ほんとうの空の下とデン・ハーグ [オランダ]
ほんとうに、こんな空があるんだ・・・。
オランダに来た当初、フランドル風景画に出てくるような空が、実際に目の前に広がるのを見て、すごくビックリした。 それまでは、ライスダール(Jakob van Ruisdael) などが描いてた風景を見ても、おげさな・・・過剰表現じゃないの?って、ちょっと冷めた感じだったのだけれど。
ゴメンね、ライスダールさん。 今なら、そのままだった!って、うなづける。 そして、そんな空を見ると、うれしくって撮ってしまう自分がいる。 走る車の中からでも。
11月の初め、ちょっとした用事があって、Kamoさんとふたり、南西に車で出かけた。 工事中の高速道路で一部混雑にあっただけで、思ったよりスムーズに目的の街が見えてきた。
目の前には、次第に近づき、大きくなってくる未来都市のような建物。 明らかに、住んでる街と様子が違う。 異国の街に来たみたい。
街の名前は、Den Haag デン・ハーグ。 オランダ第3の都市。
巨大なクレーンがあちこちに。 まだまだ現在進行形の街並み。 ダッチ・デザインも、その分野では、なかなか有名でオシャレなんだそうだ。
日本の雑誌でダッチ・デザイン特集があるのを知ったときは、驚きと、好奇心でつい買ってしまった。(オランダで日本の雑誌を買うと価格は1.5~2倍ほどする・・・。) パラパラめくると、あ、コレ知ってる、っていうグッズがいろいろ。 身近にありすぎると、その良さ気づかないものなのね。
走る車の横を、さらにトラムが走り抜けていく。 ちょうど信号で止まりかけてたところだったので、トラムのほうが速い。 未来都市と思われた街には、意外にも、ちょっと懐かしい感じのトラムが走ってた。
このトラムも、車の中から一緒に見たっけ・・・。
頭の中には、あの時のこと。 前回この街に来た時は、ふたりじゃなかった。 運転するKamoさんと、助手席で撮る私と、後部座席に、もうひとり。
☆ ☆ ☆
あの時とは、秋旅のこと。 Delft デルフトの街を後にして、Amsterdam アムステルダムへの移動中に、お友達は携帯電話で、「もうすぐつきます」、とホテルに電話。 サマータイム終了まであと数日の頃。 暗くなるのが早くなってた。
無事に送り届けてチェックインを済ませ、夕飯どうする?って近所を少しウロウロ。 結局、ホテルの受付で教えてもらったお店に。 この夜は寒かったぁ。
でも、店内は暖かく。 Kamoさんはコーラ・ライト。 私は、ビター・レモン。 お友達がオーダーした白ワイン(イタリアのピノ・グリだそう)をちょびっと味見させてもらう。 あ、とっても美味♪
Kamoさんが頼んだ鴨肉と豆の料理。 ヒヨコマメかな。 人参とセロリも入ってそう。 上にはカリカリのベーコン。
お友達と私は、パスタ料理にした。 帆立とタコのリングイネ。 緑はグリーンアスパラ。 レモンの皮の風味でさっぱりとした仕上がり。
この料理に決めたのは、お店の名前が「Pulpo(スペイン語でタコ)」なので気になったのと、ベルギーのダムの町でKamoさんが食べてた帆立貝が美味しそうだったから。
でも、季節が変わればメニューも変わり、上のお料理は、現在もう食べられない。(8週間でメニューが変わるそう。) さっきサイトをのぞいたら、タコも入った魚のカレーや、羊の脚の蒸し煮など、またそそられるものが♪ この店では、いつもメニューに何かしらタコの入った料理があるらしい。
しめはエスプレッソで。 チョコがついてきた。
北アフリカの影響を受けたインターナショナルな地中海料理をスタイルとする、このレストラン PULPO は、オランダの美味しいレストランを紹介してるガイドにも掲載されてる。
