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ルーヴルを駆け抜ける 《前篇》 ニケからね [フランス・ミュージアム]

 月曜日は、どこも休館だと思っていたけれど、

 開いてるミュージアムもあるんだね。 

 もし、そんなふうに思いこんだ人たちが多いとしたら・・・案外、空いてる? 

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 話は、10月初旬。 ガラスのピラミッドを上へ上へと向かって流れる人々。

 その様子を写真に収めると、満ち足りた気分で、ここを後にした。
 夕方、もうすぐ18時になろうという頃。

 たっぷり歩きすぎて、早歩きもしたけれど、心地よい疲労感。
 延々と並ぶ長蛇の列も、大混雑も嫌だ・・・と、
 なかなか足が向かなかったこのミュージアムだったけど、面白かったな。

 どんな一日を過ごしたのか、見てみる?

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 長い階段を上がって、円い天窓の下にあるのが、この像、『サモトラケのニケ』

 ここは、パリルーブル美術館。 
 そばにいた人は、まだ6~7人だったので、ぐるりと一周。 真後ろからもね。

 その日、ピラミッドの下の入り口に到着したのは、朝8時50分。 
 すでに行列ができていた。 9時に開館し、手荷物検査を受けると、券売機でチケットを買う。
 人々は、ドゥノン翼シュリ―翼リシュリュ―翼と、散らばっていった。 

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 我が家は、ドゥノン翼から。 館内案内図を見て、お互いの希望のエリアを確認。
 人が少ないうちに、あれを観ておこうか・・・と向かう途中で、サモトラケのニケに出会った。

 あれとは、1階(日本で言う2階)にあるレオナルド・ダ・ヴィンチ『モナリザ』
 すでに周りに人がたくさん。 ガラスの向こうに、ほほ笑むモナリザ。
 思ったより小さい絵で、しかも半円状のバーがあって遠い存在。 
 正直、あまり大きな感動はなかった・・・。

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 モナリザに向かい合って配置されてるこの絵の方が印象的だった。 
 縦6.77m × 横9.94m とかなりの大きさ。 絵の両側にある解説プレートから巨大さが想像つくかしら。

 パオロ・カリアーリ(1528-1588)、通称ヴェロネーゼ。
 そのイタリア人画家の描いた『カナの婚礼』1562-1563頃。 

 この絵で、私が観ていたのは・・・

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 ・・・右下部分の壷にじゃれる猫と、左端のテーブル席のカメラ目線の女性

 隣に座ってる男女は、その女性の手にあるものを凝視してるし、
 手前に座った男性が受け取ろうとしてるのは、葡萄酒の入った平皿のような深さしかないグラス。

 食卓には、緑の丸いものと白い塊・・・いったい何を食べていたんだろう。
 昔の人々の食生活って気になるところ。

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 左の写真は、ジュゼッペ・アルチンボルド(1527-1593)の絵。 
 上段左は『冬』で、右が『秋』。 下段の左は『夏』、右が『春』

 右の写真は、ラファエロ(1483-1520)の『聖母子と幼児、聖ヨハネ』1507。

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 昔、Kamoさんにもらったウィーンのお土産のポストカードを思い出した。 
 微妙に違うけどね。 どれも美術史美術館の所蔵。

 アルチンボルドの絵は、上2枚が『火』『水』1566、下2枚が『冬』『夏』1563。

 ラファエロ『ベルヴェデーレの聖母子』1505/1506。

 野菜や果物、花や植物、魚など、いろんな物で構成されたアルチンボルドの絵は、
 見れば見るほど面白い。 のようなほっぺが美味しそうだしね。

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 イタリア絵画のある長いギャラリーの窓の一つから外を見た。
 左のほうには、カルーゼル凱旋門。 ガラスピラミッドは、右のほうにあるはず。
 まだまだ向かいのリシュリュー翼への道程は長そうだ。

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 きっちり順に見てると、あっという間に時間が流れるので、さっと見る。

