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睡蓮の水庭で [フランス・パリの外]

 水面に映るの青さ。 その上に浮かぶ睡蓮

 画家のキャンバスの中に描かれたものを、目を凝らしてで探した。

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 話は、6月の夏至過ぎ。 モネの家にやって来た日の続き。

 ※ 今回、写真に番号ふってみました。 
 お好みは、どれかな?

 雨の中、 レ・クロ・ノルマン(ノルマンディーの囲い庭)を歩き、家の中を見た後、
 の片隅の階段を下りて、道路の下をくぐる地下道を通り・・・

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 ・・・モネのもう一つの庭 Le Jardin d'Eau ル・ジャルダン・ドー 水の庭へ。 
 水路に竹藪。 緑いっぱい。 時間は、そろそろ昼12時くらい。

 道路は昔、鉄道が走る線路のあったところ。 
 そこを挟んだ南側の土地に、睡蓮の池がある。

 観光客の流れに沿って、写真右へと続く水路のような細い小川沿いへ。

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 Hemerocallis fulva ヘメロカリス・フルヴァ。 ユリ科。
 日本では、ノカンゾウ(野萱草)というのかな。  細い川や池のそばに、たくさん咲いていた。 

 雨は上がっていたものの、まだまだ薄暗い空。

 1つ目の通路が混雑してたので、2つ目の通路を左へ曲がると・・・

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 ・・・池の中央あたりの、こんな場所へ。 ここは船着き場。 池の隅に小舟があった。

 ここの、水辺よりの右側に置いたベンチに座ったモネの写真を見たことがある。
 その写真では、もっともっと生い茂ったバラのアーチだった。

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 船着き場からを見る。 カエルでも上にいそうな葉っぱの群生があちこちに。 
 脇には、オレンジ色のノカンゾウの花。

 これがモネに登場するあの睡蓮の池なんだ。
 モネのような写真が撮れるかな? 撮れるといいな・・・・・・とワクワク。

 写真右上に、モネの家が少し見える。

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 船着き場のアーチのバラは、こんな感じ。 

 バラの向こうにが見える。
 池を、反時計回りに、その橋のほうへ進んで行く。

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 途中、ピンクのアスチルベが。 風に揺られて、ふわふわ。

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 先の船着き場バラの向こうに見えてた緑のの上から見た風景。 

 正面、ズームすると・・・

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 ・・・これが、モネの描いてた日本の橋。 あっちに行ってみよう。

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 には、ぽつぽつと睡蓮が。 

 睡蓮の葉っぱって、緑一色じゃないんだね・・・。 赤味を帯びたのもあるんだ。

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 雨の後、次第に空の雲が流れ去り、陽の光に照らされ始めた。

 キラキラ。

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 空の青さが、池に反射してる。 木々の姿も。

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 白い睡蓮。 鏡のように、水面に映るその姿。  でも、咲いてるのは、どれも岸から遠く・・・。 

 ズームして、手ぶれしないように気をつかう。 息も止めてシャッターを。

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 日本の橋の上から。 正面遠くに、最初に見た緑の

 は・・・茶色く濁ってる・・・。

 モネの描く睡蓮の絵は、淡い水色が印象的だった。
 それは、きっと水面に映った空の色だったのね。

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 池の中央はこんなふう。

 水面には、も映る。
 そうそう、緑がかった睡蓮の池の絵もあったな。

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 日本の橋のすぐそばにも、の浮かぶを見た。

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 小さく、睡蓮もね。 雨上がりの後の水の滴をたくさん葉にのせて。

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 日本の橋。 どんどん育ったに覆われてる。

 でも・・・

 すごく残念だったのは、この咲いてるが全部造花だったってこと。
 これには、とてもガッカリ。 

 季節の植物を、その時に見られる姿で楽しむ、それで十分なのに。

 庭作りに情熱を注ぎ、季節の花を楽しむべく植える場所まで考慮し、
 どこまでも庭を愛したモネが知ったら、悲しむかもしれないな。
 

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 もう一周しようかな。 

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 池の岸から離れても、の美しい場所がある。

 日本庭園みたいだな。 モネの世界には、浮世絵もあったし。

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 モネの描いた睡蓮、この風景があの絵の一部なんだなぁ・・・と思うと感慨深い。

 今まで見たことがある絵のイメージが、ぼんやりと頭に浮かぶ。
 睡蓮の連作は、かなりの数。 200点以上もあるのだとか。
 そのうちの何枚かを、日本美術館も持っているので、日本でも観ることができる。

