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フランスのちイタリア、時々物語 [フランス・ミュージアム]

 下に生まれた者の宿命“おさがり”

 服も、お弁当箱も、学校で使う道具も、自転車も・・・と、
 新しいものは、ほとんどなく。

 おかげで<手元にあるもので間に合わせる>ことが身に着いた。

 だから<何事も道具が大事>と最初から揃えるのが、とても新鮮で。
 使い始めはワクワクするし、確かにできることも広がるね。

 色の足りなかった絵の具。 
 あの時、全色揃っていたなら・・・ひょっとしたら今も絵を描いたりしてたかなぁ。

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 美術館で模写してる人がいた。 見比べると、中央上の木々の葉っぱが、まだ寂しげ。

 Peter Paul Rubens ピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)の
 "La Kermesse" ou "Noce de village" 1635~1638頃
 『フランドルの農民の祭り』

 6月下旬、ルーブル美術館リシュリュー翼2階(日本で言う3階)で、
 オランダ・フランドル絵画を見た日の続き。 同じフロアのフランス絵画も少し。

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 Lubin Baugin リュバン・ボージャン(1612-1663)の絵。
 "Le Dessert de gaufrettes" vers 1630/1635
 『巻菓子のある静物』

 現存してる静物画4作品の内の1つ。 

 サクサクと美味しそう。 
 子供の頃に食べたお菓子に似てる・・・と調べたら、Cigare シガールだ。
 フランスでは、Cigarettes Russes シガレット・ルス と言うみたい。
 ロシアの煙草とは・・・。

 そういえば、日本にはココアシガレットというお菓子もあったっけ。

 それにしても、絵の中のお皿、テーブルからはみ出してるのが危なっかしいな。
 赤ワインの色も明るくてロゼのようだけれど実際はどうなんだろう。 
 このお菓子と合わせたら美味しいかな。

 そして、Hélène et Victor Lyon エレーヌならびにヴィクトール・リヨン
 寄贈品展示室を抜ける。 

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 フランスの画家
 Adolphe-Joseph Monticelli アドルフ・ジョゼフ・モンティセリ(1824-1886)。

 "Le Souper ou À l'auberge du bon vin" 
 ・・・ 『夕食』または『美味しいワインの宿にて』

 絵の具こてこて。 
 オランダの画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)みたいな厚塗り。 
 じゃなくて、逆かな。 ゴッホフランスに来て、画家の影響をあれこれ受けたよう。 

 テーブルのあたりをズームしてみる。

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 人の顔に目鼻も一応描かれてるし、がお座りしてるのも分かるところがスゴイな。

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 その昔イタリアにあったヴェネツィア共和国の画家
  Antonio Canal, dit Canaletto (1697-1768)
 アントーニオ・カナール、または カナレット

 "L'Église de la Salute" ・・・ 『サルーテ教会』

 右にあるのが、ヴェネツィアにあるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂

 イタリアの風景を描いた、写真のようなキレイな絵・・・

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 ・・・だけど、が適当な感じだったり・・・。 水面に写ったところとか、素敵なのにな。

 その後、Carlos de Beistegui カルロスベイステギ寄贈品展示室へ。

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 フランスの画家 Jean-Marc Nattier ジャン=マルク・ナティエ (1685-1766)の
 "La duchesse de Chaulnes, représentée en Hébé" 1744
 ・・・『へーべーに扮したショルヌ公爵夫人』

 展示エリアに入ってすぐ、
 これは、ジャクマール・アンドレ・ミュージアムで観た絵に似てる・・・と近寄ったら、
 同じ画家だった。 ↑ "Portrait de Mathilde de Canisy, marquise d'Antin"
                                      『マルキーズ・ダンタン』

 へーベーとは、ギリシア神話の若さ青春の女神で、ヘラクレスの妻らしい。
 不死の霊薬のお酒ネクタールを神々につぐ役もあったそうな。
 絵の公爵夫人が酒杯水差しを持ってるのは、そのためのよう。

 この後、シュリー翼の階段を下りて、1階(日本で言う2階)へ。
 ドゥノン翼の中庭ピラミッド側の棟の19世紀のフランス絵画の大作の間に向かう。

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 芸術的にもサイズ的にも大作だったのは、
 Théodore Géricault テオドール・ジェリコー(1791-1824)の
 "Le Radeau de la Méduse" Salon de 1819 ・・・ 『メデューズ号の筏』