 画家の名前もチェックしてないけど、私が観てたのは、子供のお尻・・・・・・ではなく、
 青い布に金の刺繍とひだひだの裾。

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 逞しい彫像の横に並んだ数々の絵と、装飾のあるマントルピースの上に飾られた花。

 これに注目してたのは・・・

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 ・・・左のあたり。 さっきのは、絵のほんの一部を撮ったもの。

 ジョヴァンニ・パオロ・パンニーニ(1691-1765)の
 『古代ローマの景観図のギャラリー』1758。

 そして・・・

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 ・・・角と長いひげのあるおじさんの彫像と、花と、対になった建物の絵を観てたのは・・・

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 ・・・同じ画家による『現代ローマの景観図のギャラリー』の中央少し右部分。

 たくさん並ぶ絵画の中に描かれた人の大きさは、米粒くらい。

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 これも、その同じ画家による絵。 ・・・根気があるなぁ。

 "Fête musicale donnée par le cardinal de La Rochefoucauld
 au théâtre Argentina de Rome le 15 juillet 1747
 à l'occasion du mariage du dauphin de Louis XV"
という長いタイトル。

 「ルイ15世王太子の結婚の際に、1747年7月15日にローマのアルゼンチン劇場にて、
 枢機卿ラ・ロシュフーコーによって開催された音楽パーティー」
・・・・・・みたいな感じ。 たぶん。

 たくさんの聴衆を前に、中央では楽器の演奏が。 でも・・・

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 ・・・中には、聴いちゃいない人たちもいたりね。 
 仲間と飲んでおしゃべりに花が咲き、陽気になって足元ふらついてたり。 

 ふふ、絵の右下部分。 昔も今も、変わらない。 人の行いには共通点が見えるね。

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 スペイン絵画のエリアでは、小部屋にあるたくさんの宗教画も満喫。
 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(1617-1682)の絵も観られた。
 この画家の、白に青い布をまとった姿のマリアさまが好き。 

 上の絵は、
 "L'Apparition de la Vierge Immaculée à six personnages" 1665
 『6人の人物の前に現れる無原罪の聖母』・・・って訳でいいのかな。

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 同じく、ムリーリョ"L'Immaculée Conception" 『無原罪の御宿り』
 
1650-1655 頃

 スペインのMuseo de Bellas Artes de Sevilla セビリアの美術館で見たのも、
 こんな円い白の上に乗ってた。 もっと青い布が上になびいてたけど。

  マドリッドプラド美術館にあるムリーリョの絵が有名だけれど、
  このセビリアの美術館にあるのもお勧め。 
  中庭も礼拝堂も美しく、美術館自体の建物も楽しめる。 

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 スペイン絵画の奥にあるイギリス絵画のエリアで気に入ったのが、これ。 素直に可愛い。

 Sir Henry Raeburn サー・ヘンリー・レイバーン(1756-1823)の
 "Petite fille tenant des fleurs" 『花を持つ少女』

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 建物の西端まで行ったので、イタリア絵画のギャラリーを抜けて引き返す途中でパチリ。

 セーヌ川にかかるカルーゼル橋。 幅が33m。

 で・・・途中、ちょっと前の三賢者の記事に登場させたイタリア人画家の
 ベルナルディーノ・ルイーニーの絵を見て、ふと下を見ると・・・

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 ・・・地上階(日本で言う1階)の閉鎖中の中庭が見えた。
 古代エトルリア・ローマ美術の展示エリアあたりだと思う。 こんな風に開梱されていくんだな。

 『サモトラケのニケ』まで戻って、ふと横のギャラリーに寄り道。

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 アポロンのギャラリーで、しばし、小箱に見入る。 何入れようかな・・・なんて考えながら。

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 そのアポロンのギャラリーに続く円形の間の天井画も、窓際のベンチに座って鑑賞。

 たまに座って、エネルギー回復。

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 その隣の部屋には、ガラスの器やお皿など。 
 このモザイクのお皿は、なんとなく、クリムトの絵を思い出させるなぁ。