そんな美味しいお料理を食べた翌日、お友達をホテルまで迎えに行き、アムステルダムから車で南西へ。 朝の渋滞にちょっとひっかかり、車の中から隣の車をチェック。
お花屋さんの車かな。 お日さまの歩く道を示したかのような、大きなひまわりの絵。 でも、この日はお天気が悪く、小雨パラパラ。
あ、トラムだ、と車の中から撮る。 この後、交差点で右に曲がって、細い道を数回曲がって、マウリッツハイス美術館へ到着。
ちょっと開館時間より早く着いちゃった。 マウリッツハイスの横には、こんな風景。 この写真は、3年位前の春に来た時に撮ったもの。 ここは、Binnenhof ビネンホフ。 国会議事堂、総理府、外務省などがある。 13~14世紀に建てられたものが集まってて、雰囲気もいい。 門をくぐり抜けていくと広い中庭。 小さいけれど噴水もある。
ここも散歩にはいいところだよ、って言っとけばよかったかな・・・なんて後で思った。(でも、そんな心配は無用でちゃんと写真を撮ってたみたい♪) そう、我が家ふたりは外せない用があって、ちょっと時間をもらったの。
ちゃんと迎えに来るからね~。
しばし別行動で、デン・ハーグでの用事を済ます。 1時間弱くらい後にマウリッツハイスの美術館内で無事合流。 よかった、よかった。 フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』や『デルフトの眺望』も楽しめたみたい。
美術館を出て歩き、こんな建物の前を歩く。 これもビネンホフを構成する建物のひとつ。 3年前にマウリッツハイスに来た時、この近所で食事して、その時に撮ったもの。
歩いてる通りは・・・
3年前に撮影:Kamoさん
・・・ホントは、こんな感じの通りのはずなんだけど。 秋旅で通った時、この道は工事中で、写真左側の一部が通行可能。 全体の3分の1くらいの狭さ。 人も多かった。
で、どこでランチするかは、もう決めてある。
この道を真っ直ぐ行って広い通りに出たら左へ、次に右へ。 そこはショッピング通り。
気軽なところで、V&Dというオランダのデパートの食堂 La Place 。 ここは、カフェテリア方式。 トレイを持って、好きなものを載せて行き、レジで精算。 ここなら、料理の実物を見て、食べたいものが好きなだけ食べられる。
私は、サラダバーで中くらいのサイズのお皿を選び、それに山盛り。(食べ放題ではなく、盛れるのは1度切りだし・・・。) 飲物は、バジルとレモンの爽やかドリンク。 Kamoさんは、パニーニのサンドに、マジパンの入ったタルト、生クリーム盛りの甘いドリンク・・・。
お友達は、というと・・・えぇっ!とビックリ。 トレイにたっぷりだ♪ 迷いに迷った様子がよく分かる。 サラダバーに、エルテンスープ(野菜とソーセージたっぷりのえんどう豆のスープ)、パニーニのサンド、オレンジジュース。 ふふ、パニーニのサンド、半分もらっちゃった~。
オランダの無印良品のような存在のHEMAでお買い物してから駐車場に戻って・・・
・・・また車から、流れる景色。 高速道路の横に広がる緑の野。 羊も、牛も流れてく。
トラックのボディーの牛も、スイスイと。
スキポール空港の近くは、必ずカメラを構えながらチェックするポイント。
撮れたよ、高速道路を横切る飛行機。
ちょっと遠かったけどね。 高速道路に架かる橋を飛行機がゆっくり右の方へ。 道路の両側に空港の敷地がある。 間近に見られたらスゴイだろうなぁ。
この後、Amsterdam アムステルダム観光へ行ったんだっけ。
☆ ☆ ☆
・・・なんて、思い出しながら、11月の初めのDen Haag デン・ハーグの街を、車で走ってたのでした。