 高さ 4.91m x 長さ 7.16m で、
 かすかに左端に写りこんだ人と比べて、その巨大さが分かるかな。

 本当に起こった船の難破事件を、その3年後に描いたもので、
 12日間の漂流で、筏に乗った149人の内15人だけが助かったらしい。
 ノンフィクションだと思うと、窮地にある人々の壮絶さが、絵からますます強烈に伝わってくる。
 

 wikipedia によると、この絵でモデルも務めてた画家が、ドラクロワ・・・って話。

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 そのEugène Delacroix ウジェーヌ・ドラクロワ(1798-1863)が描いたのが、
 "Le 28 Juillet. La Liberté guidant le peuple (28 juillet 1830)" 
 Salon de 1831 ・・・『民衆を導く自由の女神』

 世界史の教科書に載ってた絵の本物が今、目の前にある・・・と不思議な感じに。
 ここまでの道程が長かったな・・・。

 覚えがあるかも・・・という有名どころの絵が、次から次へ。

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 これも巨大な絵。 高さ 6.21m x 長さ 9.79m 。

 画家は、Jacques-Louis David ジャック=ルイ・ダヴィッド(1748-1825)。

 "Sacre de l'empereur Napoléon Ier
 et couronnement de l'impératrice Joséphine
 dans la cathédrale Notre-Dame de Paris, le 2 décembre 1804"
 
・・・『皇帝ナポレオンⅠ世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠』  1806-1807

 戴冠式は1804年12月2日にパリのノートルダム大聖堂で行われたのか。
 床は絨毯?

 この絵の向かいにあったのは・・・

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 ・・・Jean-Auguste-Dominique Ingres
 ジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(1780-1867)の
 "Romulus, vainqueur d’Acron, porte les dépouilles opimes
  au temple de Jupiter"
1812 ・・・『アクロンに対するロムルスの勝利』

 原題には、ジュピターの神殿へ戦利品を運ぶ・・・ともある。

 高さ 2.76m x 長さ 5.30m と大きい絵なんだけれど、
 お向いさんに注目を奪われてしまった感。

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 そのドミニク・アングルの絵がたくさんあった。
 以前シュリー翼2階(日本で言う3階)で観たトルコ風呂や浴女の絵だけかと思ってたら、
 離れたドゥノン翼にあったんだ。

 "Une odalisque, dite La Grande Odalisque" 1814
 ・・・『グランド・オダリスク』

 キレイだった。 何がというと、足の裏
 やわらかそうで、家の中だけで育った猫の肉球のような、ぽってり、むっちり。
 我が家のトラチのようなピンク色で。 

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 "Roger délivrant Angélique" 『アンジェリカを救うルッジェーロ』

 アンジェリカはお姫さまで、
 ルッジェーロとは、イタリアの抒情詩「狂えるオルランド」の登場人物らしい。
 前半身が鷲、後半身が馬のヒッポグリフという生き物に乗って、
 海の怪物オルグをやっつけているところ。

 無事に救出成功したのかな。

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 "Oedipe explique l'énigme du sphinx" 1808  Salon de 1827
 『スフィンクスの謎を解くオイディプス』

 左下の足や骸骨も気になるところ。 後ろの人は逃げ出してるし。
 出題する謎に答えられない旅人を、スフィンクスは殺してしまったみたい。

 足をのせた岩に落書きのように斜めに画家のサインがある。
 オイディプスの顔が、なんとなく『自画像』1804 の画家本人に似てる気がする。

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 一時はアングルの弟子で、後で仲たがいしてしまった
 Théodore CHASSÉRIAU テオドール・シャセリオー(1819-1856)の
 "Suzanne au bain" 1839 ・・・『水浴のスザンナ』

 私の背からすると高いところにある絵が多いので斜めになってしまったけれど、美しい女性だった。

 後ろでおじさん2人が覗き見してる。 彼らがスザンナに無理なこと言って脅す。
 断った彼女は捕まるが、結局はつじつまが合わないことが出てきて、
 おじさんたちのウソがばれ・・・というようなお話。

  覗き見も、脅迫も、虚偽の発言も、いけないことだよねぇ。

 ダニエル書補遺の中の物語で、多くの芸術家が描いたり彫ったりしたみたい。

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 Baron Antoine-Jean Gros アントワーヌ=ジャン・グロ(1711-1835)
 "Christine Boyer (1776 - 1800)"・・・『クリスティーヌ・ボワイエ像』