 今の時期だったら、小粒のみかんなんかのせてみたいな。

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 奥に進むと、こってり装飾。 壁のに映った天井画を撮る。

 展示と室内装飾に引き込まれ、どんどん奥に行っちゃったけど、
 本当は別の方向に行きたかったので、引き返す。

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 右にあるのが、シュリー翼。 今いるのは、1階(日本で言う2階)。

 じゃ、さっきいたところは、古典期以前のギリシャ美術・・・あたり?と館内案内図を見る。

 そのギリシャ美術の展示で興味を引いたのは・・・ 

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 上: 魚の形に、ネズミ。 右は、"Souris devant une noix" 『胡桃の前のネズミ』

 下左: "Acteur au Tympanon" 『打楽器を演奏する役者』・・・かな。
   この笑顔がお気に入り。 見てるだけで楽しくなる。 たまに思い出して、クスッとね。

 下中央:"Lécythe plastique attique って、アテネ風造形美のレキュトス?
   Léda et le cygne" 『レダと白鳥』
   レキュトスとは、油の貯蔵用の古代ギリシャの陶器の一種らしい。

 下右: "Amphitrite(?) assise sur un dauphin" 『イルカに座るアンピトリテ(?)』
   アンピトリテは、ギリシャ神話の海の神ポセイドンの妃のよう。

 ・・・と、これらがInatimyセレクション。

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 シュリー翼の西側(ピラミッドに面した側)の一室は、ブロンズや貴金属工芸の展示。
 ここの天井画は意外にも青。 ん~・・・。
 他にも、Georges Braque ジョルジュ・ブラック(1882-1963)の天井画もあった。

 そばの階段を上がり、2階(日本でいう3階)へ。

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 上左: オランダの冬の風景といえば、画家アーフェルカンプ。 
   でも、これは、Hendrick Avercamp ヘンドリック・アーフェルカンプではなく、
   甥のBarend Avercamp バーレント・アーフェルカンプ(1612/13-1679)。
   "Scène de patinage à Kampen"・・・『カンペンのスケートの風景』

    ※ オランダで行ったヘンドリック・アーフェルカンプの展覧会は、こちら

 上右: Paul Merwart (1855-1902) ・・・ポール・メルワール
   "Hélène Loeb, future Madame Victor Lyon(1883-1946),
   à l'âge de deux ans" 
   
・・・『エレーヌ・ロエブ、将来のヴィクトール・リヨン夫人、2歳』かな。
   フランス人の父とポーランド人の母をもつ画家。

 下左: Puvis de Chavannes ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824-1828)
   "La Pêcheuse"・・・『女の漁師』

 下右: Johan Barthold Jongkind ヨハン・バルトルト・ヨンキント(1819-1891)
   "Paysage Hollandaise avec une grosse barque au calfatage" 1857
   ・・・『填隙する大きな船のあるオランダの風景』
   填隙(てんげき)とは、船板の隙間に槇皮など詰めて水漏れを防ぐことなんだそう。

   以前、ヨンキント『セーヌ川とパリのノートルダム大聖堂』の風景を探したっけ。

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 シェリー翼から、ガラスピラミッドを見たところ。 入館のための長い行列ができてる・・・。

 その向こうに見える建物ドゥノン翼の西端あたりがスペイン絵画。 
 かなり歩いて来たな。 ちらっとエッフェル塔も見える。

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 お昼は、そのままルーヴル美術館のカフェで食べた。 
 ちょうど見てる展示室の割と近くにあったので。 
 リシュリュー翼の2階(日本の3階)からエスカレーターで1階(日本の2階)へ。

 外に一度出て、また戻ってくるのも大変だしね。
 写真は、キッシュロレーヌ。 これで14ユーロ・・・。 飲んだのはマンゴ・ジュース
 お隣のテーブルに座ってた英国からの老夫婦は、高い、高い・・・と言ってた。
 ・・・同じ意見。