この日の用事をさっさと済ませ、ちょこっと寄り道もして。 信号待ちの間に「このトラムは、プラハの街も思い出させるよね。」ってKamoさんとお話。 どことなく、ちょっと懐かしいような色合い。(プラハのトラムの記事はこちら「街を走るトラム」)
ふたりで走る車は、秋旅のあの時と同じように、Amsterdamアムステルダムへと向かう。 緑の野に建つ3つの風車、お友達にも見えただろうか。
帰り道、ちょっぴり無言で、窓から流れる写真を撮る。
風車の上に流れる、恐ろしいほどのねずみ色の雲の空も、ウソじゃなく・・・
あの日、並木を一緒に見たのも、ウソじゃなく・・・
・・・お友達は、ほんとうに、ここに来ていた。 一緒にアムステルダムの街も歩いたよね。 いろんなことを考えながら、シャッターを切る。 夢じゃなかったんだ、と自分を納得させるように、秋旅で撮った写真を何度も何度も見てる。 ふふ、今でもね。
Kamoさんとふたりで寄り道したのは、パノラマ・メスダハ。 中は撮影禁止だったので写真はないけど、ショップで買った時に入れてもらった袋の写真のように、部屋の中央の展望台から、1880年代のスヘフェニンヘン(デン・ハーグ郊外の海辺にある)の様子が360度見渡せる。 コレは、壁に描かれた絵。 そこがまた面白い。
オランダの画家H.W.Mesdag メスダハとその仲間達が描いたパノラマ風景画。 その方法を簡単に言うと、まず、ガラスのシリンダー(円筒)に風景の輪郭を描いて、部屋でシリンダーの中から灯りをともし、壁に投影してそれをなぞって描いたのだとか。
展望台から壁の絵までの距離は14m、その間には本物の砂が敷き詰められ、草も生え、漁の網や木靴などが転がる。 あたかも海辺の砂丘にいるかのよう。
絵のサイズは高さ14mで、長さ120mの絵がぐるりと360度パノラマ。 近年、劣化がはげしく、キャンバスに裏地を貼って修復し、1996年に作業が完了したそう。
マウリッツハイスに、お友達を迎えに行った時に買ったのは・・・
・・・オランダの画家 Gerrit Dou ヘリット・ダウ(1613-1675)の絵『De Jonge Moeder(若い母親)』。 このポストカードは、絵の一部分。 全体的に暗い色合いで、この母親のいる窓辺あたりだけが明るい。 部屋の中には、細々といろんなものが置かれてて、それを観るのも楽しい。 全体のポストカードが欲しかったのだけれど、残念ながらなかった。 とってもいい絵なのに。
ヘリット・ダウはレンブラントの一番弟子。 ルーブル美術館に彼の最高傑作とされる『水腫症の女』という絵があるそうなので、いつか観に行きたいな。
この願いも、ほんとうになりますように。
秋旅話、まだ続く♪
マウリッツハイス美術館は、フェルメールの崇拝者(←私です)にとっては憧れの地。
雲の広がる、ブルーグレイの空は、今も昔と同じなのですね。
(Inatimyさんのお写真は、そのまま絵画のようでビックリしました。)
未来都市のように見えるデン・ハーグも、無機質には見えなくて、
やっぱりお洒落ですね。
「ダッチ・デザイン」には疎いですが、人気があるのも頷けます。
この帆立貝もプリプリで美味しそう♪
グリーンアスパラとの相性もバッチリですね。
by Roseblanche (2009-12-01 23:09)
こうやって一枚一枚写真をみていくと、オランダに行きたくなってきます。
by Krause (2009-12-02 09:16)
こんな感じの雲を風景画で見ますね。
古典的な表現手法かと思ってました。
言われて見ると写真の風景も絵画のようです。
パスタ美味しそうです。オランダの人はタコ食べるんですね。
by luces (2009-12-02 10:20)
ヨーロッパの北のほうでもタコが食べられるんですね。
地中海諸国のイタリア人とスペイン人、
ポルトガル人だけかと思っていました。