 私が観たのは、京都アサヒビール大山崎山荘美術館で。
 その時に観ることができたのは、そこが所蔵してる5枚のうちの3枚。

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 少し待つと、もっと明るくなってきた。 おや、雲が多かった時と感じが違う。

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 その3分後には、すっかり青い空。 雲の浮かぶ空から、また雰囲気が変わった。

 緑が濃く見える。

 ほんの少しの時間でも、光の加減で見え方が違う。
 だからモネも、何枚も何枚も描いたそう。 

 そして、次の日も同じ位置で、また見え方が変わるたびに、
 次から次へ描きかけのキャンバスをイーゼルに載せかえては、
 目の前に見える状態をそこへ描き足して完成させていったそうな。 複数同時進行作業。

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 そんなモネのお手伝いをしてたのが、アリスの娘のブランシュ。 

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 ブランシュも絵を描いていたんだって。  

 父であるエルネストは、絵画収集に夢中だったし、 
 家にある良い絵を子供の頃から観てきたんだろうな、と思う。

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 モネ家族と一緒に暮らし始めて、
 のちに母アリスとの再婚で継父となったモネの助手も務め、
 並んで隣で絵を描いたりもしたそう。 そこから学んだことも多かったのかもしれないね。 

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 タチアオイかな。

 ブランシュは、モネの長男のジャンと結婚。

 ジャンとふたりでジヴェルニーを離れ、ルーアンや他の地に住んでる間も、
 絵を描いていたよう。

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 そして・・・夫のジャンが亡くなった後、また、ジヴェルニーへ戻って来るの。

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 ここにもハチが。 ← Episyrphus balteatus ホソヒラタアブかも。
MOCOMOCO さん、ヒントをありがとう♪

 再び、モネのアシスタントとして動き、モネのそばで絵を描く日々。
 モネは嬉しかったかな、子供たちの中に、絵を描く者がいて。

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 画家 ブランシュ・オシュデ=モネ。 

 展覧会にも絵を出し、個展も開いたみたい。 どんな絵なのかな。 似てるかな、モネの絵に。

 パリのマルモッタン・モネ美術館ブランシュの絵を所蔵してるそうな。  
 以前行った時には観てなかった気がする。 買ったガイド本にも載ってなかったし。
 (その時のマルモッタン・モネ美術館のお話は、こちら「カラスとキツネと美術館」

 

 ここで一旦、モネの家の前の庭 レ・クロ・ノルマン(ノルマンディーの囲い庭)に戻った。 
 水庭、1時間ほど見たかな。 この時、13時過ぎ。 

 付近には、レストランやカフェが少しあるけれど、
 モネの家には食事できるところもお茶するところもない。
 長居するつもりで来たので、持ってきたシリアルバーをかじったのだった。
 

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 そして、午後のノルマンディーの囲い庭を観た後、2度目の水庭へ向かう。 14時50分ごろ。 

 陽のあたる小川の底には、緑の水草。 流れに揺らめく。

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 ツボミだった睡蓮も大きく開いてきてた。

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 モネが線路の向こう側にあるこの土地を買ったのは、1893年2月。

 ができるまでの道のりは、本当に大変だったみたい。

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 このあたりには、セーヌ川の支流のエプト川が流れていて、
 中世の時代、修道士たちによってそのエプト川から造られたのが、
 水門を備えた人工のリュ川

 モネは、そのリュ川から、自分のに水を引き込み、またリュ川に水を戻そうとしたけれど、
 村の人たちの反対にあってしまう。

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 紫、淡いピンク、黄色・・・と1つの茎に3色の不思議な植物。

 1883年にジヴェルニーに引っ越してきてから、その時すでに10年。
 パリからはたくさんの友達や画商が訪ねて来ていたけれど、
 村人たちとの近所づきあいはどうだったんだろう。

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 10年経っても、やっぱり「よそ者」だったのかしら。 
 村人とは違う世界の、近寄りがたい雰囲気だったのかな。
 誰か賛同してくれる人は、いたのかしら。

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 植物を育て花を愛するモネ。 

 一時は、自分の前に立ちはだかるあまりの困難の大きさにあきらめかけたけれど、
 でも、やっぱりモネにとって必要だったみたいで、
 理解してもらうための努力は惜しまなかった。 

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 リュ川の流れる路の変更であり、水量の大きな変動もなく、
 育てる植物で水が汚染されることなく、他の生態系に影響を与えるものではない。