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 カフェから出ると、目の前にも何やら興味をそそられる展示室。 中世の工芸品エリア。

 ステンドグラスや、金や宝石を使った細工物。 ゴージャスな装飾に目がチカチカする。

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 で、たまに遠いところも見る。 マルリーの中庭。 馬の彫刻が見もの。

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 中世の工芸品エリアでは、陶器ものも見ごたえあり。
 可愛い1450年頃のスペインのお皿に、動物の描かれたイタリアだったかの水差し。

 他にも青と茶色の美しい模様のお皿がずらりと並ぶ。 

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 窓からは、北側にあるルーヴル骨董品店街が、ちらりと見える。

 ルーヴル美術館の外壁のの装飾も、細やかで美しい。
 外からだと、遠くて見えづらい位置だから、これもお得感。

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 Bertrand Gonon ベルトラン・ゴノン という人が作った作品。 
 Montre en forme de croix 十字架の形の懐中時計。  17世紀くらいのものみたい。

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 "Vitrail aux armes
 de Conrad Gessner, Heinrich Bullinger et Georg Keller ;
 le bon Samaritain"

 『コンラート・ゲスナー、ハインリッヒ・ブリンガー、ゲオルク・ケラーの紋章のある
 ステンドグラス; 善きサマリア人』

 善きサマリア人とは、聖書の中で、キリストが語ったお話のよう。
 強盗に襲われケガしたユダヤ人の前を、位の高い人は何もせず通り過ぎたけれど、
 ユダヤ人に嫌悪されてたサマリア人は、ケガを治療し、宿に運び、
 宿の人に介抱するよう頼み、費用も支払ったそうな。

 ステンドグラスは、ケガの手当てをしてるシーン。 油と葡萄酒をかけたんだって。
 馬の上あたりに、通り過ぎた司祭やラビの姿が見える。

 あぁ・・・これ以上深入りすると、本命の部分が観られなくなってしまう・・・と、
 泣く泣く切り上げて移動。
 シュリー翼の階段を下りて、地上階(日本の1階)へ。 

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 すごい人だかり・・・と思ったら、ミロのビーナスだ。 学校の美術室に石膏像があったっけ。

 でも、私が観たいエリアは、この先に。 シェリー翼の東部分。
 混雑の中をすり抜ける。 時間は、すでに午後2時過ぎ。

 ~ 続く

 

もし、もらえるなら、どれがいい?


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にこちゃん

さすがのボリュームですよねー。
キチンと観ると1週間以上かかるというところを、
駆け足でダダっと観ただけなので、いつか続きをとは思ってるのですが。
建物自体も凄かったんですね~またじっくり眺めたいなぁー
by にこちゃん (2012-01-20 20:58) 

てんとうむし

もちろん欲しいのはサモトラケのニケ♡
レプリカを持ってるけど、ホンモノ、もらえるなら欲しいなぁ。
ラファエロの聖母は定期入れに入ってる^^
サー・ヘンリー・レイバーンの『花を持つ少女』は、ど真ん中の好みだし、アルチンボルトもはずせないし、ムリーリョの聖母も忘れちゃいけない・・・って考え始めると、美術館丸ごと必要になっちゃいそう(笑)


by てんとうむし (2012-01-20 23:07) 

angie17

展示品の写真撮影、OKなのですね~。
行った気になりました(笑)

by angie17 (2012-01-21 00:12) 

めぎ

ああ・・・なつかしいな・・・
昔、美術史学で紹介された絵がいっぱい。
そのときの教授の声や教室の匂いまで蘇りました。
10年くらい前ルーブルに入って、その一つ一つの本物を見て、すごく嬉しかったです。
そして・・・そのときも、中のカフェの食事、高かった記憶です!
by めぎ (2012-01-21 05:02) 