by nata (2009-12-02 12:45)
美味しそうなリングイネですね♪
ビターレモンが個人的に気になりましたがどんなお味なのかなぁ…
by フェイリン (2009-12-02 17:42)
空って本当は広いはずなのに、雲の変化もたくさんあるはずなのに、日常の生活では空があまり見えないところに住んでいます。。だから旅に出ると、私もびっくりするときがある。「空が広い!」そして、同じように雲にも感激します(^^)
by rino (2009-12-02 20:07)
ちょっと、寄ってく?と言われて、行きたいですねいつかっ(^^)/
by ムク (2009-12-02 21:16)
私もオランダ行きたいです~。帆立のパスタが食べたいし、こんなに素敵な風景の中、のんびりゆっくり出来るといいな~。でもせっかく来たのならいろいろ行きたいし! あ~、夢の世界です(^^)
by 母ちゃん (2009-12-02 23:07)
ほんとだ、ライスダールの空ね^^
カーナビトムトム君の声、どこまでも平らな高速道路、高速道路を横切る飛行機、ひまわり柄のトラック、しましまのトラム、工事中の町並み、3つ並んだ風車(ちゃんと見たよ♪)、ゆりかごの赤ちゃん、暴走自転車(笑)、みんなみんな夢じゃなかったんだ、って再確認したよ。
もちろん、ひと口もらったバジルのジュースの味も覚えてる☆
いつもなんだか美味しそうに見えちゃうkamoさんのごはんも(笑)
by てんとうむし (2009-12-02 23:08)
オランダは時々行きますが、いつも、空港のトランジットばかりです。
がっかりl。
by beluga (2009-12-03 02:02)
わ~ホタテだホタテだ♪
タコってなかなか食べられるところがないですよね。
by めぎ (2009-12-03 02:47)
1枚目の写真、本当にフランドル風景画そのままの空と風景ですね♪
こうしてオランダの風景のお写真を見せていただくと、雲の表情が本当に豊かだなあ~と感じます。
(私が行った冬の時期は、晴天の空にまっすぐな飛行機雲が何本も重なっていました^^)
牧草地に並ぶ3基の風車、良い眺めですね~♪
by MOCOMOCO (2009-12-03 11:53)
空がカッコイイ…。
私はどんより曇り空が好きなので、ちょっと興奮してます(笑
高速を横切る飛行機の写真もすごいですよね☆
by pica (2009-12-03 17:14)
雲がホント、ライスダールですね~
マウリッツハイスはフェルメール意外にもレンブラントの有名な作品もあるし、小さいけど良い絵が多いですよね。
国際司法裁判所とマドローダムも良かったしデン・ハーグは素敵なところがいっぱいありますよね~
パノラマ・メスダハは実物は見たことないのでいつか行ってみたいです。
「水腫症の女」見たことあります。
ヘリット・ダウの描く人物の表情が良いですよね~
by miffy (2009-12-03 20:30)
本当の発音はパノラマ・メスダ「ハ」なのね。日本ではメスダ「グ」って云ってるけど。内部は撮影禁止なんですね。写真が撮れたら、いなちみーさんはきっと全方位撮って、360度繋げてて遊んだにちがいない?(^^。
by yk2 (2009-12-03 22:04)
おっ、たしか読み方はフェー・アン・デーでしたね。
よく利用しました。服はサイズが大きくて買えなかったけど。
by Jalana (2009-12-05 13:29)
鴨肉と豆のお料理、おいしそう~^^
カリカリベーコンがまた、食欲をそそりますね。
ひとつひとつ叶う願い、素敵ですね☆
by hatsu (2009-12-07 16:06)
→皆さま
たくさんのnice! & コメントありがとうございます。