 モネは、説得のために何度か知事にそんな内容の手紙を送ったよう。  
 その甲斐あって、7月にようやく許可される。 土地を買ってから約半年後のこと。

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 を掘り始め、その後さらに拡張し、また手を加え・・・と整備が続けられる。 
 睡蓮の連作は、1899年ごろから始まったそうな。

 そして、造りから18年・・・ モネ71歳の1911年、妻アリスの死。
 さらに1914年、長男ジャンが47歳で亡くなる。 

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 2人目の妻にも先立たれ、息子まで失うなんて。  悲しすぎる、寂しすぎる。

 でも、幸い、アリスの娘であり、モネの息子ジャンの妻だったブランシュが、
 ジヴェルニーの家に戻って来て、あれこれ世話を。
 母を亡くし、夫にも先立たれてしまったブランシュもつらかっただろうな。

 心の元気がなくなると、体調へも現れてくるものなのか、
 モネは目の状態が悪化し、1912年に白内障と診断される。

     それについてのお話は、
     yk2さんの記事
「見えないモネが描けたわけ」をどうぞ。

 それでも、1915年、第3のアトリエを作り、大きなキャンバスに睡蓮を描こうとする意欲。
 画家でもあるブランシュの支えも心強かったのかも。

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 もう1人の大きな存在が、親友のクレマンソー

 Georges Clemenceau ジョルジュ・クレマンソー(1841-1929)は、 
 フランスの政治家・ジャーナリスト。
 最初に出会ったのは1860年ごろ、のちに再会。

 画商ポール・デュラン=リュエルモネを支えていたように、
 クレマンソーもその役割を担う。 
 物資の調達から、国家との交渉役まで。 さすが政治家、彼の力は大きい。
 金銭的にはモネは、村に多額の寄付までできるほどだったみたいだけれど。

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 人が写りこまないように撮っていたけれど、実際はかなりの人。

 1922年に、モネは装飾画の『睡蓮』を国家に寄贈するという書類にサインする。
 1894年にギュスターヴ・カイユボットが亡くなった時、
 モネの絵を含む彼の印象派絵画のコレクションを国家に遺贈するという遺志が断られ、
 受け入れてもらうまで3年もかかったことを思うと、
 世の印象派の認知度が随分アップしたのが分かるなぁ。

 1923年、モネは2回、白内障の手術を受ける。
 でも、物が黄色がかって見えたり、青に見えたり、絵を描く上での不都合があれこれ。

 マルモッタン・モネ美術館で観たモネの絵のいくつかは、
 画風がすっかり変っていたので驚いたけれど、こんな訳があったのね。

 もし、自分がそんな状況になったら、それでも絵を描こうとするかしら。
 いくら好きな仕事でもあきらめてしまうかな。 他にできることを探すかも。

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 睡蓮の大装飾画を飾る場所として、
 モネが希望したのは、パリテュイルリー庭園にあるオランジュリー
 (オランジュリーとは、柑橘類の植物などを霜から守って冬越えさせるための温室。)

 そのために、国は整備を進める。

 楕円形の部屋の展示はモネのアイデアなんだそう。 

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 塀には、救命具も備え付けられていた。
 濁ってよく分からなかったけれど、池は深いのかな・・・。

 写真を撮るのに夢中になって、池に落っこちないようにね。 

 水庭から、ノルマンディーの囲い庭、家の前を抜け、出口に向かう。
 目をつぶると、もう、があれこれ浮かぶほど。

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 6月は、庭の紫陽花も美しかった。 

 でも、右下のは、似てるけど違う・・・。 何だろう? アマチャ

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 ピンクのセイヨウフウチョウソウ(上)と、青いヤグルマギク(下)。

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 モネ第1のアトリエの窓際に咲いてたバラと・・・下は、なんだろ?

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 左は、ニトベギク属。 チトニア。 右は、向日葵の一種のようなそうじゃないような・・・

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 池の船着き場バラの花。

 マルモッタン・モネ美術館で観たモネの絵にも、『薔薇』があったっけ。 
 バラらしく見えなかったけれど、それはもうほとんど目が見えてなかったからかもしれない。
 
1925年~1926年の作品。   

 

 1926年12月5日 モネ、86歳の生涯を終える。 睡蓮の大作は、それまでモネのそばに。

 翌1927年、オランジュリー美術館がオープン。 5月17日に初公開された。

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 ここで買ったガイド本と、もらったパンフ。  ガイドブックは、ちょっと文章に変な文字もあるけれど・・・。

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 買った絵ハガキは、こちら。 このいくつかは、日本へと飛んで行った。