 グロは、
 先のナポレオンの戴冠を描いたジャック=ルイ・ダヴィッドのアトリエに通っていたそうな。

 クリスティーヌ・ボワイエは、
 ナポレオン1世の弟であるリュシアン・ボナパルトの最初の妻。

 絵画では、流れていくピンクのバラの花を目で追ってる。
 地味な背景だけれど、その分、赤のショールや人物の美しさが際立つのかな。

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 この展示エリアでの一番のお気に入りは、
 Anne-Louis Girodet de Roussy-Trioson
 アンヌ=ルイ・ジロデ・ド・ルシー・トリオゾン
(1767-1824)の絵。

 "Atala au tombeau, dit aussi Funérailles d'Atala" Salon de 1808
 ・・・『アタラの埋葬』

 アタラとは、この女性の名で、左はインディアンのシャクタス、右は隠修士オブリー神父
 アメリカの一部族の物語で1801年に発行された小説『アタラ』の1シーン。

 フランスの政治家・作家のFrançois-René de Chateaubriand
 
フランソワ=ルネ・ド・シャトーブリアン(1768-1848) が書いたお話。

 洞窟入り口からの光が、ちょうどアタラを照らしてる。
 埋葬するために持ちあげた彼女の脚をぎゅっと抱きしめる姿に、
 こんなにも愛されていたんだなぁ・・・とキュンとなった。

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 その次のお気に入りは、Ary Scheffer アリ・シェフェール(1795-1858)の絵。

 "Les ombres de Francesca da Rimini
  et de Paolo Malatesta apparaissent à Dante et à Virgile"
1855
 ・・・『フランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊が
    ダンテとウェルギリウスの前に現れる』

 男女は、ダンテ『神曲』地獄編に登場する人物らしい。
 哀しい終わり方をする叶わぬ恋は今も昔も多いんだなぁ。

 この画家は、オランダ出身だということでビックリ。 両親どちらも画家。
 ドルドレヒトで生まれて、2歳の頃にデン・ハーグに引越。 
 その後、父親が皇帝ナポレオン・ボナパルトの宮廷画家を務めるためアムステルダムへ。
 父親の死後、一家はブリュッセルへ、その2年後、1811年にはパリへ・・・と転々。

 フランス絵画の大作の間を駆け足気味に抜け、今度はイタリア絵画

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 フィレンツェの画家 Baccio della Porta, dit FRA BARTOLOMEO (1473-1517)
 本名バッチョ・デッラ・ポルタ、通称フラ・バルトロメオの絵。
 "Minerve" vers 1490 ・・・『ミネルヴァ』

 透けるような足元の布や顔のある盾が気になって撮った。
 パッと見、ハイソックスにミニスカートのような服装。 
 ちょっぴりぽっこりしたお腹に、優しい顔・・・・ 

 ・・・兵士だけど女性なんだ、と解説プレートを見る。
 ミネルヴァはローマ神話の女神。 の顔はメドゥーサ

 ちなみにフラ修道士を意味するらしい。 そういえば、フラ・アンジェリコもそうだな。

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 たくさんの人が群がるモナ・リザの絵のある広間で、私が観ていたのは、
 Tiziano VECELLIO, dit TITIEN(1488/90-1576)
 ティツィアーノ・ヴェチェッリオ、別名ティティアンの絵。

 "Les Pèlerins d'Emmaüs" vers 1530 ・・・『エマオの巡礼者』

 描かれているのは、ルカによる福音書の24章13節~35節のお話らしい。 
 エマオというのは地名。 

 復活した日にキリストは、旅の途中の2人の弟子ルカとクレオパの前に現れ、
 一緒に歩き、話をした。 
 でもふたりはキリストだと気付かない。 
 夕方、食事を共にし、キリストが祈りを唱えてパンを裂いた時に、
 ふたりはキリストだと分かったけれど、もう姿がなかった・・・というあらすじのよう。 

 単なる宗教画と思うなかれ。 注目はテーブルにあり。

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 テーブルクロスの畳んだ跡の折り目も見事だけれど、細かい柄まで描き込んであるの。 

 写真は、上の緑の服を着た人が座る前あたり。 
 この模様が、テーブル全体を覆うクロスすべてに・・・と思うと、気が遠くなる。

 この絵の隣には同じ画家の作品が。

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 "La Vierge à l'Enfant avec sainte Catherine et un berger,
  dite La Vierge au lapin"
vers 1525-1530

