダのヒンデローペン近くにある小さな村の郷土資料館のようなミュージアムで、一度、見たことがありますが、それが、カメラ・オブスクラだったとは・・・。
当時の画家たちは、この箱のようなカメラ・オブスクラを用いて、正しい遠近の透視図を得、よりリアルな絵を描いていたようです。
これが、カメラ・オブスクラで見ていた外の風景。 正面がMarkt 広場です。 雨が降ってたので、余計に暗く見えていたよう。 先ほどの展示室のカメラ・オブスクラの映像は、実際とは左右反対に見えてました。
で、この場所も、実は、フェルメールと関わりがあったりして・・・。 右の建物の左側に隣接して、フェルメールのお父さんが所有していた宿屋 Mechelen メヘレンがあったのだそう。(メヘレンとこの左側の建物との間には細い道が。) 暖炉が6つもある大きな建物。 お父さんは、フェルメールが9歳の頃、この宿を買い、フェルメールはそこで育ちました。 現在は、この写真の通り何もなく・・・。 1885年に道路の拡張のために取り壊されたのだそうです。
実際には見てませんが、隣接していた家の壁に記念プレートがあり、OMTRENT DEZE PLAATS HEEFT HET HUIS "MECHELEN" GESTAAN WAAR OCTOBER 1632 WERD GEBOREN JAN VERMEER DE SCHILDER 「画家ヤン・フェルメールが1632年に生まれた家が、このあたりにかつて建っていた。」と書かれているのだとか。 でも、これには、間違いが指摘されています。 フェルメールが9歳の時に父親が購入したので、フェルメールが生まれたのは、宿屋メヘレンではありません。 また、Jan(ヤン)という名前も、フェルメールはまったく使わなかったとか。 映画では、妻カタリーナや義理の母から、ヤンと呼ばれてましたが・・・。
では、どこで生まれたのか、というと・・・
・・・ここ、フェルメール・センター(聖ルーカス・ギルドハウス)のある通りと同じ、Voldersgracht 25番地。 フェルメールのお父さんは、絹やベルベットを加工する職人さんで、副業で、宿屋 De Vliegende Vos(空飛ぶ狐)をしていたそう。 その建物には、5つの暖炉があったということです。 現在は歯医者さんになってます。 右は、その家の前から見える新教会。
生家の前には、こんな運河。 この運河沿いの道 Voldersgracht を歩きましょう。
この日は、土曜日で、アンティーク市が。 これは、後で、晴れた時に撮った写真。
この運河から、Markt 広場の市庁舎に向かう道の角に、アンティークショップ。 左の写真は、広場側から運河のほうを見て撮ったもの。 店先には、木靴や古いスケート靴が売られていました。 昔は、もっともっと今より寒い冬だったようで、運河が凍るのは当たり前だったよう。 映画でも、凍った運河を、竿でつつく場面がありました。
まだ、少し、続きます。
フェルメールの絵は生活感があっていいですね。中世の生活がわかります。
by michael (2008-07-14 21:21)
フェルメールの光の表現と青や黄色の美しい表現は引き付ける魅力がありますね。
フェルメールセンターの建物もおもちゃ箱のようです。
by ミカチ (2008-07-14 22:16)
うわあ、これは大作の記事ですね。
ゆっくりじっくり読ませていただきます。
ミヒャエル・ゾーヴァという方は存じ上げませんでした。「ちいさなちいさな王様」の絵も、素敵ですね。卵と王様がインパクトあります。
by bonheur (2008-07-14 22:37)
フェルメールセンター面白そうですね~
複製でもフェルメールの絵が一度に見れるのって素敵ですね。
デルフトはMarkt広場とデルフト焼きの工房しか行ってないので、またゆっくり行ってみたいです。
by miffy (2008-07-15 00:03)
フェルメールセンター、とても興味があります。今度、行ってみます。
by Krause (2008-07-15 04:08)
ほんとだ、同じような服が!