 左下にあるのが、モネの家の中。 
 上の段が、正面玄関キッチン。 下の段が、読書の間食堂

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 浮世絵のポストカードも。 どちらも歌川広重(1797-1858)の作品。

 左は、"Le Pont du singe dans la province de Kai"
     『六十余州名所図会 甲斐 さるはし』

 右は、"Les rizières d'Asakusa pendant la fête du coq"
     『名所江戸百景・浅草田甫 酉の町詣』 

 ふふ、を見たら、買わずにはおけない。

 ・・・ジヴェルニーモネの庭には、結局、6時間ほどいた。
私が撮った写真は、371枚



 そして、8月の初め、オランジュリー美術館に、モネ睡蓮を見に行った。

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 フラッシュなしなら撮影はOK。 ちょっと一部撮り。

 偉大な画家による作品の場合、保護され、ガラス越しに見ることがほとんどだけれど、
 これは違う。

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 絵に近づきすぎることがないよう、足元に低いハードルみたいなのはあるけれど、
 ガラスはない。 室内の反射を気にすることなく観られる。

 天窓からの自然光の下で、近くで見ると、モネ筆の跡までしっかり分かる。

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 ジヴェルニー水庭の風景が、目の前のキャンバスに。

 睡蓮葉っぱの赤味もちゃんと見える。

 あまりに作品が大きすぎて、しかも見学者もたくさんいるので、
 全体を写真に収めることはできなかったけれど。

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 部分撮りだけど、雰囲気だけでも。 先の55の写真は、中央下あたり。

 機会があれば、是非、ジヴェルニーモネの庭と、
 パリのオランジュリー美術館の睡蓮の大装飾画を。

 お好みの写真、ありました?


nice!(39)  コメント(23) 
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コメント 23

ぷーちゃん

モネの睡蓮、やっぱいいですね。
56枚もの写真の中から
お気に入りを一枚選ぶのは、難しいぃ。
異色を放つ浮世絵の52番に一票。ナハハ
╮(*′Д‵*)╭
by ぷーちゃん (2011-08-20 09:08) 

HIROMI

モネが絵に残したかったのは、この風景だったんですね。
写真を見ても、「お!これはモネの絵だ!」と思える物がずらり。
さすがです、Inatimyさん。
by HIROMI (2011-08-20 10:38) 

ami

始めの写真は日本だと思いました・・・2番は特に。。。
沢山撮られましたね~ どれも素敵な写真です。

by ami (2011-08-20 21:16) 

母ちゃん

池の写真を見てびっくり! ちょっと前に美術館で見た写真はInatimyさんが撮影したのかと思いました~♪ 

by 母ちゃん (2011-08-20 23:26) 

カエル

8,31,39,41番がいいな♪
こうしてお話読ませてもらったら、モネの描かれたお庭がすごく
近く愛おしく感じられましたよ。
このお庭は美しいですね。
藤の花、私もこれは反対!だわ。
確かにそこにあって欲しいけど、、、微妙ですねぇ。
by カエル (2011-08-21 10:29) 

yk2

今回の記事で、6月のモネの庭に咲く花って、意外に同じ時期の日本(東京圏)でも咲いている花が幾つもあるんだなって知りました。写真は23、32、33、41番が僕の頭の中にあるモネの絵の世界に近いかな。最後にオランジュリーの睡蓮も見せて貰えて大満足でした。
by yk2 (2011-08-21 10:48) 

alo-had

素晴らしいですねー。
日本と少し風景が違うのは、
背景になる構成物がまた素晴らしいんですよねー。
鎌倉の源氏池の蓮を撮っても背景に建物や電線が。w w w
モネが残した世界。
以前編集者時代にモネの睡蓮の画集を出したことがあるので懐かしいです。w
by alo-had (2011-08-21 12:39) 

marine

モネの睡蓮は本当に絵になりますねー!
私のお気に入りフォトはやはり8番です。
しかし、どの写真も素晴らしく、
どれを選んだかでどのような好みの人かばれてしまいそうなほど
魅力的なものばかりです。
とても見事で、ジヴェルニーに一度行ってみたいなあ…。
by marine (2011-08-21 15:44) 