 『聖母子と聖カタリナと羊飼い』
 日本では、短いタイトルのほうの『ウサギの聖母』と呼ばれているみたい。

 我が子を見つめる聖母と、髪を編んで飾りをつけ、ふんわりした服装の聖カタリナ
 可愛いウサギに、林檎や葡萄の入ったカゴ、植物・・・と、後ろの羊飼いにやっと気付く。

 ふたりの女性を中央に配置して描いてしまいそうだけど、
 あくまでも聖母が中心で、特別な存在なんだと気付かされる。

 ほんわかとした雰囲気の絵で、Kamoさんにも見せてあげたい、と撮ったもの。

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 そう、この日はKamoさん仕事日。

 でも、ひとりで絵を見たわけじゃなく、
 ルーヴル美術館の後もスケジュールがびっしりだった日。 
 その話はまた別の機会にでも。

 以前来た時のように開館から閉館までという訳にはいかなかったけれど、
 2時間半という短時間でも、美術作品を満喫。

 ルーブル美術館は飽きることなく、まだまだたっぷり楽しめそうだ。

 

 いいなと思う絵、どれかな?

おさがり、ってあった?


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HIROMI

有名な絵がたくさん。うらやましいなあ。すぐに見に行くことができるなんて。わたしは、「死ぬまでには一度はみてみたいものだ」っていうくらい遠い存在です。
by HIROMI (2012-08-31 22:13) 

カエル

模写がすごいなぁ。それに美術館でこれができることが更に素晴らしい。余裕のある鑑賞ができることが羨ましいです。
これからどんどん付け加えられていくんだろうけど、、、
私にはできない。
おさがり?
小さい頃一度だけ、泣きながら怒った事がある!
なんでおねえちゃんだけいつも買ってもらって私はいつもおさがりなの?ってね。笑
6歳も離れているのに、水着もお下がりで、泳いでいたら股の部分がすっかすかでこれには参っちゃって、お母さんに現状報告したら、笑ってごめんねって言われた!それで新しいの買ってもらった!今でも覚えている黄色地の小さな花柄模様の水着!今では笑い話!笑
by カエル (2012-09-01 00:47) 

めぎ

思えばドイツって、中古のものを買うことが多いので、うちのドイツ人の子どもは一人っ子なのにいつも中古のプレゼントをもらってましたわ。コンピューターゲームも、DVDも、ケータイも、自転車も。
by めぎ (2012-09-01 02:03) 

母ちゃん

次女の私はどうしてもお下がりが多かったですね~。色々ひがむ事も多かったかも・・・。


by 母ちゃん (2012-09-01 07:40) 

MOCOMOCO

私も昔ルーブルに行ったときは、教科書で見た絵がいくつもあって感動したことを思い出しました^^
いつもすごく混んでるイメージのルーブルだけど、それ程ギャラリーが多くなさそうな雰囲気ですね~。いいなあ、もう一度ゆったりと見に行きたいです。
私は3兄妹の真ん中なので、お下がりもあり、おニューもありでした♪
by MOCOMOCO (2012-09-01 08:33) 

yk2

シャセリオーは前回の「物語る手」の巻では、二人姉妹の肌はツルツルに美しい、いかにもアングルの弟子風の新古典主義様式だけど、今回のこちらはドラクロワに心移したロマン派的作品。いなちゃんはシャセリオーだとかアリ・シェフェールだとか、新古典主義とロマン派の中間を行くような画家が割合お好みみたいだね。

僕がルーヴルへ行った日は、丁度アングルの特別展が開催されていたので、大作の間からこれらの絵はごっそり持っていかれちゃって、全く展示されてなかったんだなぁ。当日は青カバ探索を最優先していた(^^;ので、企画展まで廻れる余裕も無く・・・(苦笑)。
by yk2 (2012-09-01 11:59) 

TaekoLovesParis

そうね、yk2さんのルーヴル訪問記・入口ピラミッド写真に、アングルのグランド・オダリスクのポスターがあって、なんで?って思ったら、特別展の広告だったんですよね。ルーヴルでの特別展だったら、きっと内容豊富で面白かったと思うけど、青カバに軍配が上がったのは、自明の理(笑)。