母ちゃん

どこかで見た事のある絵画に彫刻、ホントここは見所がたくさんですね~。
詳しい案内付きで、私も美術館体験させてもらえました(^^)
by 母ちゃん (2012-01-21 09:13) 

ぴーすけ君

チョットと外に出るとタイムスリップができる街いいなぁ~。
by ぴーすけ君 (2012-01-21 09:25) 

Roseblanche

ルーヴルは、何度も何度も足を運びたいですよね。
(私、見落としたもの、沢山ありすぎます。)

あのピラミッドの入り口も、すっかりルーヴルの顔になっていて、
やっぱりフランス人のセンスって凄いな、超えてるなって思います。

サモトラケのニケ、映画『パリの恋人』のオードリーとの共演が目に焼きついてます。
by Roseblanche (2012-01-21 09:39) 

TaekoLovesParis

大作の記事でしたね。ルーブルでも休憩のお茶ばかり
してる私なので、ここも読み終わって、まず、お茶でした(笑)。ニケだけでも前後左右と4方向からあって、ぐるっと回って見る臨場感。ミロのヴィーナスの写真は、背景、台座の大理石と合って、気品がいっそう増してます。

キッシュ、私もこれ食べたことあります。きれいな写真ね~。ルーブルの中のカフェは、どこも高いけど、おいしいし、落ち着いてるので好きです。安いと落ち着きのないカフェテリアになっちゃうから。

カナの婚礼、よく全部はいりましたね。この部屋は大作ぞろいでしたっけ。

ここにあるシャバンヌの絵、セザンヌ、モネが赤い布壁の豪華なコーナーにあるのを見たときは、「なぜ、ルーヴルに?オルセーでしょ」と思ったけれど、H..Lyonさんが個人コレクションをルーヴルにと、寄贈した部屋なんですよね。ヨンキントがお好きだったとか。『エレーヌ・ロエブ、将来のヴィクトール・リヨン夫人、2歳』令嬢の絵がここにある意味がわかりますね。
by TaekoLovesParis (2012-01-21 14:09) 

yk2

↑それでなんだ-。どうしてシャヴァンヌ作品がここに???。それも描かれているのが『貧しき漁夫』のまるでシリーズ物みたいな画題。めっちゃ興味惹かれましたがtaekoせんせーの解説で納得。
僕はたった1回のルーヴル訪問でいられた時間はほんの数時間。この辺りは全然観て来られなかったところなので、こうしていなちゃんがたっぷり写真に撮って来てくれると有り難いです。

ま、“特派員”的にはもっと早くに「ルーヴルに行った!」ってレポートを出して欲しかったですね~。随分なが~~~く待ったもん(・・・などと、意味なくエラソーに云ってみる^^ゞ)。
by yk2 (2012-01-22 09:12) 

HIROMI

サモトラケのニケは、勝利の女神ですが、この翼がナイキのロゴマークになっていると知り、驚いたことを覚えています。NIKE=ナイキ=ニケ(ローマ字読み)。これを子どもたちに話すと、皆おどろいてくれるんです。
by HIROMI (2012-01-22 09:49) 

miffy

ルーブル楽しいですよね♪
いろんな時代の芸術品を一度に見ることが出来るので好きです。
行くたびに新しい発見があって面白いです。
展示物だけでなく天井や床なども見てるとなかなか前に進めなくて^^;
大作も多いので細かい所まで観察していると余計にですね~
by miffy (2012-01-22 21:45) 

chercher

ルーヴル美術館、行ってみたいです~♡
全部みてまわるのに数日かかるというのは本当でしょうか?
好きな作品の前にずっといたいから、私が行ったらすごく
時間がかかってしまいそうです^^;
by chercher (2012-01-23 13:51) 

luces

今にもニケが飛び立っていきそうな展示ですね。
by luces (2012-01-23 16:10) 

plot

ヴェロネーゼの猫、好きです。
続編もお待ちしてます!
by plot (2012-01-23 18:23) 