てんとうむし

選ぶのすごい難しい。。。。
今年の我が家のカレンダーは『ワシントンナショナルギャラリー展』のもので、8月はモネで、9番写真の『太鼓橋』なの。
Inatimyさんの写真と見比べに行っちゃった^^
1、20、21、33、39、44もスキ。
実際の庭よりも絵の色彩のほうが暗い印象を受けるのは、モネの白内障のせいかしら。
by てんとうむし (2011-08-21 21:24) 

miffy

曇っている時と晴れている時ではお庭の雰囲気が違いますね。
私が行った時はカンカン照りで暑くて暑くて・・・
水のお庭を歩くと涼しかったな〜
いっぱいの写真の中で選ぶのは難しいけど2、21、22、36、39、40が好き♪
オランジュリーの睡蓮の部屋は不思議な感じがしますよね。
真っ白な壁にいろいろな色の睡蓮、いつまでも見ていたかったです。
by miffy (2011-08-21 21:43) 

TaekoLovesParis

絵ハガキのような22と41が好きです。他の写真もどれもすてきですよ。
お花のきれいな季節ですね。

by TaekoLovesParis (2011-08-21 23:19) 

TaekoLovesParis

追記:「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」の記事にカイユボットの
絵を載せたので、Inatimyさんの「どんな人だろう」にリンクさせて
いただきました。ご都合が悪かったら、おっしゃってくださいね。
by TaekoLovesParis (2011-08-22 00:15) 

テリー

パリのオランジュリー美術館は、何回か行きました。ジヴェルニーは、まだ機会がないです。写真で、楽しませていただきました。
by テリー (2011-08-22 16:37) 

めぎ

えええ・・・造花ですって・・・そんなあ。
それを聞くと、この蓮の花ももしかして造花?なんて思ってしまいますわ。
もし藤の花だけ造花なのなら、どうしてそうしたのか是非とも聞きたいですねえ。
by めぎ (2011-08-23 02:11) 

hatsu

2バント14番と17番がいいなぁ^^
心に深ーく沁み入りますね。

by hatsu (2011-08-24 05:54) 

pistacci

ここはいつか行きたい場所リストの上位に入ってる場所。
行きたいなぁ~。
記事にしてくださって、ありがとう。
by pistacci (2011-08-24 23:08) 

ふゆん

ステキ退廃的楽園ー♪
これはカメラがなかったころなら
なんとかして絵を描いて伝えたり残したい!って思うだろなー☆
by ふゆん (2011-08-25 18:09) 

ふゆん

6と18と25!
椅子をおいたりハンモッグでのんびり眺めてお茶したいー♪
by ふゆん (2011-08-25 18:12) 

りゅう

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展で素晴らしい太鼓橋の作品を見てきたばかりです。
ん~、モネの庭行きたいです!ヾ( ̄ー ̄)ゞ
素敵な写真がいっぱい、とても見応えありました♪
by りゅう (2011-08-25 22:26) 

Inatimy

→皆さま 
『睡蓮の水庭で』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 やっと夏が戻ってきて暑くなったのも束の間、あっというまに気温が下がり最高気温が19℃・・・。 水庭の写真、41番が3票。 あと2,8,21,22,33,39番が2票。 1,6,14,17,18,20,23,25,31,32,36,40,44番に1票。 皆さん、選んでくださってありがとう♪ 写真を人にあげる時の参考にさせていただきますね~。 

→ぷーちゃんさま 
浮世絵もいいでしょ♪ モネも持ってた浮世絵、日本の文化っていいなぁ~って感じました。 まさかあんなに大量に所有してるとは・・・でした。 日本でもあれだけのコレクションを見る機会なんてめったにないかも。

→HIROMIさま 
還暦を過ぎても描きたいという意欲を持ち続けて、あれだけの大作を残しちゃうなんて、ホントすごいです。 この池で生まれた睡蓮の絵、そう思うと見に来てよかったなぁってしみじみでした。 晴れてきたので、写真撮るにはいい明るさに♪

→amiさま 
浮世絵に魅せられたモネは、お庭までその影響が表れてますね~。 竹は、インドネシアからだったかな。 日本から海を渡って行った牡丹や芍薬もあるそうなんですよ。

→母ちゃんさま 
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる・・・かも♪ 睡蓮の咲く頃にちょうど行けてヨカッタです♪

→カエルさま 
藤の花、もう少し早い時期なら、自然に咲いてる姿がキレイに見られるんですよ。 あんなに葉っぱが生い茂ってなくって、花が主役で♪ カエルさんが撮られたら、どんなふうな水庭なんだろうな~。 

→yk2さま 
モネ亡き後、ブランシュが庭師とともに庭を維持してたそうなんですがブランシュも亡くなった後は荒れ放題。(次男ミシェルの興味は相続した家や庭よりアフリカのサファリだったそう。) 写真や証言をもとに植物を揃えるのが大変だったそうですよ。 東京圏に咲くモネの庭にもある植物特集してくださいな♪ 8月の終わりの今頃は、東京ではどんな花が咲いてるんだろう?