私もアリ・シェフェール、好きなんですよ。少し幻想がはいってる感じが
気に入ってます。「エマオの巡礼(晩餐)」は、いろいろな人が描いていますね。このティツィアーノのはいかにもイタリア的だし、レンブラントのは、
レンブラント色。フェルメールの贋作も評判になりましたね。テーブルクロスの折り目がみごとと思ったけど、この模様には脱帽!丹念な作業ですねー。グロは、ナポレオンの戦場での騎馬姿の絵がとてもリアルで堂々としていたのを覚えてます。こんな肖像画も描いていたんですね。

ジェリコーやダビッドの大きな絵は、写真に入れるのが大変だったでしょう。かなり後ろに下がってもはいらなそうです。
by TaekoLovesParis (2012-09-01 13:04) 

TaekoLovesParis

Inatimyさん、追加コメントです。
今、ヴェネツィアの記事をアップしました。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会の前、昔は、今のゴンドラのような船が行き交っていたのですね。服装もトルコ風だったりで面白いです。絵も大きく伸ばしてみると、いろいろな発見がありますね。
by TaekoLovesParis (2012-09-01 16:21) 

baby_pink

模写..素晴らしいですね~。。
日本ではなかなか見る事のできない光景ですよね.。
巻き菓子がおいしそうですね^^
私もシガール大好きで、内側がチョコレートでコーティング
されているものが好きです♪
どれも素晴らしく心が華やかになれますね^^



by baby_pink (2012-09-02 16:42) 

krause

やはり、改めてフランスとパリに行きたくなりました^^。
by krause (2012-09-02 18:46) 

miffy

ルーブルは大きな絵が多すぎて首は痛いし写真を撮るのも苦労しますよね。
何もかも大きいから細かい所までよく見えるのは良いですけどね。
ちょうど昨日「美の巨人たち」で「民衆を導く自由の女神」をやってました。

私は長女なのでお下がりはありませんでした。
妹もいつも一緒に新しいものを買ってもらっていたので、私のお下がりは母のお友達に貰われていってました。
by miffy (2012-09-02 21:36) 

noriko

Inatimyさんのフィルターを通すとルーヴルの喧噪が濾過されて、静謐な空間に一変するのですね^^
kamoさんのために、と撮った写真たちだからかな。
とっても素敵です♡
by noriko (2012-09-03 23:26) 

アールグレイ

ルーブル美術館のたくさんの絵画たち。
許せるのならゆっくりと、時間をかけて堪能したいところです。
Inatimyさんの記事で、楽しくいろいろな絵画を楽しめました^^
どうしてこんなに美しく写実的に描けるのか、感動です。
本物の芸術は、目の前にして、何とも言えないものがこみ上げてきますね。

by アールグレイ (2012-09-04 12:03) 

Inatimy

→皆さま 
『フランスのちイタリア、時々物語』のお話に、たくさんのnice! & コメントありがとうございます。 この夏の猛暑の頃、普段でも悪いネットの接続状態がさらに悪化し、たまにぶちぶちと途切れ使えなくなったりTVの映像も乱れるし、で散々。 我が家だけなのか、他もそうなのか、不明・・・。 涼しいくなった今、マシかも。

→HIROMIさま 
すぐに行ける場所にあっても、観光客が多いのを考えると、かなり気合を入れないと行けなくて、滅多に近寄ってなかったり(笑)。 もったいないかな。 オランダのゴッホミュージアムが改装に入るからか、ゴッホの絵も来るらしい♪ 

→カエルさま 
模写も撮影も可だしルーブル美術館、太っ腹♪ 模写は許可がいるのかもしれないけれど。
水着のおさがり話には、思わず笑みが。 そういえば私、水着だけは新しかったな、紺色のでムーミンのキャラがついてた(笑)。 花柄を選ばなかった母は私の好みを見抜いてたなぁ、ふふ。

→めぎさま 
ドイツは中古というより、なんだかアンティークものだというイメージが。 いいものは長く使うし。 めぎさん家のドイツ人さんは器用だから、中古の自転車でも何でもお手入れされて、いいプレゼントだったろうなぁ。 めぎさん自身は、おさがりあったのかしら・・・。 私、Kamoさんからのおさがりもありますよ・・・。

→母ちゃんさま 
すっかり子育てにも慣れが出てきちゃって、後に生まれた私って子供の頃の写真も少なかったですよ・・・。 いきなり、もう小学生なの?って感じのアルバムでした(笑)。

→MOCOMOCOさま 
この日は平日だったし開館時間の早いうちに入ったので、オランダ絵画やフランス絵画のエリアは案外すいてました。 でも。大作の間では、人が入らないように撮影するのが大変で(笑)。 お下がりもあり、おニューもあり・・・いいなぁ。 私も弟か妹がほしかったなぁ~。