ネム

ルーブル!
いつかは…と、誰もが思う美術館かもしれませんね。
石膏像として散々みた彫刻が大理石で見られるだろうし
なによりこの建物の中で観てみたいです♪
続きもたのしみ…☆
by ネム (2012-01-23 22:57) 

カエル

一日じゃ無理ですよね。
私も朝一にいっても、やっぱりスルーしなきゃならないところがたくさんあったもの。それにしてもこうして写真に撮ってさえも絵画は立体感があって圧倒される。入口入ってすぐのモナリザに行く前あたりにあるあんなに大きい絵画を見たのは生まれて初めてだったから感動しちゃって。
それに、どの絵か忘れちゃったけど、奥深いところにたくさん並んだ一つの画に釘づけになったの。それで涙がでてきちゃってね。
あれはなんだったんだろう?笑
私はここへ来てからフランスの宗教ががすごく好きになった。
私はね、ニケのストラップがいいな♪
後半もゆっくり見させてもらいます!
by カエル (2012-01-26 14:06) 

Inatimy

→皆さま 
『ルーヴルを駆け抜ける《前篇》ニケからね』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 オーディオガイドを借りてちゃんと見たら、きっとほんの一部で時間切れになっかふだろうなぁ・・・というほど大きくて広かったです。 私は無器用なのでガイド聞きながらだとじっくり見られなくって、作品か、オーディオガイドか、どちらか一方に気が集中しちゃう(笑)。

→にこちゃんさま 
我が家もかなり駆け足で。 今回は下見程度でも、ま、いいかなと。 ガイド本も買ったので、それを読んで次回観に行きたいポイントを探す予定です(笑)。 建物もさすが「宮」とつくだけあってゴージャス。 ナポレオンの部屋もみそびれたけど・・・。

→てんとうむしさま 
サモトラケのニケ、本物もらったら、どこに置く? ふふ、玄関? 私はこんなの置けるお風呂場がほしいなぁ・・・と思った(笑)。 サー・ヘンリー・レイバーンの『花を持つ少女』いいでしょ。 ポストカード探したんだけれど残念ながらなかった・・・。 

→angie17さま 
ほとんどが写真撮影はフラッシュなしだと可ですが、撮影禁止エリアもあるので、それを知らせるマークがあるかないかその時その時に要チェックです♪ まだまだ続きますけど、どうかおつきあいを~。

→めぎさま 
美術史学を学ばれてその知識があると、また見え方が違ってくるでしょうね~。 私はいつも後で調べるタイプなので、行った時に気になるものを片っぱしからチェックして、ブログで整理しながらまた楽しんでます♪ ミュージアムのカフェでこの価格だと、レストランはもっと高いんだろうなぁ・・・。

→母ちゃんさま 
いつも雑誌や本やTVやPCの画面越しに見てるものの本物が目の前にあるっていうのは、ちょっとした感動ですね~。 会えてヨカッタ、って感じです。 いつかお子ちゃまたちとどうぞ♪

→ぴーすけ君さま 
ミュージアムの中に入ると、あっという間に昔のものに囲まれて、ゴージャスな室内装飾を見ながら陳列の作品も見る・・・と非日常的で、いい刺激です♪ 我が家には絶対ありえないものばかり~。

→Roseblancheさま 
オルセーでさえ、作品を全部くまなく見られてないので、ルーヴルだと何日も通わないと見られないでしょうねぇ。 その割には、近所になっちゃうと、また今度でいいや、なんて贅沢な選択をしてしまうし(笑)。 ピラミッドも明るい地下で開放的ですよね。 サモトラケのニケは、あんな船みたいな土台の上に載ってるとは・・・。