→alo-hadさま 
そういえば日本って電柱や電線が多いですものね。 睡蓮はまだ洋風ぽい感じもあるけれど、蓮となると私の中ではアジアの世界。 先日、パリの公園の蓮も撮りましたが妙な違和感感じました・・・。

→marineさま 
いつかジヴェルニーで堪能してくださいね。 この先何度でもパリに来る機会があるはず♪ 異国の地で観る浮世絵も新鮮だし。 ふわちゃんと庭の写真も期待♪

→てんとうむしさま 
庭の写真は晴れてるし昼間だから明るく見えるのかも。 実際のモネの睡蓮には、明け方のものや夕方のもあるしね。 それとやっぱり白内障によるものもあるかな。 何でも青く見えちゃう時期もあったなんて。 『ワシントンナショナルギャラリー展』面白そうだね~。 いいなぁ・・・。

→miffyさま 
8月でしたよね、行かれたの。 その時期のカンカン照りだと堪えますよね~。 オランジュリー、入館するのに20分以上並んだかな。 昔私が行った時と内部が変わっててたのもあって、不思議な感じでした♪ 楕円形の展示ルームは、優しい感じがしていいですね~。

→TaekoLovesParisさま 
花の多いよい時期に行けて楽しめました♪ 今度行くならチューリップの咲く時期もいいかな。 カイユボットの記事にリンクしてくださって、ありがとうございました♪ カイユボットの作品、たくさん日本で紹介されるといいな~。 カイユボットも庭や植物の絵を描いていて、それもキレイだったんですよ。

→テリーさま 
オランジュリー美術館は、何度行ってもいいものですね~。 ジヴェルニーへも是非いつかどうぞ♪ モネの家の近辺もあれこれ散策するには良さそうでした。

→めぎさま 
そうなんです、まだ咲いてるなんて、とよく見てみたら、藤の花は造花で・・・。 一瞬、睡蓮も?なんて思いましたが、午後に見に行った時には、咲いてる数も増え、花が大きく開いていたのもあったので、本物♪ いくら日本の太鼓橋に雰囲気持たせよとしても、造花はダメですよねぇ。 

→hatsuさま 
選ばれた写真も和な雰囲気ですね~。 着物姿が素敵なhatsuさんのイメージにぴったり♪

→pistacciさま 
いつか是非ジヴェルニーへ♪ モネの絵がいたサン=ラザール駅から列車で出発が、何とも言えないです♪ 

→ふゆんさま 
カメラがあった時期のモネでも大量の枚数の睡蓮の絵残してますものね~。 なかった時代なら、部屋に庭の絵を♪って思うでしょうね~。 ものすごい観光客が次から次へと訪れてますが、帰った後は、し~んと静かな、お茶をするにはぴったりの庭かも♪ 

→りゅうさま 
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展、有名どころの絵が揃いに揃ってましたね。 あぁ・・・観たかったな。 ジヴェルニーのモネの庭は見たので、ふふ、語れます♪
by Inatimy (2011-08-26 21:02) 

バニラ

すてき~
ほんとにどれもみんなすてきな写真ばかりですね。
3、6、16、43 かなぁ。 
by バニラ (2011-08-27 15:58) 

MOCOMOCO

見ごたえ十分!楽しませていただきました!
写真の1枚1枚が素敵なので、お気に入りを選ぶのがとっても難しいです。
睡蓮が咲いていて良かったですね~♪
藤の花はちょっとやりすぎな感じがしますね。自然なままが一番なのに。
ジヴェルニーとオランジェリー美術館。また「死ぬまでに行きたい場所リスト」の必須項目が増えましたわ♪
by MOCOMOCO (2011-08-30 17:27) 

Inatimy

→バニラさま 
水の庭、睡蓮の咲く頃にちょうど行けてヨカッタです。 植物はそれだけで十分キレイですね~。 今日はTVでそのモネの特集が。 見なきゃ♪ 

→MOCOMOCOさま 
もう少し早い時期に行くと、本当の藤の花の咲いた姿が楽しめるかも。 こんなに生い茂った葉っぱの中ではなく、花が主役の姿で。 いつかジヴェルニーに行かれたら、写真見せてくださいね~。
by Inatimy (2011-08-30 19:49) 

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