→yk2さま 
シャセリオーの作品、制作年ではスザンナのほうが先で、2人姉妹のほうはその4年後。画家は新古典主義様式もロマン派作品もどちらも楽しむ姿勢だったのかな。なんとなく気になるから撮った絵ばかりで後で画家を知ったというのがほとんどですが、そうなのか、私の好みは中間なのか(笑)。 美術の教科書で覚えてるのは印象派の画家やダリ、ワイエスで、このあたりの画家のってほとんどなかったし、オランダではフランドル絵画ばかりだったから新鮮でもあり。 ふふ、アングル特別展 < 青カバLOVEとは♪

→TaekoLovesParisさま 
私もさっきのぞいてきました、yk2さんのルーヴル訪問記。 確かにグランド・オダリスクのポスターが(笑)。 「エマオの巡礼(晩餐)」他の画家のも探して見てみたら、カラヴァッジョのは、キリストがむっちり(笑)。 ヴェロネーゼのは、人数が多くて集合写真みたいだし。 画家によって、テーブルも円か四角か、卓上の品数、テーブルクロスなど違ってくるの面白いですね~。 ジェリコーやダビッドの大きな絵は、人が入らないように、さらに照明でテカラないように撮るのが大変でした・・・。 そうそう、秋からカナレットの展覧会があるんですよ♪ 素晴らしいタイミング(笑)。

→baby_pinkさま 
内側がチョコのコーティングのシガール、私も好きです~。 絵画や本の挿絵に出てくるお菓子って、ついつい目が行きますよね。 味を想像したりして。 絵画に詳しくない私は、いつもあとで調べて復習・・・。

→krauseさま 
いつも欧州に来られてもお仕事で忙しいですものね~。 のんびりと回って見られる旅で、フランス各地を歩くのもよさそうですよね♪ 食べ歩き♪ 私もパリから出てないので・・・。

→miffyさま 
そう、大きな絵があるということは、その分天井が高いので、上のほうにかかってる絵とかよく分からなくって(笑)。 首も腰も痛くなる絵画鑑賞なので、椅子での休憩もないとぐったり・・・。 長女でも妹でも、おさがりのないのが、うらやましいなぁ。 




ルーブルは大きな絵が多すぎて首は痛いし写真を撮るのも苦労しますよね。
何もかも大きいから細かい所までよく見えるのは良いですけどね。
ちょうど昨日「美の巨人たち」で「民衆を導く自由の女神」をやってました。

→norikoさま 
ルーブル美術館は本当にスゴイ人だよねぇ・・・。 毎日1万人以上という規模で来てるのかしらねぇ。 気合いいれないと、なかなか行けない場所だわ~。

→アールグレイさま 
開館から閉館までずっといても全部見切れなかった規模なので、できれば1週間ほど通いたいくらいですねぇ。 このフランスの大作の間で見たのはこれだけじゃなく、他にもたくさんあったんですよ。 圧倒される数を駆け足で回りました~。
by Inatimy (2012-09-04 20:33) 

amaguri

ル-ブル、オルセ-と何度も足をはこび巨匠の描いた絵画を前にするたびに数百年の時を超えて感動を与えてくれるその方々に感謝と畏敬の念を憶えます。ジヴエルニ-村のモネの散歩道やその庭、は私達に安らぎを、そしてゴッホの住んでいた食堂の二階の狭い部屋を見た時は彼の苦しみを、自殺なのか他殺なのかいまだに判らない彼の悲しい死を今もこうして地球の片隅で考えている変な私。画家の人々に与える影響は凄いと思います。私は画家を愛するだけの絵画にはズブの素人ですので、Itatimyさんの絵画の説明には目をうばわれました。
by amaguri (2012-09-11 22:59) 

Inatimy

→amaguri さま 
私は画家についても絵についてもよく知らず。 知らないから後であれこれ検索して調べて、そうだったのか~と、ブログをメモ代わりに(笑)。 音声ガイドを聞きながら絵を観るなんて一度に両方も器用にできないので借りず。 ただただ自分が気になる絵の前で、気になる部分に注目するだけなんですよねぇ・・・。 しかも、フランス語や英語の解説はよくわからないので撮影可のものは撮って、後で辞書引きながら読むという・・・。 
by Inatimy (2012-09-13 18:09) 

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