→TaekoLovesParisさま 
あまりにも大量に撮影したので整理も大変、選ぶのも大変でした・・・。 カフェやレストラン、確かに、安いと落ち着きのない雰囲気になっちゃいますねぇ。 それを保つためにの必要価格と考えれば価値ありますね。 カナの婚礼は、まだ早い時間だったので、人がモナリザに集中してる間に、枠に入るところまで下がって撮影できました♪ H.Lyon&V.Lyonさんの寄贈品の部屋だったんですね、あそこは。 撮った解説プレートの隅に書いてあるのを見つけました。 所狭しと絵画が飾ってあって、あれれ・・・なんだか雰囲気が違う、と思いつつも絵に見入っちゃって。 さすがTaekoさん、お詳しい♪  

→yk2さま 
絵や美術館に詳しいTaekoさんのおかげで私もスッキリです。 シャヴァンヌのこの絵、かなり高いところに掛けてあって室内暗いし、観るのも撮るのも一苦労。 絵の左下にシャヴァンヌのサインが。 せっかくの作品なので、もっと広い場所に余裕を持って飾ってほしいなぁ・・・と思うほど、盛りだくさんの部屋でしたよ。 私の初訪問のルーヴル美術館はパリに引っ越して1年半後にようやく実現♪ でもね、近所にあるとなかなか足が向かないものですよ。 羊や牛の群れなら苦じゃないけど、あの人込み&行列はねぇ・・・。 この記事の続き、またお楽しみに~。 たっぷりのツッコミお待ちしてます♪

→HIROMIさま 
でも、ナイキはどうしてこの翼を選んだんだろうなぁ・・・。 同じくルーヴル美術館にあるカノーヴァの『アムールとプシュケ(エロスの接吻で目覚めるプシュケ)』の像の翼もとっても見事なのになぁ。

→miffyさま 
全部見よとすると何日もかかりそうですねぇ。 ガイド本をショップで買ったけれど、分厚くても私が知りたい作品が載ってなくって。 人混み覚悟で、また通わないと行けないなあ・・・。 ナポレオンの部屋も観てないし、ギリシャ美術も中途になっちゃたし。 でも、miffyさんのおっしゃる通り、確かに面白い♪

→chercherさま 
我が家、一日いましたが、見逃した作品があまりに多く・・・きっと何日も何日もかかりそうです・・・。 午前中の早いうちは空いていた館内も、あっという間に、人だらけで、高い人気を物語ってました。 また行けるといいなぁ~。

→lucesさま 
ニケの像のある階段の踊り場の空間は、とても天井が高く、ほんとうに飛ぶには都合よさそう♪ 楕円の天窓が、とてもお気に入り。

→plotさま 
ヴェロネーゼの猫、葡萄酒入れの壺にじゃれて、かわいいですよね~。 主役より、ついつい、隅のほうに視点が・・・。 長いんですが、続編もどうかおつきあいを。

→ネムさま 
逆に贅沢にも近くにあるとなかなか行けなくって、ようやく訪問実現。 もう室内装飾も作品展示もどれも観たいものばかりで、目が泳いで挙動不審者(笑)。 まだまだ続きありますのでどうかまた読んでくださいね~。

→カエルさま 
館内には閉鎖中のギャラリーもあって、通り抜けできない場所もあり、回り道して半迷子状態だったり、大変でした・・・。 スペイン絵画のエリアには、絵が飾ってある大きな広間の裏側の8畳ほどの小部屋にもまた絵があって、そこが私には心地よい広さで落ち着くの(笑)。 ニケのストラップかぁ・・・あったらいいなぁ~♪ 
by Inatimy (2012-01-26 18:21) 

pica

ニケ、大好きですっ!
パリに行く目的はニケだと言っていいくらいの私です( ̄▽ ̄)b

私もモナリザは感動なく…。
人が多すぎて、ゆっくり見ることもできなかったし。
by pica (2012-01-30 01:22) 

Inatimy

→pica さま 
パリにいらっしゃる目的がニケだとは・・・すっごいな。 モナリザはひとの少ない時間にじっくり見たけれど、絵まで遠かったのとガラス越しだったので、もっと近くで筆の後まで見えるような距離だったら、違ってたかもなぁ。
by Inatimy (2012-01-31 18:36) 

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