天気予報を見ても、ほぼ毎日、晴れ曇り雨全部のマークがついてるので常に外出時は折り畳みカサを携帯。 一日のうちでコロコロ変わる天気だから、空の表情も豊かなんですね~。 各国の昔の絵から読み取るその国の天気っていうのも面白いかも。
→Roseblanche さま
空の雲の濃淡は、驚くほど昔の絵のよう。 今も昔も一日も休むことなく変化を続ける空もスゴイ存在なんだなぁ・・・なんてあらためて感じました。 マウリッツハイスはフェルメールを観に行っても、帰る頃にはそれ以外の絵にもほれぼれして出てくるくらい興味深い絵がたくさんあるので、いつかぜひどうぞ♪ 帆立貝は、ひさびさに口にしたこともあって、かなり美味でした♪ 思い出してもニンマリ。
→Krauseさま
ほんとうに、どこでもドアがあれば、気軽に行き来できるのになぁ・・・って思いますよね~。 私もKrause さんところに、焼いたお芋を食べに行きたいです♪
→luces さま
私もてっきり見た目以上に誇張して描いてるものだと思ってたら、実際にあるんですよね・・・ビックリ。 お料理に入ってたタコは、やっぱり日本人からしてみればタコ?って感じのものなんですよ。 あの吸盤も何も皮もないし。 タコのお料理が美味しかったのは、スペインのガリシア地方(スペイン北西部)かな。 プルポ・ア・ラ・ガジェガ(ガリシア風タコ)という、茹でて柔らかくなったタコに粗塩、オリーブオイル、ピメントン(パプリカのスパイス)をかけたもの♪
→nata さま
イカは食べても、タコを食べる国は少ないですものね。 やっぱり、敬遠されるのは、あの形と色かしら・・・。 たこ焼き、恋しい・・・。
→フェイリンさま
ビターレモンは、トニックウォーターを販売してるシュウェップスSchweppes というメーカーの飲物ですが、味はそのまま甘苦いレモン味。 たいていどこにでも置いてあるので、アルコールを飲まない時はドリンクの注文時についついオーダー・・・美味しいですよ。
→rino さま
コロコロ天気が変わるので、ちょっと近所に買い物に出かける時は、傘を差すのが面倒だから、あ、雨やんでる、今のうちに、ってオランダに来て空を見上げることが多くなりました♪ 上の階に住んでた時は空が大きかったけれど、地階暮らしになってからは見えるのがちょっと狭い空になったかも・・・。
→ムクさま
私も~。 ちょっと今から行くね、って連絡して、軽トラで駅まで迎えに来て欲しい~♪
→母ちゃんさま
帆立自体は、きっと北海道あたりのほうが美味かも♪ オランダの美味しいものといえば・・・ムール貝、コロッケ、白アスパラ♪ 1週間では足りないくらい面白いところがいっぱいありますよ~。 おこちゃまがたには、おとぎの国のようなテーマパークのエフテリングはかなり楽しめるかも♪
→てんとうむしさま
Kamoさんが選ぶもの、っていつも「隣の芝生」的に美味しそうに見えちゃうので、たいてい異なるお料理を選んで、味見させてもらう私♪ 家でもソース・マニアでいろんな調味料を買っちゃうKamoさん。 昨夜も私のお肉を挟んだパンに、隣から手が伸びてきて、いろんなソースをかけられちゃいました・・・でもね、やっぱり美味しかった♪
→beluga さま
欧州で便利な乗り換えポイントですものねぇ・・・スキポール空港は。 いつか、オランダの空港から出て、観光できる日が来ますように♪
→めぎさま
タコってスペイン料理屋さんくらいかなぁ・・・。 このアムステルダムのPULPOで出てきたタコも、あの日本のような吸盤付きのものじゃなかったし、まだまだポピュラーな食材じゃないですよね。 あぁわさび醤油で食べたいなぁ。
→MOCOMOCO さま