フェルメールの絵が一つの場所で比べながら見られるのって、いいですね。
ゆかりの地を歩くのも、好きな人にはたまらなく楽しいでしょうねえ。
by めぎ (2008-07-15 05:12)
絵のことは全く詳しくないのですが、フェルメールって色合いが淡くてそれでいて少し暗めでヨーロッパの天候を反映してるような感じですね~^^
by Ballacki (2008-07-15 07:33)
Inatimyさん、すごい、大レポートですね。
映画は、フリートのお父さんがタイルの絵付師で、、フリートの実家の場面から始まるんでしたね。奉公先のフェルメールの家で、「飲み水はポンプ、洗濯は運河」と説明されるせりふに、なるほどね、と思ったので、よく覚えています。
映画のストーリーに沿って、現場を細かく検証・説明してくださっているので、ひとつひとつの場面がうかびあがってきます。奥さんのお母さんが、絵のお得意様のためにパーティをするんですよね。絵を売って生計を立てる大変さが伝わってきましたね。テーブルの上の小物まで、ちゃんと観察していらっしゃるのが、Inatimyさんらしいです。
この映画を見たのは、ロードショーだったから、ずいぶん前のこと。この後、
ニューヨークでいくつものフェルメールを見たから、今、もう一度、映画を見たいな、と思いました。
by TaekoLovesParis (2008-07-15 08:08)
当時の雰囲気が伝わってくるような展示ですね。
映画も見たくなりました。
by luces (2008-07-15 08:56)
ステキな絵の数々・・・
楽しいわぁ~♪仕事の合い間のリフレッシュになりました♪
by ぴーすけ君 (2008-07-15 16:15)
とても勉強になりました。
by mustitem (2008-07-15 18:08)
わぁ・・フェルメールがいっぱい♡
"いつか行く旅先リスト"にフェルメール・センターを加えなくては!!
Inatimyさんが通ったこの道をそのままたどって歩きた~い♡
私の記事は昨秋のボージョレイ・ヌーボー解禁日のものでした。
「De soldaat en de lachende meisje」(兵士と笑う娘)もInatimyさんは、まさにそのとおりのコメントをされています^^
ミヒャエル・ゾーヴァの絵は私も大好き。
『アメリ』も先日観たのだけれど、彼女の部屋は全体にゾーヴァの色彩を感じますね。どこに飾ってあったかなぁ・・・。
ベッドのところ?
by てんとうむし (2008-07-15 23:03)
大作記事ですね、フェルメール・センターにちょっと足を踏み入れた気分にさせてもらいました。
ミヒャエル・ゾーヴァは「アメリ」にかかわっていたんですね、なるほど。
by いっぷく (2008-07-16 23:19)
ずっと前にね、この映画のストーリーに沿わせて、シーンの元になっているフェルメールの絵を並べてみようとブログを書いたことがあったんですが(途中で挫折したまんま・・・^^;)、今回Inatimyさんがこうして記事にしてくれて、僕が思っていたような絵がほとんどここに載せられているので、お陰で自分の半端な記事が完結したかのような気分です(笑)。
カメラ・オブスクラを実際に覗くことが出来るのはいいなぁ。
by yk2 (2008-07-17 00:34)
カメラ・オブスクラ、覗いてみたいな~。
DVD観て、ドキドキしたいと思います^^
by hatsu (2008-07-17 06:15)
とても詳しい解説、ありがとうございます♪
じっくりと読ませていただきました。
ますます再度DVDを見たくなりました^^
デルフトは是非行ってみるべき所ですね!
by MOCOMOCO (2008-07-17 09:32)
→ka_na さま、yooko さま、yukitan さま、takemovies さま、
kojirou さま、julliez さま、夢空さま、たねさま、ゼイバーズさま、
blume さま
nice! ありがとうございます。
→michael さま
現存する絵のうち風景は、「小路」と「デルフトの眺望」だけ。 あとは、人物を描いていて、その小物から生活がうかがえますね♪ また、床にいろんなものが落ちてたりして。
→ミカチさま
フェルメール・センターの正面は、大胆にガラスを大きく入れてあり、開放的ですね。 ショップと併設するカフェは無料では入れます♪
→bonheur さま
気がつけば、あれも、これも、と盛り込んで、長い記事に・・・。 でも、行った記念の自分のメモ代わりでいいかな、と。 ミヒャエル・ゾーヴァは、昔、日本でたまたま展覧会の予告の絵を見て気に入ったアーティスト♪ この方の描くウサギも可愛いです。
→miffy さま
いつかmiffy さんの記事でデルフトが登場するかしら♪ 今は、もう、どこか旅の途中ですね。
→Krause さま
フェルメール・センター、まだ出来て新しいので、これからますます充実していくと思います♪ 作品をずらりと見られるのは、面白いですよ。
→めぎさま
ふふ、王様と色違いでお揃いの服♪
最初にデルフトに来たときは、フェルメールのことは、まったく頭になかったといっていいほど・・・。 今回は、違った楽しみ方が出来ました♪
→Ballacki さま
私もフェルメールのことは、ほとんど知らなくって、DVD見てから、いろいろ興味がわきました♪ きっかけ、って大事ですね~。
→TaekoLovesParis さま
ふふ、yk2 さんに課題レポートを与えられたようで、ちょっとプレッシャーを感じてたりして・・・。 もともと、あまり知らなかった画家なので、調べてるうちに楽しくなってきました。 フェルメールの絵を、ニューヨークでご覧になったとは、スゴイです♪ 来月から日本であるフェルメール展、行きたいなぁ。
→luces さま
映画の小道具も昔の生活品がたくさん出てくるので、そこを重視して観ても楽しいですよ。 郷土資料館のようで♪
→ぴーすけ君さま
こんな文字だらけの記事でリフレッシュしていただけたとは、うれしいです♪ この記事、2つに分けたほうが良かったかしら・・・と途中で思ったんですが、一気にアップしちゃいました♪
→mustitem さま
そう言っていただけると、書いた甲斐があります♪
→てんとうむしさま
この後、まだまだ歩くので、このデルフト散策ルートをたどると、次の日くたくたになっちゃうかも・・・。 運動不足の私は、翌日、ボロ雑巾のようになってました(笑)。
アメリの中のゾーヴァは美術を担当してたそうなので、犬など寝室の絵もそうだったんじゃないかしら・・・。 あと、最初のほうのワニも♪
→いっぷくさま
昔、ゾーヴァの絵の展覧会を見て、お気に入りに♪ あとで、アメリの美術担当だったと知りました♪ 豚のランプ、電気消してくれていいなぁ・・・と思ってたんですよ。
→yk2 さま
私の記事で完結した気分だなんて、そんなぁ・・・。 yk2 さんのその記事も、絶対、完成させて見せてくださいね♪ あと、1回ほど、フェルメールねた続きます♪
→hatsu さま
カメラ・オブスクラ・・・外が明るいと、もっとはっきり見えると思いますよ♪ DVDで、ドキドキしてくださいね♪ 映画の小物やセットも見ごたえあります♪
→MOCOMOCO さま
デルフトの散策はお勧めです♪ 土曜日は、市もでるので、にぎやか♪ フェルメールセンターの他、ミュージアムもいろいろあって、当時の生活がのぞけて楽しいですよ~。
by Inatimy (2008-07-17 18:18)
美術館へ行くと、作品そのものよりも画家さんの人生を説明してある部分を
熱心に読んでしまったりします。やっぱり昼ドラっぽい人間関係を築いて
おられた方が多かったようで、ついつい引き込まれてしまい…。
タイルの絵のどれが「De geograaf」なのか見てみましたが、よく
わかりませんでした~。
by はっちん (2008-07-19 21:45)
→pica さま、いささま
nice! ありがとうございます。
→はっちんさま
私は逆に今まで絵ばかりを見てて、画家さんの人生は、あまり深く読んでませんでした。 ここまで詳しく調べたのは、フェルメールが初めてかもしれません・・・。 人の生きてきた道は、深いなぁ・・・。
タイルの件ですが、フェルメールの絵の片隅に、タイルが登場するんですよ♪ 上にあげた3つのタイトルの絵のなかに、ちらっと描かれています♪ こんな部屋、いいですよね。
by Inatimy (2008-07-19 22:36)
Inatimyさん、こんにちは♪
記事、また読み返してます。Inatimyさんの取材力と文才は凄いですね。引き込まれます~。
きっと行きますオランダ!Inatimyさんの記事をプリントアウトしていつでも読めるようにしておきます♪
by bonheur (2008-08-13 15:48)