ほとんど曇ってばかりのオランダの空ですが、その曇り方が様々で、濃淡がハッキリしてるものもあったりして、表現豊かなんですよね~。 昔の人は、ちゃんと見てたんですね。 今日は珍しく薄く晴れてます。 ちらっと青い空が白い雲の向こうに。 オランダって、冬でも緑の芝生なのが不思議。
→pica さま
曇り空ファンにはたまらない空がたくさん見られるオランダです♪ 迫り来るねずみ色の雲、雨が降ってるところと晴れてるところが真っ二つに分かれてるとか、たまに渦巻きの小さな竜巻が見えたり・・・。 もっと目の前で横切るところを見てみたいんですが、なかなかタイミングが・・・。 着陸のために低空飛行してる飛行機の下をバスで走り抜けることもあって、ちょっとワクワクです。
→miffy さま
いただいたコメントを読んで、マドローダムに行ったことがあるって思い出しました。 ブログ記事の良いヒント、ありがとうございます♪ 眠ったままの写真が役に立ちました。 あ~よかった。 パノラマ・メスダハは、ちゃんと日本語の解説ガイド音声もあり、分かりやすかったです。 ヘリット・ダウの描く絵は、人物の表情も雰囲気もいいですよね~。 観に行きたいな、「水腫症の女」。
→yk2 さま
オランダ語ではメスダ「ハ」です。 しかも、クリアな「ハ」の音じゃなく、かすれたような音。 日本語にない音なので表記が難しいですよねぇ。
あ、いなちみーの考え読まれてる・・・そう360度つなげたいなぁ・・・なんて思ってたら、ショップに長~い1枚もののポスターが(1m×15cm)♪ 購入したのはいいけれど、額に入れて飾ろうと思ったら、そのサイズの額がない・・・。 なので、仕方なく半分に切って2つの額に入れて並べて飾ろうかなぁ、なんて考え中です♪
→Jalana さま
フェー・アン・デーなのか、フェー・エン・デーなのか・・・。 あのデパートに売ってる服はMサイズからってのが多いんですよねぇ。 たまにあるSサイズを見つけても横幅が狭いだけで、縦に長すぎたり・・・どちらにせよ、大きくって。
→hatsu さま
カリカリベーコンはポイント高いですよね。 日々の暮らしは全力疾走なんですが、その中にいろんなヒントが隠されてるのを見逃さないようにしないとなぁ・・・って思いました。 願いにまた近づけますように♪
by Inatimy (2009-12-07 20:04)
>クリアな「ハ」の音じゃなく、かすれたような音。 日本語にない音なので表記が難しいですよねぇ。
本当ならゴッホの発音も喉の奥の方からカラスの鳴き真似するみたいなかすれた音で「カ・ハ」って云うみたいだ、って聞いたことがあるけど、それと近い?。
折角の長いポスターは切らずになんとか工夫して、自宅でパノラマ再現してみたら~?。段ボールを丸く加工して天井から吊すとかして。手作りカードを上手にお洒落に作れるいなちみーさんなんだから、ちょっとした紙工作はお手の物でしょ?(笑)。
by yk2 (2009-12-07 22:19)
→yk2 さま
実は私は真っ先に収納を考え、パタパタと折られた解説文付パノラマを買ったのでした。 レジにいる時にKamoさんが、こんなのがある~、と見せたので、いいよ、買おう♪と一緒にお支払い。 その長いポスターは、厳密に言うとKamoさんお気に入りの分♪ なので、Kamoさんに一任。 引越族なので、かさばらないのが一番だったりして・・・へへ。
Vincent van Goghの音も発音難しくって。 オランダ語のVは英語のVとFの間の音なんですよ。 Gは、そう、のどの奥から出るかすれた音の「は」の音。 なので、近い表記はフィンセント・ファン・ホッホなんですが、文字から想像する音と、耳で聞くオランダ人の発音と多少のズレが生じますねぇ。
by Inatimy (2009-12-08 07:07)